今月の
特集
2024.1.1
声をかけよう
いろんな場で人に声をかけ、明るく、元気になる仲間づくりをしている青年たちのエピソードを紹介します。
人を思って、自分の思いを伝える【Yさん 30代・男性】
学生時代から人間関係で散々嫌な思いをしてきて、人と関わるのがずっと怖かった私。仕事もうまくいかずどん底だったとき、地元の幼なじみのMくんから霊友会に誘われました。ドキドキしながら一緒に参加した初めての弥勒山セミナーで、会う人会う人が、初対面とは思えないほど気さくに話しかけてくれたんです。自分の話を親身になって聞いてもらうなんて初めての経験で……。人と話をすることが本当に楽しくて、元気と勇気をもらった弥勒山でした。
その後もつどいや弥勒山に参加して、たくさんの人と出会いました。少しずつですが、人と関わることが楽しくなっていったんです。それまで両親にさえ、自分の思いをちゃんと伝えることが苦手だった私でしたが、自分の家族にも霊友会をやってほしいという思いを伝えることもできました。
あるとき、東京で働いている妹が実家に帰省し、久しぶりにじっくり話す機会がありました。仕事の人間関係がうまくいかず、しんどかった話。関東で大きな災害があるたび、不安になったこと。初めて聞く話ばかりでした。一人暮らしで、いろんな思いを抱えながらずっと頑張っていたのに、私はまったく気づいていなかった。本当に申し訳なかったと思いました。
何か力になれたらと、私はこれまで霊友会で体験してきたことを伝えました。すると妹は入会。昨年、弥勒山に一緒に参加することができました。かなり緊張していましたが、霊友会の仲間が温かく接してくれたおかげで安心できた様子。みんなの輪の中に入って楽しく話している妹の姿を見て、本当にうれしかったです。
私が変われたのも、家族に思いを伝えられたのも、決して自分の力ではなく、Mくんや支部長をはじめ、霊友会の仲間や先輩たちが支えてくれたからだと感じています。最近は、友達にも霊友会の教えを伝えるようになりました。まだまだ、自分の言葉で伝えるのに勇気の要る私ですが、自分のためではなく、人を思って行動できるように、これからもっと変わっていきたいです。
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
声をかけるって面白い!【Kさん 20代・女性】
私の職場に3歳年下の男性が転職して来て約1カ月。職場ではとても明るく元気にふるまうのに、どこか寂し気な彼のことがなんとなく気になりました。霊友会の先祖供養のことを知ったら彼はどういう反応をするんだろう。それほど親しい間柄ではなかったけど、軽い気持ちで声をかけたんです。
いざ話をしてみると、彼はとても話し好きなタイプ。自分のことをたくさん話してくれました。体が弱く、体力を使わない事務職を希望して今の職場を選んだこと。大切な人を亡くした過去があって今でも悲しみが癒えないこと。こちらが教えを伝えようと思っていたのに、気づけばほとんど彼が話をしていました。最後に私が「先祖供養をしているのだけれど、一緒にやってみない?」と言うと、「やってみます」と彼は入会、仲を深めることができて、良い時間を過ごすことができました。
もし、知り合って1カ月で、まだ相手のことをあまり知らないからと声をかけていなかったら、こんなにも彼のことを知ることはできなかった。今まで導きの声をかけるとき、いつも尻込みしてしまっていた私だけど、声をかけるってこんなに面白いだって驚きました。
彼が心から笑えるようになるまで支えたい。次の弥勒山には必ず一緒に参加します。
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
SNSがつないだ彼女との縁 【Tさん 30代・女性】
高校時代の友人A が、ずっと目標だったソムリエ(※)の資格をとったと知ったのはSNS を通じてでした。ソムリエ試験の合格率は28.8%(2017 ~ 2022 年の平均)と決して簡単ではありません。彼女とはもう10年以上会っていなかったんですが、自分が携わるイベントを開催するとのこと。昨年末、祝福の気持ちをこめて足を運ぶことにしました。
会場で会った彼女はとても輝いて見えました。久しぶりの再会にも関わらず、すごく盛り上がって、イベントが終わった後に食事に行くことになったんです。ところが2人になると、さっきまでの彼女とは違って、どこか元気がない様子。気になって聞いてみると、一緒に住んでいた祖父が一か月前に亡くなったとのことでした。「おじいちゃんにあんなに良くしてもらったのに、私はなんにもしてあげられなかった」と後悔している彼女。思わず霊友会のことを伝えたところ「供養になるのなら」と入会しました。
それ以来、月に1回以上会うようにしています。一緒にお経をあげた後、「こんな感謝の伝え方があるんだね」と笑顔で言う彼女を見て、疎遠になっていたけど、こうやってまた関わりが持てて本当に良かったなと感じました。もっといろんな人に声をかけて一緒に元気になっていきたいです。
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
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