今月の
特集

2025.12.1

“一人じゃない”感動を
明日への力に変えて―

「とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―TAS(タス)+」の行いから導きに取り組み、より良い自分、仲間をつくろうと突き進んできた令和7年の霊友会青年部。そんな1年の実りを持ち寄って、来年への新たなスタートを切る「青年部弥勒山大祭」が開催された。

霊友会の教えを伝えて相手と関わり、つどいに誘い、今回の弥勒山に一緒に参加した青年たちに話を聞いた。

    1. 私も変わりたい―初めてそんな気持ちが湧いてきた―彼氏の金谷塁斗さんを誘って「青年部弥勒山大祭」に参加した園原美名さん。だが、付き合い始めの頃は、続きを読む
    2. 人生、変わるわけなんかない。そんな私に寄り添ってくれた―I.Mさんと岡根有里さんが知り合ったのは、1年半ほど前。岡根さんの知人であるI.Mさんと同じ先端支部のAさんが、…続きを読む
    3. ここからが、新たなスタート!―数年前に仕事の関係で知り合った年上のYさん。顔を合わせる度に少しずつ仲良くなり、続きを読む
    4. MESSAGE―今年の9月に入社した22歳の部下がいます。彼はいつも暗い表情で元気がなく、毎日ため息ばかり。続きを読む

私も変わりたい―
初めてそんな気持ちが湧いてきた

「つどい」から弥勒山へ!
今年の実りインタビュー.01


金谷塁斗さん(初参加) 23歳 佐賀県 園原美名さん 20歳 熊本県

彼氏の金谷塁斗さんを誘って「青年部弥勒山大祭」に参加した園原美名さん。だが、付き合い始めの頃は、一緒に参加するとは想像もしていなかったという。

園原 家族で霊友会の教えをしている環境で育った私は、小さい頃から、つどいや弥勒山によく参加していました。そこでは同年代の仲間ができて、みんなと会えるのは楽しかった。けど、遊びたい気持ちもあって、行事に参加するのが面倒くさいと思うこともしばしば。友達を誘いたいって気持ちもあんまりなくて、昨年の夏に出会い、今年の2月から付き合い始めた塁斗くんにも、教えをしていることはずっと言いませんでした。でも……。

私は看護の専門学校を留年して、今、1年生をやり直している最中です。毎日遊び呆けていた私が悪いのに、「俺も仕事を頑張るけん、学校頑張りなよ」と背中を押してくれた塁斗くん。ケンカもするけど、それだけ何でも本音でぶつかってきてくれる人です。そんな彼と付き合って数カ月。だんだん、霊友会のことを隠しているのが心苦しくなってきました。

そんなときに母から、「彼に霊友会のことは話したの?」と聞かれたんです。私が「なんて説明したらいいか分からん」と言うと、母は「とにかく支部長に会ってもらおう」と。早速、そのアドバイス通り動いてみることにしました。

親支部長である神崎スエ子支部長に会いに行き、彼の人生相談に乗ってもらうと、「神崎さんてすごいね。初めて会ったのに、俺のこと何でも分かってるみたい」と驚いていた塁斗くん。その後、祖母である園原すづこ支部長から、霊友会は自分の手で先祖を供養し、人生をより良くしていける教えなんだと話してもらうと、「俺もやりたい」と入会しました。どうやって話そうかずっと悩んでいた私は、彼が素直に受け入れてくれたことにびっくりしました。

誘った側の園原さん自身が戸惑いながらも、一緒に教えに取り組み始めた2人。「つどい」にも参加するようになった。さまざまな世代や環境の人とふれ合う「つどい」の場は、初めて参加した金谷さんにとってどうだったのか。

金谷 子どもから大人までいろんな人がいて、みんなが仲良くてすごいなと思いました。一見、怖そうに見える人も、話してみたらすごく優しかったり(笑)、いい人たちばかり。ぼく、口下手で人見知りなんですけど、小さい頃からこういう場に参加していたらコミュニケーション力も上がったのかなって思いました。

|   2人で一緒に成長していきたい。お互いの親に親孝行したい

そうした中、9月に開催される支部の「身延・七面山恩師御宝塔参拝登山修行」(以下「七面山修行」)を控えていた園原さん。「七面山修行にも彼氏を誘ってみたら?」とまわりから勧められ……。

園原 え~!?って思いました(笑)。それはさすがにハードル高いなあ、って。でも、よくよく考えてみたら、塁斗くんがいたら私も心強いなって。そう思い、彼の都合がつくようにとお経をあげて念願し、恐る恐る「山登りに行くんやけど…富士山から出るご来光も見れて…」と誘いました。すると「俺も行っていいの? 行きたい!」とここでも彼は二つ返事。一緒に参加することができたんです。

