今月の
特集

2023.3.1

青年部決起のつどい in 弥勒山

  1. ■Episode①—「一緒に変わっていきたいから」。その気持ちを初めて伝えたとき–【Tさん 埼玉県・20代・女性】
    自分のことよりもあの子のことを優先したい―。続きを読む
  2. ■Episode②— 「話を聞いてくれてありがとう」。そのひと言で変わり始めた【Fさん 三重県・30代・女性】
    同僚のAさんは、ご主人との不仲や子育ての苦労に以前から悩んでいた3児のママ。…続きを読む
  3. ■Episode③—友達を笑顔にしたい。初めてそう思った【Oさん 京都府・10代・男性】
    ぼくのまわりには、家庭環境が複雑で、つらい思いをしている友達がたくさんいます。…続きを読む

「一緒に変わっていきたいから」。その気持ちを初めて伝えたとき―【Tさん 埼玉県・20代・女性】

自分のことよりもあの子のことを優先したい―。「決起のつどい」の2日前に初めて友達を導いて以来、これまで感じたことのない思いが今、湧いてきています。

その会員は高校時代からの友達で、高校卒業後、私は大学に進学し、彼女は就職。進路が別れた後も、月に1度は会って近況報告をし合う仲でした。そんな彼女が去年、メンタルのバランスを崩し、休職をしてしまったんです。私はすごく心配になり、声をかけようとは思ったんですが……。宗教の話をしたことで自分がどう見られるのか気になって、「一緒にやろう」のひと言が出ません。大学4年生で勉強や就職活動で忙しかったこともあり、いつの間にか声をかけようという気持ちすら薄くなっていきました。

そんな私の背中を押してくれたのが支部の先輩Sさん。「あきらめずに最後まで頑張ろう」と何回もメッセージをくれました。「決起のつどい」まで数日。思い切って彼女に連絡をし、「一緒に幸せになりたい、変わっていきたいから霊友会をやろう」と話したんです。彼女は「そこまで思ってくれるならやるよ」と入会しました。

下山後、彼女と一緒に霊友会をやれることが本当に楽しみ。どんな些細なことでも話を聞きたい、つながっていたいって思います。人を思いやる気持ちが欠けていた自分を改め、次の弥勒山には2 人で参加します。

写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。

「話を聞いてくれてありがとう」。そのひと言で変わり始めた【Fさん 三重県・30代・女性】

同僚のAさんは、ご主人との不仲や子育ての苦労に以前から悩んでいた3児のママ。私は思い切って何度か彼女に霊友会の教えを伝えましたが、いつもやんわりと断られていました。

昨年の10月、Aさんと久しぶりにゆっくり話す機会がありました。そこで、数日前に親戚が亡くなったことを聞かされたんです。ひどく落ち込んでいる様子の彼女。何とか力になりたい。元気になってほしい。そう思い、もう一度、「一緒に霊友会をやろう」と声をかけました。するとAさんは、「亡くなった親戚の供養ができるならやりたい」と入会。そして、「話を聞いてくれてありがとう。気持ちが楽になった」と言ってくれました。

少しずつ前向きになっていったAさん。ご主人や、何かと衝突しがちだった長女に対して、落ち着いて相手の話を聞けるようになったそうです。そんな彼女の姿が家庭内の空気を変えたのでしょうか。「何もしたくないと無気力だった長男が、自分の意見をはっきり言うようになった」とうれしそうに話してくれたんです。「まだ分からないことが多いけど、いい教えだと思う」とAさん。その後、ご家族も入会しました。

私は今まで、のほほんと幸せな人生を送ってきたタイプです。でもそれは、悩みを聞いてくれる霊友会の仲間や家族、壁にぶつかったとき、道筋を示してくれた支部長がいたからなんだなと、Aさんから教えてもらいました。

今回の弥勒山で、同じ支部の学生の女の子が勇気を出して手を挙げ、みんなの前で発表していました。その姿に、私も負けていられないと。実は、Aさんのママ友にも子どものことで悩んでいる人がいるのですが、その人にも教えを絶対に伝えよう、一緒につどいをしようと、あらためて決意しました。これからもAさんと力を合わせ、人を支えられる自分になっていきます。

写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。

友達を笑顔にしたい。初めてそう思った【Oさん 京都府・10代・男性】

ぼくのまわりには、家庭環境が複雑で、つらい思いをしている友達がたくさんいます。「お母さんがお父さんから暴力を受けてるんだ。毎日すごく怖い」「母親が外で遊んでばっかりで、家の中がもうめちゃくちゃ」……。

そんな彼らが家に遊びに来たとき、ぼくの母はいつも「おかえり!」と家族のように接し、とことん話を聞いてあげるんです。なんでそんなことするんだろうと、最初は疑問でした。でも、ぼくの友達だけじゃなく、毎日のように会員の悩みを聞いて寄り添っている母の姿を見ていたら、あるときハッと気がついたんです。母はいつも目の前の人に幸せになってほしいと思って行動しているんだって。

それに比べて、ぼくは自分さえ良ければいい、という思いがどこかにありました。ぼくの友達なのに、悩みは母に聞いてもらうばかりで、自分は軽く受け流してきた。ぼくも母のように、人を思える人になりたい。友達を笑顔にしたい。そう思いました。そして今年の1月、家に来た友達みんなに勇気を出して「弥勒山っていう、めっちゃ元気になれる場所があるんだ。一緒に行こう!」と声をかけたんです。そうしたら「Oが言うなら行ってみたい」と何人も言ってくれました。4月の弥勒山には、8人の仲間と参加する予定です!

もう、寂しい思いはさせない! 一緒に幸せになれるようにこれからも頑張ります。

写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。