今月の
特集

2022.12.29

声をかけよう

様々な場面で人に声をかけ、明るく、元気になる仲間づくりをしている青年たちのエピソードを紹介します。

  1. ■Episode①—大好きな仲間に会ってもらいたい【Sさん 高校生・女性
    高校のクラスメートに、友達関係をうまくつくれず、いつもひとりぼっちの子がいました。続きを読む
  2. ■Episode②— どんなにしんどくても、人と関わると元気になれるんだ【Mさん 10代・女性
    昨年9月、私に病気が見つかりました。これから私はどうなるんだろう。どうやって治療していくんだろう。…続きを読む
  3. ■Episode③—ヤンチャしていた俺たちだけど、これからは一緒に社会貢献したい【Tさん 20代・男性
    先日、地元の友達と集まる機会がありました。みんな、学生時代に親に反発し、ヤンチャしていた仲間です…続きを読む

大好きな仲間に会ってもらいたい【Sさん 高校生・女性】

高校のクラスメートに、友達関係をうまくつくれず、いつもひとりぼっちの子がいました。気になって話しかけると、うれしそうに笑ってくれて……。私もうれしくなって頻繁に話をするようになり、いつしか悩みを聞かせてくれるようになったんです。志望校に進学できるのか不安で仕方がないこと。不安を紛らわせるために、自分の身体を傷つけていること。そんな彼女の話を聞くうちに、もう自分を傷つけてほしくない。力になりたいと思いました。

私は幼い頃から支部のつどいや行事に参加しています。キャンプやバーベキューなどいろんなつどいがあって、同年代だけでなく年上の人たちとふれ合えるからすごく楽しい。それに、支部のみんなとは家族みたいなつながりができて、うれしいことも、悲しいことも分かち合って一緒に前に進める。こんな場所、他にないと思うんです。そのクラスメートに何が何でも支部の仲間とふれ合ってもらって、前向きになってもらいたい。そんな気持ちが強くなっていきました。

霊友会の話をして、「一緒にやろう」と話すと、「もうちょっと話を聞いてみたい」と彼女。今度、支部のつどいに一緒に参加することになりました。彼女がもっと笑顔になってくれるように、これからも寄り添っていきます。

写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。

どんなにしんどくても、人と関わると元気になれるんだ【Mさん 10代・女性】

昨年9月、私に病気が見つかりました。これから私はどうなるんだろう。どうやって治療していくんだろう。自分のことで精いっぱいで、だんだん人と連絡をとらなくなっていきました。

昨年末、先輩に誘われて渋々参加したつどいで、みんなで話し合いながら1年を振り返りました。私は自分のことばかり考えていたな。このままでいいのかな。そう考えたときに思い浮かんだのが会員のAさん。4年前に導き、趣味が合うのでずっと仲良くしていたのですが、彼女とも連絡をとっていませんでした。今、どうしているんだろう。気になって、つどいの後にAさんに連絡したんです。2週間後、Aさんから返事がありました。「連絡できなくてごめんね」とお互いに謝り、近況を報告し合うと、Aさんは「あなたの病気が良くなるように、私も力になりたい」と。涙が出るぐらいうれしかったです。

どんなにしんどくても、人との関わりの中で元気になれる。自分のことだけを考えずに、どんなときも人を思って動くことが大事だと、Aさんのおかげで気づかされました。周りには、両親が離婚している友達と、コロナ禍でおじいさんを亡くした友達がいます。2人の力になりたくて、勇気を出して霊友会の話をしました。そのときは断られたけど、先日、私が弥勒山セミナーに参加する前には「帰ってきたら感想聞かせて」と言ってくれました。Aさんや友達、みんなで幸せになれるように、関わり続けていきたいです。

写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。

ヤンチャしていた俺たちだけど、これからは一緒に社会貢献したい【Tさん 20代・男性】

先日、地元の友達と集まる機会がありました。みんな、学生時代に親に反発し、ヤンチャしていた仲間です。久しぶりに会った友達を見たとき、みんなに霊友会をやってほしいと思いました。それはなぜかと言うと―。

私は数年前、周りに迷惑をかけてきた自分を改めたいと思い、霊友会の活動に真剣に取り組むようになりました。つどいや弥勒山に参加して目にしたのが、真剣に人を思い、社会に貢献したいと話している青年の姿。俺もあんなふうになりたいと、お経をあげ、身近な人に霊友会の教えを伝え、仲間と一緒につどいを開いてきました。人の役に立てるように、できることから取り組んでいる今の方が以前の何倍も楽しい。この感動を地元のみんなにも伝えたくなったんです。

急に宗教の話をして場の空気を壊さないかな。聞いてくれないかもしれない……。迷いましたが、やっぱりどうしても伝えたくて、思いきってその場にいた全員に霊友会の話をしました。「悪いことをしてきた俺たちだけど、これからは一緒に世の中に貢献したい」。そう話すと、7人の友達が興味を持ってくれて、後日、地元のつどいに参加。あらためて霊友会のことを詳しく話すと、「確かにTは変わったから、すごいと思う。それだけ言うなら入るよ」と、2人が入会したんです。今、一緒にお経をあげたり、つどいに参加して活動しています。

迷わずに自分の気持ちを伝えて、本当に良かった。まだ入会していない友達にもまた声をかけて、人の役に立つ仲間の輪を広げていきたいです。

写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。