金谷 ご来光が楽しみだなと思って(笑)。けどそれだけじゃなく、大事なことに気づかされる七面山修行になりました。

実はぼく、高校を半年で中退しています。同級生同士のケンカを止めに入ったとき、ぼくにも手を出されたことでついやり返してしまって。推薦で入ることができた私立だったのに、全部パーにしてしまいました。それ以来、建設業で働いているんですけど、18歳のときには車で事故を起こしたりと、親にはたくさん迷惑をかけてきました。そして、今年の7月には祖父が亡くなって……。

七面山修行の道中、本当に今まで家族に心配させてばかりで、親不孝してきたな。少しずつでもいいから、これから親孝行していこう。そう思いました。

そして、3日間の修行を通していろんな人と仲良くなれて、同年代の仲間もたくさんできたのが本当に良かったです。

園原 体力的にしんどそうな他の人を助けたり、私にも「頑張れ」って声をかけてくれたり、初めて参加したのに本当にすごい。私も人のために動ける自分になりたい。変わりたい―。会員と一緒に参加するとこんな気持ちになれるんだ!って知りました。

そして今回、金谷さんにとって初めての弥勒山にも、一緒に参加した2人。

園原 最初は、地元の祭りと日程が重なっていて、祭りで出番がある彼は「弥勒山は行けない」って言ってたんです。でも、七面山修行で仲良くなった仲間たちが塁斗くんに何度も「一緒に行こうよ」と声をかけてくれました。それに、七面山修行の後、地元の友達に「ここに登ってきた」と七面山や霊友会の話をして、「一緒にやる?」って自然と話している塁斗くんの姿に感動して……。弥勒山にも一緒に行きたい。もっとお経をあげて念願しよう!と私自身がまた背中を押されて、あきらめずに誘うことができました。そして、何とか都合をつけて来てくれたんです。

金谷 弥勒山では、みんな自分の思いを大勢の前で発表しているのがすごい。ぼくもそんなふうになりたいと思いました。

昔のぼくは、些細なことでも人とぶつかっていたけど、最近、友達から「丸くなった」って言われるんです。それは霊友会のおかげ、園原家や支部のみなさんのおかげ。誘ってくれた美名さんのおかげだと思っています。たまに言い合いになっちゃうこともあるけど、2人で一緒に成長していきたい。お互いの親に親孝行したい。ぼくの両親にも、霊友会の教えを伝えて、こういう場に連れてきたいです。

園原 つどい、七面山修行、弥勒山。一緒に参加するのが今、すごく楽しいです。私をこんなに前向きな気持ちに変えてくれた塁斗くんに感謝しています。ちょっとしたことでイライラしちゃう自分を変えて、人を支えられる人になりたいです。

そして、今までたくさん心配をかけた親や家族、先輩たちに恩返しできるよう、お経をあげて、仲間づくりをして、自分を磨いていきます。


式典終了後、恩師小谷喜美先生の御廟所参拝を終え、清々しい表情

人生、変わるわけなんかない。
そんな私に寄り添ってくれた

「つどい」から弥勒山へ!
今年の実りインタビュー.02


I.Mさん 32歳 三重県 岡根有里さん(初参加)30歳 三重県

I.Mさんと岡根有里さんが知り合ったのは、1年半ほど前。岡根さんの知人であるI.Mさんと同じ先端支部のAさんが、第十四支部青年部責任者を務めるI.Mさんに、「こういう子がいるんだけど、相談に乗ってほしい」と連絡をしてきたそうだ。その頃の岡根さんは、絶望の淵に立たされていた。

岡根 18歳から介護職に就いたのですが、同僚とうまくいかず、悪口を言われるようになりました。精神的にどんどん追い込まれていき、体調を崩し、統合失調症と診断されたんです。

それ以来、病気と付き合いながらの人生でしたが、恋愛もうまくいかないし、学生時代の友達とは全員疎遠に。友達を作ろうと思ってネットで知り合った人に、お金を騙し取られたこともありました。知人から誘われ、霊友会とは別の宗教に入っていた時期もありましたが、病気は良くならないし、お金は減る一方。正直、人間不信に陥っていたんです。実家で両親と3人暮らしなんですが、母も統合失調症を患っていて、家の中もいつも落ち着かない状態。私はずっと孤独を感じて生きていました。

I.M 有里ちゃんとは、彼女を紹介してくれたAさんと3人で、カフェでお茶したのが初対面でした。そのとき、統合失調症であることを自分から話してくれた有里ちゃん。私は病気のことは詳しくなかったんですけど、よくしゃべる子で、年下だし、かわいいなという印象でした。

岡根 I.Mさんはフレンドリーで話しやすく、優しい人なのかなって思いました。霊友会のこともそのとき話してくれました。まだ信用できるわけじゃないけど、とりあえず入会してみて、I.MさんとLINEを交換して連絡を取るようになりました。

