今月の
特集

2025.8.1

密着リポート!
「拡大青年のつどい」

となりの人を笑顔に。ホッとがつながる

7月13 日、「となりの人を笑顔に。ホッとがつながる」をテーマに、「拡大青年のつどい」が東京・大阪・名古屋で開催された。この日に向けて、各地で青年のつどいを開いて、「とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―TAS(タス)+」に取り組んできた青年たち。その中で生まれた実感、この日、初めてつどいに誰かを誘った喜び。そんな青年たちを追って、各地の会場に密着した。

    1. 拡大青年のつどい in 東京―3年前からおつき合いをしているHさん。つき合ってすぐ霊友会の話をしました。私自身、続きを読む
    2. 拡大青年のつどい in 東京 北門エリア―大盛況だった「拡大青年のつどい in 東京」。会場の1つである北門エリアは、特設ステージや…続きを読む
    3. 拡大青年のつどい in 大阪―一昨年の2月、私は職場の先輩である梶田正和支部長に導かれ、霊友会に入会しました。続きを読む
    4. 拡大青年のつどい in 名古屋―私は5 月に出産し、育休中。初めての子育ては戸惑うことばかりで、慌ただしい毎日を過ごしています。続きを読む
    5. MESSAGE―私にとってつどいは、人生に必要不可欠なもの―。続きを読む

拡大青年のつどい in 東京

ほっとする!感動!発見!
みんなでつくる大縁会!

INTERVIEW


S.Aさん 埼玉県 27 歳 Hさん 東京都 27 歳

|   愚痴じゃ終わらないのがつどいの魅力

S 3年前からおつき合いをしているHさん。つき合ってすぐ霊友会の話をしました。私自身、祖父母の代から教えを実践する中で新しい出会いがあったり、新しい自分を発見したり、何かに行き詰ったときは聞いてもらえる場があったり……。そんな場を彼と共有したくて、何かあるたびに誘ってきたんです。今日も楽しんでくれたみたいだし、次は弥勒山に一緒に行くって決めています。これからも彼をはじめ、違う人にも声をかけて、つどいの輪を広げていきたいなって思います。

 彼女に誘われて、霊友会のつどいや行事に何度か参加しましたが、「面白いな」っていうのが率直な感想ですね。新年大会とか、去年のスマイルフェスとか、釈迦殿に来るのは今回で4回目。毎回、彼女と一緒に楽しく過ごせています。

今日のトークライブで印象に残ったのが、「素直に自分の話をできる場が社会の中にない」という話。ほんとにそうだなって思います。ぼくもそうですけど、なかなか友達に自分の本当の気持ちは見せられない。でも、こういう場をきっかけにお互いに話をすることで、心にゆとりがもてるんじゃないか。そう感じました。

以前、彼女の実家のつどいに行ったとき、そこで会った同世代の人と仕事の話で盛り上がったことがあって。自分の素直な気持ちを話す場面ってあまりなかったなって思ったんです。時には友達同士で現状を話すこともあるんですけど、どうしても愚痴で終わっちゃうと言うか。そうじゃなくて、建設的な話ができるのがつどいの魅力なのかなって思います。これからも彼女と一緒に歩んでいきたいですね。

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U.Nさん 埼玉県 21 歳

|   誰かと一緒に参加すると、楽しさが倍増!

私は小さい頃から親に誘われてつどいに参加していて、同世代の仲間がたくさんできました。いろんな人の話を聞いて視野が広がり、自分の成長にも繋がる。青年部活動にも楽しく参加していました。でも、霊友会の話をして引かれたらどうしようと思ってしまって、友達をつどいに誘うことができなかったんです。

今年、東京サロンという青年のつどいが始まり、私も仲間に誘われて参加するように。そこには面白くて魅力的な人がいっぱい! すごく楽しくて、元気をもらいました。ここなら友達を誘えると思い、難しい説明は後にして、「楽しい集まりがあるから一緒に行こう」と高校の同級生のMを誘いました。彼女とは家族構成も似ていて、お互いに高卒で社会人3年目。卒業後も仲が良くて、時々ご飯に行っていました。最近、仕事が大変そうな話を聞いていたので、つどいで元気になってほしいと思ったんです。

