今月の
特集

2023.2.1

声をかけよう

いろんな場で人に声をかけ、明るく、元気になる仲間づくりをしている青年たちのエピソードを紹介します。

  1. ■Episode①—幸せになってもらいたいから、絶対にあきらめない【Kさん 20代・男性】
    ぼくが付き合っているAさんはシングルマザーで、幼いお子さんがいます。続きを読む
  2. ■Episode②— 人知れず悩んでいる人が身近にいる【Kさん 20代・女性】
    霊友会をやっている家庭で育った私は、幼い頃からつどいに参加する中で人と関わることに積極的な自分になっていきました。…続きを読む
  3. ■Episode③—どんなふうに思われてもいい。友達のために行動したい。【Nさん 高校生・女子】
    中学のときに仲がよかったCちゃん。最近、彼女が「不登校になった」とSNSに投稿していました。…続きを読む

幸せになってもらいたいから、絶対にあきらめない【Kさん 20代・男性】

ぼくが付き合っているAさんはシングルマザーで、幼いお子さんがいます。3人でよく遊びにいくのですが、お子さんはいつも心から笑えていないような、どこか寂しそうな表情。何だか昔の自分を見ているようでした。

ぼくも小学校高学年の頃に両親が離婚し、父と暮らすように。母がいない寂しさ、厳しい父への反発心から親に反抗し、何度も迷惑をかけていました。そんなぼくも、お経をあげ、つどいでいろんな境遇の人と接していくうちに、少しずつ変わってきました。心から両親に感謝できるようになり、将来のことを考えられるようになったんです。今、医療従事者として人の役に立つ仕事ができて、毎日が充実しています。

Aさん親子にも幸せになってほしいから、霊友会の教えを伝えよう。そう心に決めて、彼女と会ったときに声をかけました。「宗教にあまりいい印象はもっていない」と言うAさん。でも、ここであきらめたらダメだ。自分を奮い立たせて、「一度つどいに来てほしい」と、地元のつどいに誘いました。

最初は緊張していたAさんでしたが、支部の仲間が気さくにAさんに話しかけてくれて、少しずつ笑顔に……。つどいの最後には、自分から話もしてくれたんです。

「楽しかった」。帰りの車内でそう言ってくれたAさんに、もう一度「一緒に霊友会をやろう」と伝えました。Aさんは「いいよ」と入会。先日、Aさん宅に総戒名を納めてきました。Aさん親子の幸せを願って、これからはつどいを開き、もっと深く関わっていきます。

写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。