しかし、そこからすぐに状況が変わるわけではなかった。

I.M 有里ちゃんは大勢の人がいる場に行くと、情報過多でしんどくなってしまうらしく、つどいに参加するのも不安。総戒名を納めて、お経をあげることから始めようと話をしたんですが、

どういうふうに関わっていけばいいのか……正直、分かりませんでした。

なかなか自分からアクションを起こせない私に、有里ちゃんから連絡が来るのは、何か不安なことがあって彼女がパニックになったとき。30分~1時間ほど、彼女がワーっとしゃべる。私はとにかく話を聞くことに徹して、ひと通り彼女がしゃべり終えて少し落ち着いたタイミングで、ひと言ふた言返す。「お経頑張ってあげような」と言うのが精いっぱい。そんな日々が続きました。

I.Mさんに一歩踏み出すきっかけを与えてくれたのは、先輩たちのアドバイスや、仲間たちの姿だった。

I.M 先端支部長と母からは、「会員の幸せを願って、お経をあげる。先祖の戒名を集めて霊友会の法名をおつけする。基本の修行から、一つひとつやっていこう」と。そして、青年部の仲間や同じ支部の会員さんたちからも大事なことを学びました。みんな、霊友会の場だけじゃなく、プライベートでも関わっているんですよね。とにかく、もっと動こう。もっと関わろう。そう決意したんです。

|   頼ってくれる。その思いに応えたい

I.Mさんは、具体的にさまざまなことに取り組んでいった。

I.M まず、岡根家の先祖をできるだけ集めて、法名をおつけし、有里ちゃんの状況が少しずつでも良くなっていくようにと念願しました。そして、有里ちゃんにもっとお経をあげてもらおうと、彼女に声をかけました。

私の先端支部では毎日、朝と晩にビデオ通話を繋ぎ、参加者全員で同時にお経をあげています。「みんなのお経を聞くだけでも心が落ち着くかもしれないから、一緒に参加しよう」。そう言って、できるだけ参加してもらうようにしました。

また、有里ちゃんから、「家の中が片付かなくてごちゃごちゃになっている」と聞いたので、彼女の家に通って片付けを手伝うようにしました。

そうした中で、岡根さんに少しずつ変化が起きてきたという。

岡根 毎日、ちょっとしたことで興奮して感情がぐちゃぐちゃになることが多かったんですけど、気持ちを落ち着けて、物事を整理して考えることができるようになってきました。それが、I.Mさんが私のために色々と動いてくれるようになった頃からだったんです。

I.M さらに大きなきっかけが「つどい」でした。あるとき、「先端支部長の家に行こう」と有里ちゃんを誘って、ちょうど別の会員のBさんも来れるというので、支部長の家でミニつどいをしたんです。

岡根 Bさんは人とコミュニケーションを取るのがすごく上手なんです。それで、自分の話し方を振り返ってみたら、いつも思いつきでワーっとしゃべっていて、順序立てて話せてないなって。ここを直せばいいのかって学びました。

それからいろんな「つどい」に参加してみようという気持ちになって、三重県や愛知県で開催されている地域のつどいにも参加しました。みんなで食事をしながらするつどいで、楽しかったです。

「つどい」で自分を振り返り、自分を変えようと努力する。その積み重ねが、たしかな自信に変わる。「青年部弥勒山大祭」では、驚くべきことに、大勢の人の前で手を挙げ、自分が変われた実感を堂々と発表する岡根さんの姿があった。

I.M 本当にうれしかったです。私を頼ってくれる有里ちゃんの思いに、何とか応えたいと思っていたので……。

岡根 うれしい……。他人に期待しても絶対に裏切られるし、この先の人生、変わるわけなんかないと思っていました。でも、そんな私にI.Mさんたちは寄り添ってくれた。私の人生は変わりました。本当に感謝しています。

I.M 私は“一人じゃない”から頑張れました。有里ちゃんからの電話を折り返せないとき、いつも代わりに電話してくれたのが母や支部長です。今回の弥勒山も、最初はすごく不安で、誘うのを躊躇(ためら) っていた私に、支部長は、「絶対に有里ちゃんと一緒に行くよ」って。支部の仲間たちも、私や彼女にたくさん声をかけてくれました。

そんなみなさんの姿や、弥勒山での有里ちゃんの様子を見て、自分の頭で決めたらあかんな、と。一人でも多くの人に幸せになってもらいたい。その思いで一人ひとりに声をかけていかなあかん! ここからまた頑張ろう! そう思いました。

岡根 時間はかかるかもしれないけど、家族全員が良くなっていくように、毎日お経をあげて頑張っていきます。


分科会では、1対1ミーティングにもチャレンジ!

ここからが、新たなスタート!