3月のピクニックのつどい、4月のバーベキューのつどい。彼女はすごく楽しんでくれて、「社会人になると新しい出会いがないから、こういう場は新鮮」「いろんな人と話して、コミュ力も上がりそう」と喜んでくれました。本当にうれしかった。誰かと一緒につどいに参加すると、楽しさが倍増するんだな!と思いました。今回は予定が合わず来れなかったけど、彼女は今、前に進もうと転職活動を頑張っています。つどいでもらった元気が力になっているのかなって。これからも、彼女と一緒に成長していきたいです。


 

PHOTO×REPORT

釈迦殿大ホールにゲストを迎えたトークライブ、北門エリアでのミートフェス(キッチンカー)やお笑い芸人らによるステージ。小谷ホールでは、子どもたちが1日中遊べるキッズパークや、様々なテーマで分かれた「青年がつくるつどい」。さらには、第一ビルでの「霊友会妙一コレクション美術展」や「いんなあとりっぷ寄席」など……。新しい人と一緒に楽しめる企画がいっぱい!

毎月東京サロン(青年のつどい)に誘った友達と参加した人、この日初めて友達に声をかけて一緒に参加した人。一緒に参加できなかったけど、頑張って声をかけてきた人。みんなの思いで、大きな縁をつくった1日となった。


爆笑必至! お笑い芸人やものまねタレントたちのステージ


スタッフとしても青年たちが活躍


「しゃべり場」のつどいでホッとひと息♪


子どもたちに大人気のキッズパーク


「スイカ割り」ならぬ「スイカ叩き」で盛り上がった中高生のつどい

COMMENT
つどい推進責任者 宇佐見剛康

誰が来ても楽しめて、明日、誰かに優しくできるきっかけになる。そんな場にしていきたいと、毎月の東京サロン(青年のつどい)を関東の仲間と一緒につくってきました。私の会員も、そこでいろんな人と仲良くなって、今日も楽しく参加してくれました。

たくさんの人から、「本当に楽しかった」「こういうお祭りみたいなつどいもいいね」と言ってもらい、すごくうれしかったです。これから、毎月のつどいに誰かを誘う仲間の輪を広げてもっともっと大きくし、ホッとできて、感動して、発見があるつどいをみんなでつくっていきます。


たくさんの笑顔に出会えました

拡大青年のつどい in 東京 北門エリア

たくさんの笑顔、感動があふれた1日!
~「拡大青年のつどい in 東京」北門エリア~

大盛況だった「拡大青年のつどい in 東京」。会場の1つである北門エリアは、特設ステージやキッチンカーが立ち並び、とっても賑やかでした。麻布台ヒルズの各所からも目に入るこの会場には、ふらっと立ち寄る観光客の姿も。ゲストによる爆笑ステージや、盆踊りで盛り上がり、たくさんの笑顔、感動があふれたその模様をお届けします。


ナビゲーター 青年部執行部 永翁由梨「私もみなさんと一緒に楽しみました♪」


よしもとお笑いステージ!スリムクラブ面白かった~


トランペットヒーローズのステージでは参加者も壇上へ。会場参加型って盛り上がる♪


デニスは会場に降りて行って参加者に突撃!生の吉本芸人さんに大興奮ですね


美味しいグルメを堪能しながら、ノリノリで盛り上がりました!


