今月の
特集

2026.1.1

誰かと進む。未来はひらく

青年部 藤本愛佳 青年部部長 前田康喜 青年部部長代理 樋口拓也

令和8年がスタート! 今年1年、霊友会青年部は何を大切にし、一人ひとりがどんなことに取り組んでいくのか。その先頭に立つ前田康喜青年部部長と、近畿ブロックつどい推進体制青年部代表も務める樋口拓也青年部部長代理、そして今、地元で会員と一緒に動き出した実感ホヤホヤの藤本愛佳さんの3人に、さまざまな思いを語ってもらった。

|   友達が教えてくれた「つどい」の魅力

前田樋口藤本 あけましておめでとうございます!

前田 今年は「TAS(タス)+から導き! つどいを広げ、弥勒山へ!」を方針に掲げて活動していく1年。一昨年から取り組んできた「とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―TAS+」の行いをベースに、みんなと一緒にさらに前へ進みたい。そのためには、やっぱり、人とふれ合う中で自分を磨くこと、人とふれ合える「つどい」の場がほんまに大事やと思う。

樋口 昨年、東京・大阪・名古屋で開催した「拡大青年のつどい」を大きなきっかけに、各地の「つどい」に新しい人を誘って参加する中で自分が成長できたという仲間が増えましたよね。藤本さんも、いろんな場に参加していたよね?

藤本 はい。一昨年の10月に導いた友達の荒木涼花(さやか) さんと一緒に、地元の香川だけじゃなく、四国の各地で開催される「つどい」にこれでもかってくらいたくさん参加しました(笑)。

前田 2人は小学校の同級生やったっけ?

藤本 そうなんです。中学・高校は別々だったんですけど、たまたま同じ大学に進学して。そこからほんまに何でも話せるほど仲良くなって、私が霊友会の教えをしていることも話していたし、「つどい」にも何度か誘って参加していました。でも、「一緒に霊友会をやろう」の一言だけなかなか言えなかったんです。

私は子どもの頃から家族で「つどい」や弥勒山に参加していました。地元でも同年代の友達ができて、みんなの楽しい雰囲気に触発されて中学生のときに友達を導いたこともありました。だけどその後の関係が続かず、何となく疎遠に……。涼花に対してもそうなってしまったら嫌だなって気持ちがあったんです。

樋口 何がきっかけで変わったの?

藤本 「青年部決起のつどい in 弥勒山」が大きかったですね。弥勒山に向けていろんな人に教えを伝える中で、自分に自信がもてるようになった、友達が元気になってうれしかったと語る仲間の姿を見て、私も頑張ろうと思えました。

勇気を出して伝えてみたら、私の心配とは裏腹に、彼女はすんなりと受け入れてくれたんです。

樋口 それから毎月一緒に「つどい」に参加するようになったんやね。1年間、いろんな場に2人で参加して、どんなことを感じた?

藤本 涼花は、毎回「ほんまに楽しい」って言うんですよ。「何がそんなにいいと思ってるん?」と聞くと、「参加するたびに、みんなが『よう来たね』って声をかけてくれる」「私を肯定する言葉をたくさんくれる」「ほんまにあったかくて、心がほっこりするんよ」って。

私、涼花に「めっちゃいい仲間がいる」と言ってつどいに誘ったんですけど、彼女の言葉を聞いて、そうそう! 私が言いたかったのはそれなんよ!って(笑)。友達を誘ったことで、私自身が霊友会の仲間の良さ、「つどい」の魅力にあらためて気づくことができました。

前田 学校や職場以外に、いろんな年代や環境の人とふれ合える機会って世の中になかなかないと思う。ホッとできて、元気をもらえて、発見もある。そういう場が身近にあるって、実はすごいこと。普段、人には言えない悩みや不安も、「つどい」だから言えたりする。ぼくらは何度も参加しているうちに当たり前に感じてしまっているかもしれないけど、SNSやAIの発達で人と直接ふれ合う場が減っている今の世の中にこそ、「つどい」は必要。だから、自分一人で参加するんじゃなく、新しい人を誘うことが大切なんやと思う。

|   頭で考えるよりとにかく誘ってみよう!

前田 藤本さんのように、「一緒に霊友会をやろう」と言うのに勇気が出ないっていう人は結構いるよね。

樋口 引かれたらどうしよう、それまでの関係が崩れてしまったらどうしようと不安になって、一歩踏み出せない。そんな声を聞くことが少なくないですね。

前田 断られたときこそ、学ぶことがあるんちゃうかな。ぼくも断られてばかりで、なんで分かってくれないんや!ってイライラすることがたくさんある。でも、お経をあげていると、ああ、あれは普段自分がまわりに取っていた態度だったなとか、こうやってすぐ相手を責めてしまうところがいけないんやなとか、いろんなことに気づける。断られることは悪いことじゃないんやって、みんなに伝えたいな。

それに、ちゃんと信頼関係があれば、断られたからといって仲が悪くなることはないはず。藤本さんもそうじゃなかった?

藤本 たしかに、断られても友達のままですね。

前田 だから、まずは声をかけること、自分なりの思いを伝えること。そこからしか、すべては始まらないと思う。

樋口 ぼくもつい頭で考えちゃう癖があるんですけど、昨年、とにかく誘うことが大事やなってあらためて実感しました。

藤本 どんなことがあったんですか?

