今月の
特集

2024.5.1

弥勒山にTAS(タス)+
春の学生班・入部式編

今、霊友会青年部は「とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)-TAS+」を合言葉に、それぞれの地元でまわりの人と関わっている。気になるあの人を誘って弥勒山に参加した青年の実感をお届けするこのコーナー。今回は春の学生班・青年部入部式編として、2組の中高生たちの喜びを紹介する。

  1. INTERVIEW.01―Hさんは小学校5年生から同じクラスで、仲良し4人組のうちの1人。続きを読む
  2. INTERVIEW.02―今回誘った3人は、みんな近所の幼なじみ。続きを読む

INTERVIEW01

3月23日~24日第八支部青年部弥勒山修行(学生班・青年部入部式)より


千葉県 中学1年生 M.Yさん  千葉県 中学1年生 H.Mさん(初参加)

|   今年から青年部の仲良し2人。ケンカもしたけど、一緒に弥勒山に来れました!

M Hさんは小学校5年生から同じクラスで、仲良し4人組のうちの1人。今回の弥勒山に一緒に参加することになったきっかけは昨年の春頃、家に遊びにきたHさんがお母さんがお経をあげている姿を見て、「私もやってみたい」と言ったことです。そんなことを言う友達は初めてだったからすごくビックリしました。

 「何をしているんだろう?」と思ってMさんに聞くと、「お経だよ」との返事。よく分からないけど、仲のいい友達がやっていることだし、気になったことはなんでも試してみたい性格なので、私もやってみたいと言ったんです。それで、MさんとMさんのお母さんと一緒にお経をあげてみると、つっかえつっかえだったけど、なんだか楽しいし、不思議と明るい気持ちになれたんです。それから、Mさんの家に行ったときは、Mさんと一緒にお経をあげるようになりました。

M その後、Hさんとどんどん仲良くなっていって、うちにたびたび泊まるようになりました。その中で、お母さんの勧めもあって、Hさんを支部の関東地域のつどいや釈迦殿に誘って、一緒に参加するようになりました。友達と一緒だと、いつもよりもっと楽しい! Hさんとは何でも話せる仲だから、霊友会のことももっと分かってほしい。そう思って、3月のはじめに「弥勒山にも一緒に行こう」と声をかけたんです。

 弥勒山がどういう場所なのかはよく分からなかったけど、Mさんが一緒だし、「行きたい」って返事しました。

M 私のお母さんからHさんのお母さんに連絡すると、前からうちに何度も泊まっていたこともあって、OKしてくれました。Hさんの参加が決まるとお母さんから「無事に弥勒山に行けるようにもっとお経を頑張ろう」って言われて、弥勒山に行くまでに青経巻7巻という目標を2人で決めました。

でもある日、急にHさんが怒って口を利かなくなっちゃったんです。なんで怒っているか分からなくて、一緒に弥勒山に行けなくなったらどうしようとすごく焦りました。すぐにお母さんに相談すると、「お経をあげて気持ちを落ち着けて、明日ちゃんと謝ろう。きっと大丈夫だよ」と元気づけてくれて、一生懸命お経をあげました。次の日、学校に行くときにHさんの家に寄って「ごめんね」と謝ると、Hさんは怒っていた理由を話してくれました。

 毎朝、私がMさんの家に寄って一緒に登校していたんですけど、その日はMさんが早く学校に行く用事があったみたいで、家にいなかったんです。いつもは私が呼びに行かないと怒るくせに、自分は何も言わないで先に行くなんて、それなら私もめっちゃ怒ってやる!って決めたんです。

M 実はそれまで、Hさんはちょっと自分勝手なところがあるから、お経をあげて変わってほしいなって思っていました。でも、Hさんが怒った理由を聞いて、私こそ自分勝手だったなって反省しました。お互いに思っていたことを話せて、仲直りできて、無事に弥勒山に来ることができました。

 初めての弥勒山は、Mさんのお父さんとお母さんからも「すごく良いところだよ」って聞いていたので、どんなところなんだろうとワクワクして来ました。普段は地元の人としか接する機会がないけど、ここでは関西の友達ができたのがうれしかったです。友達との1泊2日の旅行みたいな感じで楽しかったし、ほかの友達にも来てほしいと思いました。

M 青年部として初めての弥勒山に、初めて友達と一緒に参加できて、妙一会の頃から何回も来ているのに、今回はすごく新鮮でした。Hさんも楽しんでくれて、本当に良かったです。弥勒山に来る前、私の家で一緒にお経をあげてくれたほかの友達がいます。次、弥勒山に行くときは、その子も誘って3人で参加したいです。


青年部入部生を代表して記念植樹の目録を贈呈するMさん

 


REPORT

|   新たなステージへ、弥勒山からの飛躍!