いろんな人と出会い、ふれ合って、たくさんの笑顔が生まれました


フィナーレは盆踊り!みんなの心が1つになり、会場が大きな感動で包まれました

拡大青年のつどい in 大阪

元気でまっせ 大阪まつり

INTERVIEW


山本直樹さん 大阪府 37 歳

|   気づきがあって、温かい。そんなつどいを伝えたい

一昨年の2月、私は職場の先輩である梶田正和支部長に導かれ、霊友会に入会しました。実際には、その3年くらい前から誘われてはいたんですけど、やっぱり、宗教団体ってことで警戒してしまって……。やんわりと断り続けていたんです。だからと言って、先輩との関係が悪化するわけでもなく、むしろどんどん親密になっていきました。いつも私を気遣い、声をかけてくれる温かい先輩の人柄にひかれ、やってみることにしたんです。

そんな私にとって、梶田支部のつどいは大きな存在です。実は今年の3月、姉が闘病の末に亡くなりました。職場では6月には上司が退職。自分の負担が増える状況になりました。しんどいことが続けて起きて精神的につらくなってしまったんですけど、その気持ちを話したり、相談できるつどいがあったから前を向くことができたんです。私は元々、自分の話を他人にするタイプではありませんでした。結果、1人で抱え込んでしまってつぶれそうになることも……。だから、なんでも話せて、気づきがあって、温かいつどいの大切さを実感しています。

6月29日、支部の大阪ブロックでバーベキューのつどいを開催しました。そこに友達を2人誘いましたが、霊友会のつどいだとは言ってなかったんです。そしたら、支部のみんなと盛り上がっているうちに「拡大青年のつどい」の話に……。私が司会をやると言うと、「面白そうだから見に行こうかな」。みんなのおかげで誘うことになったんです。残念ながら、彼たちは都合が合わず当日は参加できず。私が司会をする勇姿は見せられませんでしたが(笑)、こういう楽しい場を通じて、支部のつどいにも来てほしいな。そう思うきっかけになりました。まだまだこれからですけど頑張ります。

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さん 奈良県 29 歳 川野禎弘さん 奈良県 29 歳

|   いつも一緒に参加してきた。だから今回も…

川野 ぼくがMと知り合ったのは、小学校4年生のとき。家族で引っ越した先の近所に住んでいたのが彼でした。クラスは違いましたが、家が近いということもあってすぐに仲良くなり、一緒に学校に行ったり、遊んだり……。彼が県外の大学に進学して会わなくなった時期もありましたけど、7年前に地元に戻ってきてからは昔のように連絡を取るようになりました。何でも話せて、家族ぐるみで付き合っている20年来の親友です。今日も父と兄と彼の4人で一緒に車で来たんです。

ぼくの住んでいる奈良では、支部のみんなで定期的に清掃活動をしたり、年末には餅つきをしたりしています。支部の仲間はフレンドリーで、友達を誘いやすい雰囲気。ぼくも隠し事をするのが嫌だったから、Mにも声をかけて一緒に参加してきました。だから今回も迷わず彼を誘ったんです。

とは言え、清掃活動とか餅つきと違って、今回の会場が霊友会の施設。彼がどんな反応をするのか不安な部分もありました。だけど、大阪に向かう道中も、ここに着いてからもいつも通りで、「トーク×トークDESSE!」コーナーでは、初対面の人と楽しそうに交流していて……。その姿を見てぼくも嬉しくなったし、誘ってよかったなって思いました。

実は、お経をあげるつどいや弥勒山にはまだ誘えてないんです。いずれはそこにも……。彼に行ってみたいと思ってもらえるように、これからも機会があれば誘いたいし、日常の関わりも大事にしていこうと思います。

 霊友会がどういうものなのか、正直、よく分かってないんです(笑)。でも、川野くんがやっているなら大丈夫かなって、いろいろと顔を出しています。

今回印象的だったのは、「トーク×トークDESSE!」のコーナー。テーマに沿って10人くらいのグループで話をしたんですけど、初対面の人と話しをする機会って、社会人になるとあまりなかったから新鮮でした。堅苦しい雰囲気もなくて、みんな明るい。地元の行事で会った人から「覚えてる?」って声をかけてもらったり、暑かったけど楽しく過ごせました。

川野くんとはこれからもずっと親友だし、声をかけてもらえればまた一緒に参加したいですね。


 