樋口 仕事で知り合った20代の青年を、支部の「バーベキューのつどい」に誘ったときのこと。参加してくれたはいいものの、つどいの中で弥勒山の話題が出るだろうから、何て説明しようかな、どうやって誘おうかなと。あれこれ考えながらトイレから戻ると、支部の仲間たちが、「一緒に弥勒山行こう」ってノリノリで話してたんですよ(笑)。

前田 普段、樋口くんのまわりにいる人たちの顔を思い浮かべると、めちゃめちゃ想像できるな(笑)。

樋口 俺が悩んでた時間、なんやったん!って(笑)。でも、その関わり方がありがたいんですよね。

「つどい」に行けば、おせっかいな人たちがいて、初めて参加した人に楽しんでもらおうとみんながサポートしてくれるんです。だから、難しいことを考えずに、とにかく飛び込んじゃえばいい。

藤本 四国もそんな感じです。みんな家族みたいで、とにかく声をかけてくれる。「元気?」「最近どう?」って。絶対にひとりにならない。誰かから教えられたことじゃなく、そういう空気が「つどい」には脈々と流れているんやなって思います。

樋口 ぼくが誘った彼は20代だから、仕事でも、プライベートでも、歳の離れたぼくとは普段から考えてることや悩みが違ったりもする。でも「つどい」に行けば、同世代の人がたくさんいて、彼が今一番話したいことが自然と話せたりするんです。

そのつどいの中で、「実は彼女とうまくいってないんです」と彼が発表してたんです。そんな話、普段しないから、全然知らなかった。「自分は間違ってないって思ってたけど、いろんな人の意見を聞いて参考になりました」と聞いて、連れてきて良かったなと。自分一人でどうにかしようなんて考えないで、「つどい」の輪に入ってもらって、みんなで関わっていけばいいんやって思いました。

前田 新しい人が参加することで、誘った人も、誘われた人も、まわりの人にとってもプラスになる。だからやっぱり……。

樋口 「とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―TAS+」ですね!

|   喜んでほしい。元気になってほしい。
         「つどい」で世の中を明るく!

前田 霊友会青年部は、これからますます「つどい」を広げていこうと、昨年の10月から、各ブロックの「つどい推進体制」をスタート。さらに、今年の5月から7月にかけて、東北・関東・中部・近畿・四国・九州の6ブロックでは、たくさんの新しい人を誘える大規模なイベントを開催することも決定しました。

「つどい」で、世の中を明るく元気にしていきたい。それが一番の願い。個人で開く「つどい」も、地域や支部で開く「つどい」も、自分たちだけのものにしていたらもったいない。世の中の人に向けて、世の中の青年のために展開していこうと、本気で思っています。

樋口 ぼくが近畿で関わっているある青年は、「とにかくつどいが楽しい」と。つどいの会場まで数時間かかるところに住んでいるんですけど、近畿ブロックの「青年のつどい」に毎回参加してくれる。自分が楽しいから参加する。楽しいから友達を誘う。彼の話を聞いていると、すごくシンプルなんですよね。昨年の「拡大青年のつどい in 大阪」に友達を連れてきたことでさらに勢いづいて、今、大阪以外のエリアで仲間と一緒に「つどい」を開こうとしているんです。そういう動きを、どんどん広げていきたいです。

個人としては、妻と一緒にパパ友・ママ友に声をかけて、こちらから足を運んで開くつどいもどんどんやっていきたいですね。藤本さんは今年、どんなことに取り組んでいきたい?

藤本 今年の目標は、会員と一緒に弥勒山に参加することです。そのためにも、地域の「つどい」だけじゃなく、自分で開く会員との「つどい」も充実させていきたいんですけど……。毎回、お経をあげて、話をしてっていうワンパターンになってしまって、自分で言うのもなんですけど、つまらないんです(泣)。

前田 大切なのは、形ではないんじゃないかな?

ぼくが初めて開いた「つどい」は、病気で障がいをもった後輩と毎日家で開いたつどい。でも、当時はそれが「つどい」だなんて意識はなかった。笑顔がない後輩に、とにかく元気になってほしい。それだけやった。毎日他愛もない話をして、それでほんまに彼の力になれるのかも分からなかった。

それでもずっと続けていく中で、あるとき、彼のご両親から言われたんよ。「前田くんの家に行くようになって、息子が家で笑うようになった。ありがとう」。ほんまにうれしくて、涙が止まらなかった。昔からヤンチャばかりしてきた自分でも、誰かの力になれるんや。人に喜んでもらうって、こんなにもうれしい気持ちになるんやなって。そこから自分の霊友会が、自分の「つどい」が始まった。

相手に喜んでほしいって気持ちが自分の原動力になる。相手に元気になってほしいと頑張っていたら、実は自分のほうこそ相手から元気をもらっていた。「つどい」を通して得たそういう実感が、職場でも、どんな場でも生きるようになった。自分の人生にめちゃめちゃプラスになっていったんよ。

藤本 私も、涼花がいるから頑張れているんだなって思います。「つどい」に行くとき、今日も何としてでも笑って帰ってほしい! そんな気持ちで参加するから自分も「つどい」が楽しくなるんだってことを、今、思い出しました。

涼花は昔から「私なんて」が口癖で自分に自信がもてなかったけど、「つどい」ですごく変わりました。何でも前向きに取り組むようになったし、「つどい」に自分の友達を誘うようにもなった。そんな彼女を見て、私も他の友達に教えを伝えることができました。

誰かと一緒だから、前に進める。その気持ちを忘れずに、頑張っていきます。

前田 個人で「つどい」を開くのはハードルが高いという人は、地域の「つどい」にどんどん友達を誘ってほしい。どのブロックでも、ほんまに楽しくて、元気になれるいろんな「つどい」を企画しているので。

樋口 言い方はあれですけど、うまく利用してほしいですね。きっかけは何だっていいんです!

前田 「つどい」に新しい人を誘い、いろんな人とふれ合って一緒に自分の心を磨いていく。その実感と喜びを弥勒山に結集して、そこからさらに「つどい」を広げていく。「つどい」で世の中を明るく元気に! 私たち一人ひとりの行動で、世界の平和に貢献していきましょう!