今月の
特集
2020.2.5
聞かせて!「Myおせっかい」
誰もが、自分にできることで、人の役に立てる。
相手を思い、勇気をもって関わることから「Myおせっかい」は始まります。あなたも始めませんか。そして聞かせてください。「Myおせっかい」を―。
①ちょっとした 気遣いから始めよう
会社で元気に挨拶。先輩、後輩、みんなにどんどん自分から声をかけて、話して、職場を盛り上げる。これが私の「Myおせっかい」!(埼玉県・男性)
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ある朝、マンションのエレベーターで。小さい兄弟とその母親が乗ろうとしたところ、人がいっぱいで乗り切れず、子どもたちだけ乗せた母親は一人、階段で降りて行きました。少しの間だったけど、その子たちが不安にならないよう、母親が到着するまで話し相手をしました。(埼玉県・男性)
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杖をついた目の不自由な方が、周りの人にぶつかりながら歩いているのを見かけ、その方が乗る電車の中まで誘導しました。すごくおせっかいかもしれないけど、白いテープで杖を巻けば白杖の変わりになることを知っていたので、それを伝えました。最近、目の不自由な方が不慮の事故に巻き込まれたというニュースをよく耳にします。声をかけるって大切なことだと思います。(愛知県・女性)
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近所に住んでいる高校の同級生の友人をランニングに誘い、週2回、近況を聞きながら一緒に走っています。今まで知らなかった友人の一面や気持ちを聞くことができて、いい時間になっています。(京都府・女性)
②変われること、伝えたい
取り引き先の担当者が変わりました。20歳の女性で経験も浅く、前任者からは、「育ててやってください」と言われていました。週に2、3度のやり取りを続けるうちに、彼女から、「社名で選んで就職したのですが、自分の将来が見えなくて……」と悩みを打ち明けられました。私は、自分も今の職場に来た当初はうまくいかず、悔しくて毎日泣きながら通勤し、転職も考えていたことを話しました。「でも、少しずつやりがいを見つけられたし、今ではこの部署に配属されて良かったと思うんだ」。そう言うと、「いろんなことがあって今があるんですね」と、彼女の顔が明るくなったんです。その笑顔に、「さぁ、明日も頑張ろう」と、私のほうが元気をもらった気がしました。(岡山県・女性)
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職で元気がない人がいたら、積極的に声をかけることを心掛けています。あるとき、同僚からこんなことを言われました。「 Tさんってすごいですよね。いつも元気じゃないですか。もしぼくがTさんみたいに毎日失敗して怒られたら、絶対凹みますもん!」。いやいや、けなされてるやん!(笑) そう思いながらも、その同僚が「元気の秘訣(ひけつ)を教えて欲しいです」と言うので、「実は俺、霊友会っていうのをしていて、だから元気なんちゃうかな!」と切り出し、これまで自分が体験してきたことを伝えると、「一度、弥勒山に行ってみたい」と言ってくれました。
しかし、直前になって、「やっぱり不安です」と行くのを断られてしまって……。「なんでなん?」と聞いたら、「 Tさんは友達がたくさんいそうで、俺、一人にされてしまいそうで不安なんですわ」と。ああ、そうだな、いろんな人と積極的に関わるのが得意な反面、親身になって寄り添うことがなかなか出来ていなかった。自分にはそういうところがあったなと教えてもらいました。職場でも、地元でも、もっと相手の心に寄り添って、信頼してもらえる人間に成長しようと思いました。
弥勒山に誘った同僚は、「何人か一緒なら安心です」と言ってくれているので、これからも「Myおせっかい」でいろんな人と関わって、次の弥勒山にはみんなで参加します。(和歌山県・男性)
③その一歩を 待っている人がいる
日本列島に超大型の台風が接近していたあの日。私は出張で東京に来ていました。地元の福岡に帰ろうとしていた矢先、交通機関が乱れ始めたんです。一刻も早く空港まで行きたくて、タクシーの列に並びましたが、すぐに30人程の長蛇の列が出来上がってしまいました。みんな少しでも早く帰りたいだろうに。このままだと、どんどんタクシーを待つ人が増える一方……どうしよう! そう思ったとき、ふと、「Myおせっかい」が頭に浮かんだんです。勇気を出して、後ろに並んでいる人たちに向かって、「私、○○駅まで行くんですけど、どなたか一緒に乗り合わせて行きませんか!」と声をかけました。すると、一人のご婦人が「乗ります」と申し出てくださったんです。
無事に駅に着き、別れ際、「実は、自宅で介護しているおじいちゃんが待っているから、不安で仕方がなかったの。あなたが声をかけてくれて良かったわ。ありがとうございます」。そうお礼を言っていただきました。勇気を出して声をかけること、日頃から「Myおせっかい」を意識することってすごく大切だと思いました。
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ママ友とのお付き合い。ネットには、「上手に付き合うには、不要なことは言わない。相手の事情に深入りしない」と書いてある……。確かに、関わらなければいざこざは起こらない。でもそれじゃ、助け合ったり、喜びを分かち合ったりもできない。子どもがお友達と仲良く過ごしやすい環境にするためにも、お母さん同士が仲良くならなくちゃ!
どう思われるかなと気になりながらも、意を決して、「ランチ会」を開催しました。結果は、大成功。終わった後、みんなから温かいLINEが届きました。「誰か言い出してくれないかなって、ずっと思ってたんだ(笑)」。「またやろうよ!」。やって良かった、おせっかい。次もおせっかいおばちゃんします!
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