PHOTO×REPORT

見て、聞いて、食べて、笑って。家族や友達、誘った人と一緒に元気になれるものばかりだった。メインステージでのトークライブ、副会長 石橋美榮子 第二十八支部長の挨拶、青年同士で語り合えるつどい、心もお腹も満たせる屋台や縁日、子どもたちが大興奮のキッズエリア。午後のプログラムでは、ホリのものまねショーや、霊友会青年部とその友人たちが多数出演したDJ・ダンスパフォーマンス、劇、コンサートなど。どの会場にも笑顔、笑顔、笑顔……。

大阪の地で、アツく弾けた青年たち。フィナーレでは、この元気を近畿全体、そして世の中に広げていこう!と盛り上がった。


青年同士で語り合う「トーク×トークDESSE!」


多彩なパネリストがエピソードトークを展開したトークライブ


屋内・屋外(駐車場)に出店した屋台も大盛況♪


思いきり体を動かして楽しめるふわふわ遊具


ホリのものまねショーに参加者も大興奮


青年たちのダンスパフォーマンスが会場を沸かせる


笑いありのオリジナル劇に思わず笑顔が

COMMENT
つどい推進責任者 樋口拓也

となりの人を笑顔に。そのテーマ通り、笑顔がつながって、みんなが笑顔になったつどいだったなと思います。今回、ぼく自身もそうですし、とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―TAS+」をみんなが頑張って、たくさんの新しい人に来てもらうことができました。

新しい人に声をかける中で、自分ってこういうところがあったんだなと、1人で参加するよりも気づくことが多いんですよね。そういう声も、今回たくさん聞きました。ここでつながった仲間たちと、毎月のつどいをさらに盛り上げて、“ホッと” できる仲間の輪を広げていきます。


ここから世界中を元気にしまっせ!

拡大青年のつどい in 名古屋

でらスマイル博

INTERVIEW


佐藤裕子さん 愛知県 33 歳

|   「一緒に手伝ってほしい」。みんなの力で大盛況!

私は5 月に出産し、育休中。初めての子育ては戸惑うことばかりで、慌ただしい毎日を過ごしています。「拡大青年のつどいin 名古屋」に向けても自分の役割をこなすだけで精いっぱい。誰かを誘おうという余裕はありませんでした。

でも、当日が近付くにつれて、同じ支部の仲間や、毎月名古屋で開催している青年のつどいで交流がある他支部の青年たちが、たくさんの人に声をかけて頑張っていると聞きました。そこで、元々負けず嫌いの性格に火がついたんです。よし、私も誰か誘うぞ!と。

そこで声をかけたのが、私が勤めている保育園の同僚4人でした。普段からみんなで食事に行ったり、家に遊びに来てくれた人もいたり、職場以外でも仲良くしているメンバー。今回、私の支部で担当する子ども向けの縁日ブースが企画されていたので、「一緒に手伝ってほしい」と誘ったんです。

みんな快く引き受けてくれて、当日は4人で、そのうち2人はお子さんも連れて来てくれました。私は他にも役割があってずっとそばに居られなかったけど、さすがは普段から子どもと関わっているプロたち。積極的に盛り上げてくれて、縁日ブースは大人気でした。彼女たちも、いろんなプログラムを楽しんでくれて、本当に良かった。この素敵な縁を大切に、もっと仲間の輪を広げていきたいです。

●佐藤さんの同僚たちからひと言

「誘われたとき、すごく楽しそう!って思いました。ずっとお客さんが途切れなくて、みんな笑顔で、私も楽しかったです」。

「大盛況でびっくり。保育園でもできたらいいなと思いました」。

「学生のときの文化祭みたいですごく楽しかった」。

「息子も積極的に手伝ってくれて、うれしかったです」。

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Kさん 静岡県 32 歳 男性

|   毎日お経をあげる。そこから元気が湧いてきて…

3年前、妻に導かれて霊友会に入会した私。最初は妻に言われるがままつどいに参加していました。でも、いろんな境遇の人と知り合って、自分にはない考え方にふれられる。自分の殻に閉じこもらないで、人の思いに真剣に耳を傾け、感性を養うって、普段の生活ではなかなかできないことだな。つどいっていいな、霊友会っていいなと少しずつ思うようになったんです。ただ、友人に霊友会の話をしようとするとうまく説明できず、いつも結局誘えないまま終わっていました。

