今月の
特集

2024.5.1

第36回 妙一会どんなもんだぃコンクール入賞作品発表

募集テーマ 笑顔になれること

子どもたちの自由な発想と豊かな感性を育もうと始まった「妙一会どんなもんだぃコンクール」。

第36回となる今年は、「笑顔になれること」をテーマに223作品(502人)の応募がありました。

ここでは、そんな子どもたちの一生懸命が込められた作品の中から選ばれた、大賞と金賞を紹介します。

  1. 個人作品大賞 「ベルーナドーム」続きを読む
  2. グループ作品大賞「笑顔になるおせち」続きを読む
  3. 作文部門金賞「ぼくのいもうと」続きを読む
  4. 絵画部門金賞 「家族でキャンプ」続きを読む
  5. 習字部門金賞「広がる夢」続きを読む
  6. 川柳部門金賞「世界」続きを読む
  7. 工作・手芸部門金賞「ダンボールのサッカーゲーム」続きを読む

個人作品大賞 「ベルーナドーム」


F.Y 東京都 小学3年生 第八支部

受賞者インタビュー!

|   いつかここでプレーしたい! その気持ちでがんばれた

ぼくは野球が大好きです。小さいころから、お父さんといっしょにプロ野球の試合を観にベルーナドームに何度も行っています。プロの選手はとてもかっこよくて、ぼくもあんなふうになりたいなと思って、小学1年生から野球を始めました。

この作品は、お父さんといっしょに行ったベルーナドームを思い出しながら、分からないところはインターネットで写真を調べて、夏休みを使ってコツコツ作りました。カッターで紙を切って小さいパーツを作ったり、組み立てる作業は大変でした。でも、いつかぼくもここでプレーしたいって思ったらワクワクしてきて、最後までがんばることができました。

作品を見た人から「すごいね!」と言ってもらって、自信がつきました。学校でも何か賞をもらえるくらい、いろんなことにチャレンジしようと思います。そして、これからも大好きな野球をがんばります!

◆父親のHさんからひと言

作品作りが大変で、途中で投げ出してしまわないかと、最初は心配していました。でも、細かい作業をやり遂げ、作品が出来上がるにつれて笑顔が増えていった息子。こんなに集中力や持続力があったんだと、新たな一面に気がつきました。失敗したっていい。やってみる。「どんコン」を通して、大人にとっても大事なことを息子から教えられた気がします。これからも子どもと一緒に、いろんなことに挑戦していきます。

グループ作品大賞「笑顔になるおせち」


ゆうかとみか♡ (伊﨑 未華6歳 伊﨑 夕夏 小学2年生 愛知県 第十四支部 )

受賞者インタビュー!

 大好きなパパとママに、2人からのプレゼント!

夕夏 いつも家族のためにお仕事をがんばってくれているパパ。毎年、お正月はいそがしくて、いっしょに過ごしたことがありませんでした。今年は家族みんなでお正月を過ごすことができて、とてもうれしかったです。

みんなでいっしょにおせち料理の意味を調べながら食べていると、楽しくて、あっというまにからっぽ。大好きなパパとママに、もっとおせち料理を食べさせてあげたい!  そう思って、未華といっしょにがんばって作りました。エビが1番の自信作です。

未華 私はたまごのおすしが1番うまくできました。ほかにも、いくらや黒豆を作りました。

夕夏 できあがったおせちを見て、パパもママもすごく喜んでくれたし、大賞をもらえてとてもうれしかったです。

3年生になったら学級委員にチャレンジしたいです。

未華 私は小学生になるので、勉強をがんばりたいです。

◆母親のいく子さんからひと言

いつも仲良く工作をしている2人。協力しながら楽しそうに作品を作っている様子がとてもほほえましく、なにより2人の気持ちがうれしかったです。

釈迦殿妙一会お花まつりでの授賞式では、緊張しやすい未華がリハーサルで言葉を出せず……。でも、夕夏が「ママもお姉ちゃんもついてるから大丈夫だよ」と未華を励ましてくれて、本番では大勢の人を前にしても、きちんと発表できたんです。作品づくりを通して、夕夏の妹を思いやる心、未華の挑戦しようと頑張る気持ちが育まれたんだと感じました。これからも親子で妙一会活動に取り組んで、ともに成長していきたいです。

作文部門金賞「ぼくのいもうと」


S.K 神奈川県 小学1年生 第十二支部

「ぼくのいもうと」

ぼくのいもうとは、さきちゃん。まだ、あかちゃん。

あかちゃんがうまれるとおとうさんにおしえてもらったとき、いやだった。

「いやだ」。

だから、ばあばのいえにいた。ずっとおとまりした。

はじめてあったときは、いやじゃなかった。はずかしかった。

「さきちゃん」。

とよんでみた。さきちゃんは、めをつぶっていた。

いまは、さきちゃんは、ぼくが大すき。ぼくもさきちゃんが大すき。

おもちゃをとられそうになるので、こまっている。

「だめ」。

といっている。

これからは、いっしょにいっぱいあそびたいな。

さきちゃん、あそぼ。

 

作者からひと言

かわいいさきちゃんのことを書いた。

保護者からひと言

だんだんかわいくなってきた妹との関わりの一部を書きました。

絵画部門金賞 「家族でキャンプ」


砂子 美優 中華人民共和国 小学3年生 第九支部

作者からひと言

お父さんお母さんといつかいっしょにキャンプに行くのが夢です。

保護者からひと言

憧れのキャンプの様子を思い浮かべてよく描けていると思います。

近所のネコも一緒に連れて行きたいとのこと。

習字部門金賞「広がる夢」


伊藤 悠高 埼玉県小学5年生 第六支部

作者からひと言

字と字のバランスに気をつけて大きさを調整したりしました。しょうらいのことを考えながら書きました。しょうらいは先生になって、みんなを笑顔にしたいです。

保護者からひと言

作品を仕上げるために毎日練習し、真面目に取り組んでいました。これからいろいろな夢を描いて、実現に向けてがんばってほしいと思っています。

川柳部門金賞「世界」


森 寿紀 広島県 小学6年生 第十三支部

作者からひと言

世界で苦しんでいる人たちも初日の出を見て笑顔になってほしいと思い書きました。

保護者からひと言

戦争や災害で苦しい辛い思いをしている人々、特に1月1日、初日の出を見て笑顔になった人々が、その数時間後に地震で命を落としてしまうニュースを見て、この川柳を考えたようです。命についてや、世の中何が起こるか分からないことなど新年からいろいろと話しました。5・7・5と指を折りながら、3句つくり、その中から選びました。

工作・手芸部門金賞「ダンボールのサッカーゲーム」


上野 洋葵 京都府 小学2年生 第二十四支部

作者からひと言

楽しくあそべるスポーツにしました

保護者からひと言

ボール遊びが好きな息子は、その中でもサッカーが好きで学校の休み時間でもしているようです。ゴールのネットを描いたり、地面の緑を折り紙で貼ったりと工夫していました。人を描くのは苦手で途中「疲れた~」と言っていましたが、完成すると楽しそうに遊んでいました。