『素直な心と大きな志をもって、さらなる飛躍への挑戦!!』のテーマで開催された今回の弥勒山。真新しい制服に身を包んだ青年部入部生をはじめ、この春から新たなステージを迎える学生たちが参加した。

初めて弥勒山に参加した長崎県の新中学3年生の男子は、こう話す。「今年の1月、親せきが『弥勒山っていうのがあるんだけど……』と声をかけてくれました。話を聞いて興味がわいたので、思い切って参加することにしたんです。いろんな地域から参加した同年代の人たちと話す中で、みんな進学や将来のことを真剣に考えて頑張っているんだな。ぼくも頑張らなきゃ! と刺激を受けました。まだ将来の夢を探している最中ですが、まずは志望校合格に向けて勉強を頑張ることから始めます」。


弥勒山で出会う仲間は一生モノ!

INTERVIEW02

3月30日~31日「青年の弥勒山春のセミナー(学生班・青年部入部式)」(各支部合同)より


和歌山県 高校2年生 (写真左から)新谷玲水さん 上田蒼月さん(初参加)屋野凌駕さん(初参加)峰陽基さん(初参加)

|   「絶対に後悔させないから」

新谷 今回誘った3人は、みんな近所の幼なじみ。凌駕と陽基は保育所から、蒼月とは小学校からの付き合いです。別々の高校に行ってからも3人とは連絡を取ったり、ときどき遊んだりしていました。

全国に友達ができて、いろんなことを学べる弥勒山に、みんなにも来てほしい。そう思って初めに陽基と蒼月に声をかけたんですけど、断られてしまいました。

 静岡って遠いし(笑)。

上田 何をするかよく分からないし(笑)。

新谷 落ち込んでいたときに、ちょうど今回の弥勒山に向けた運営者の研修会があったんです。そこで同じ運営者の仲間たちが、友達のことを本気で思って声をかけたり、寄り添っている話を聞いてめちゃめちゃ刺激をもらって。私は1回断られたくらいで落ち込んで、本当に相手のことを思えてたんかなって。3人とも、元々明るくて楽しいけど、弥勒山に来てもっと元気になってほしいし、絶対楽しんでくれるはず。そう思って、研修会の帰りに思いきってLINEしました。「絶対に後悔させないから、弥勒山に来てほしい」って。

 そこまで言ってくれるなら、よっぽど楽しい場所なんやろうなと。親にもOKをもらって、参加することになりました。

新谷 うれしくて、まだ声をかけてなかった凌駕もすぐに誘いました。最初は断られたけど、母と一緒に凌駕の家に行って一生懸命説明したら、凌駕のご両親も了承してくれたんです。

3人が無事に参加できるように。弥勒山を楽しんでくれるように。毎日、青経巻と弥勒経を一生懸命あげました。そして当日を迎えることができたんです。

屋野 初めて参加してみて、いろんな人と話せてめちゃめちゃ楽しかったです!

みんなノリが良くて最高やし、真剣にやるときはビシッとしていて、メリハリがすごいなと思いました。そういうところは見習っていきたいです。

上田 他県の人と話したり、普段、学校や地元だったらあまり絡まないような自分とは違うタイプの人と関わったり、すごくいい経験になったと思います。

こういうところに送り出してくれた親には感謝を伝えようと思いました。

 初対面の人ばかりで不安もあったけど、みんな優しくて、話しやすい人たちで安心しました。誘ってくれた玲水ちゃんだけじゃなく、ぼくも送り出してくれた親に感謝したいです。

また弥勒山に来たい。ぼくは今年中に彼女をつくるのが目標なので、次は彼女をつくって連れて来ます!

新谷 3人とも楽しかったと言ってくれて本当にうれしい。いろんな人とふれ合って、たくさんのことを感じられて、弥勒山ってやっぱりすごいところやなって実感しました。

それから、あの人はああいう人だからとか、これはきっと無理だろうって自分の頭で考えないで、一生懸命に霊友会の教えに取り組めば、不可能はないんだって思いました。これからも、たくさんの人を弥勒山に誘って参加します!


運営者として、積極的に参加者と話す新谷さん

 


REPORT

|   TAS+した仲間は輝いていた!

「友達をたくさんつくる」「部活も勉強も頑張る」「友達をつどいに誘う」。

前向きな目標が参加者から次々と語られた「青年の弥勒山春のセミナー(学生班・青年部入部式)」(各支部合同)は、中高生の明るく元気なパワーに満ちあふれていた。彼らに一歩前に踏み出す力をくれたのは、弥勒山で出会った同年代の姿だった。

「学生班には初めて参加しました。こんなに中高生がたくさんいる弥勒山は新鮮。全国の友達ができてめちゃめちゃ楽しかったです。帰ったらいろんな友達に声をかけて、霊友会の教えを伝えます」。(高校生・男子)

「友達をつどいや弥勒山に誘って一緒に成長できた実感をみんなの前で発表し、参加者のために頑張っている運営者の人たちはとても輝いていました。私も、相手のことを思ってまわりの人と接していきたいと思いました。地元に帰ったら、友達に霊友会の教えを伝えます!」。(中学生・女子)

この弥勒山から、また新たなTAS+が始まっていく。


みんなに聞いてほしい!積極的に自分の思いを発表


学校のこと、友達こと、同世代とたくさん話した分科会