数年前に仕事の関係で知り合った年上のYさん。顔を合わせる度に少しずつ仲良くなり、霊友会の教えを伝えることができました。今年は地域の青年のつどいや7月の「拡大青年のつどい」に一緒に参加。そして今回、Yさんにとって初めてとなる弥勒山に一緒に来ることができました。楽しんでくれるのかすごく不安だったけど、終始笑顔だったのでひと安心。こんなに誰かを思ってドキドキした弥勒山は初めてかも。「いろんな人の話を聞いて勉強になった」というYさんにもっと喜んでもらえるように、これからも頑張ります。(A・Yさん 東京都・30 代・男性)


下山後、自分がどんな修行に取り組むか。その決意をみんなの前で発表したい!

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今年の夏まで1年間海外に留学していました。帰国後、以前導いて弥勒山にも一緒に参加した友人たちをつどいや弥勒山に誘ったら、プライベートが忙しいからと断られてしまいました。また、留学中にできた外国人の友達が日本に遊びに来たときに支部のつどいに連れて行ったんですけど、母国に帰ったらどうやってこの教えを伝えていけばいいのか不安もある。いろんな気持ちを抱えて参加した弥勒山でした。でも、いろんな人の実感を聞いて、分科会では、担当の支部長から「相手に気持ちが通じれば、絶対に導ける。自信をもってやれば大丈夫」と言ってもらい、すごく勇気づけられました。あきらめずに、いろんな人に声をかけていきます。(S・Rさん 和歌山県・10 代・女性)


さまざまな立場や境遇の人の生き方にふれられるのが弥勒山。ここで学んだことを、これからの指針に

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ぼくを導いてくれた幼なじみと一緒に、この1年、新しい人に声をかけて導きの修行に取り組み、自分の会員と一緒にいろんなつどいに参加してきました。その度に、些細なことでも、自分にはこういうところが足りなかったな、こういう部分がぼくの良くないところだなと、たくさんのことに気づくことができました。今回初めて弥勒山に来てくれた会員は、本当に自由奔放で、勝手気まま。ああ、ぼくと同じだなって。根は真面目でいい奴なのも、ぼくと同じ(笑)。会員とともに参加することで、また一つ、自分のことを振り返らせてもらいました。みんなで一緒に成長していけるように、これからもしっかり関わっていきます。(N・Kさん 大阪府・20 代・男性)


勇気を出して、自分の思いを言葉にする。その一歩から未来が拓く

 

※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。

MESSAGE


青年部部長 前田康喜

|   自分なりにまわりの人に尽くしていく。
         その力を集めて、世の中をより良く

今年の9月に入社した22歳の部下がいます。彼はいつも暗い表情で元気がなく、毎日ため息ばかり。そのため息に職場が重たい空気になることもあり、同僚たちから「彼を別の部署に異動させてほしい」というくらい、不満の声が出るほどでした。私も、若いくせに覇気がないな、なんやねんと、彼に対してイライラしてしまっていました。

そんな中、自分の会員たちが、まわりの人の幸せを願って声をかけようと一生懸命頑張っている姿を目の当たりにしました。会員がこんなに頑張っているのに、俺は何をしてんねん。部下を責めてばかりいた自分を改めて、もっと自分から関わっていこうと、彼といろんな話をするようにしました。

すると、彼が自分の家族のことを話してくれたんです。小学2年生のときに母親を病気で亡くしたこと。それ以来、父親と弟と3人で頑張って生きてきたこと。父親が仕事で帰りが遅いので、自分が早く帰って食事の支度や洗濯をしないといけないこと……。

どんな思いで、どれだけの苦労をして、今まで生きてきたんやろう。彼のことを全然知ろうとしていなかった……。変わりたい。あの人がおったら仕事に行くのが楽しいわと思ってもらえるような自分になりたい。そう思って、今、彼と関わっています。

自分たちのすぐ身近に、辛い思いをしている人がたくさんいます。また、世の中に目を向けると、自分は悪くない、間違っていないと他人のせいにしたり、自分には関係ないと、何でも他人事(ひとごと)にする風潮がまん延している気がしてなりません。

家庭で、職場や学校で、相手の気持ちに寄り添い、誰かの支えになれる自分をつくる。そのための修行が、TAS+から導きへの取り組みやと思います。人と深く関わっていけば、相手の姿や言葉から、いろんなことに気づかせてもらえます。

今、全国各地に広げている青年のつどいをはじめ、身近な「つどい」の場に、新しい人を誘う。自分らしく霊友会の教えを伝え、導く。その中でつかんだ喜びを持ち寄って、「青年部決起のつどい in 弥勒山」に参加しましょう。一人ひとりが、自分なりにまわりの人に尽くしていく。その力が集まったときに、世の中をより良くする大きな力になると信じています。

世界の平和を願い、みんなでTAS+から導きに取り組んでいきましょう!