そんな中、5月末に参加した「青年の弥勒山セミナー」で、ある人が言った「やめないことを続ける」という話が心に残りました。よし、今まで毎日あげていなかったお経を続けてみよう! そう思い、毎朝、自分で決めた時間に起きて、お経をあげるようにしました。それだけで元気が湧いてくる気がしています。

そのおかげなのか、今回、愛知に住む姉夫婦に「楽しいイベントだし、子どもたちも遊べるし、おいでよ」と声をかけることができたんです。初めてつどいに参加した姉夫婦は、すごく楽しんで帰ってくれました。後日、入会を勧めてみると「そういうのはいいかな」と言われてしまいましたが、「今回みたいなイベントならまた参加してもいいなと思った」と。うれしかったです。今回のことを通して、自分が一歩、成長できた気がしました。


 

PHOTO×REPORT

小さな子どもから大人まで、どの世代が参加しても楽しめる企画が盛りだくさんだった1日。名古屋サンスカイルーム、そこから歩いてすぐのインナートリップセンター名古屋、隣接するシャムズガーデンと、各エリアを行き来しながら、参加者は様々なプログラムやブースを楽しんでいた。

一から企画を考え、数カ月をかけて準備し、来てくれた人たちに喜んでもらえるようにと一生懸命汗を流していた青年スタッフたち。その努力が実り、会場の至るところで、でらスマイルが弾けていた。今後も、毎月名古屋で開催している青年のつどいを軸に、笑顔の輪を広げていく。


スタッフを中心に、青年の輪が至るところに


「キャラクターすくい」に大興奮


夫婦や家族連れの姿がたくさん見られた


「仮装カフェ」へようこそ!


テーブルゲームで大盛り上がり


トークライブから。“ホッと”できるつどいの実感を語る

COMMENT
つどい推進責任者 脇坂祐輝

妻や息子たち、会員が誘った友達など新しい人たちと一緒に参加して、ぼく自身も楽しく1日を過ごせました。今日、初めてつどいに参加した人たちに、つどいっていいな、霊友会っていいなと少しでも感じてもらえていたなら、「拡大青年のつどい」をやった意義があると思っています。

名古屋では、「鉄板青年のつどい」「ガッツリ夜のつどい」など、毎月様々なつどいを開催。そこから今日につながった人もたくさんいました。これからさらにつどいを充実させて、弥勒山にも一緒に参加する仲間の輪を広げたい。つどいをきっかけに人生が良くなった!という仲間を増やしていきます。


でらスマイルの輪を広げます

MESSAGE


青年部部長 前田康喜

|   つどいの場がもっと広がれば、世の中はきっと良くなる

私にとってつどいは、人生に必要不可欠なもの―。子どもの頃から人一倍負けん気が強く、やんちゃばかりしていた私。初めて就職した会社でもワガママ三昧で、ずっと自分勝手に仕事をしてきました。3年くらい経った頃、ふと気づくと、職場で独りになっていました。どんなに仕事がきつくても、プライドが許さなくて「しんどい」と言えない。そしてある日突然、会社に行けなくなってしまったんです。

そんなときに、霊友会の先輩が私をつどいに誘ってくれました。てっきり会社に行けなくなったことをみんなから怒られると思ったのに、「長い人生、こんなことはなんぼでもあるよ」。優しい言葉をかけてくれて……。その瞬間、心の底から、もう一度頑張ろうと。ありのままの自分をつどいで受けとめてもらえたから、前に進むことができたんです。

そして、自分の生き方を見つめ直すことができるのも、つどいの魅力です。今の会社に巡り合って5年ほど経ったときのこと。私が、あるチームの責任者を任されることになりました。他のメンバーはほぼ全員が年上の先輩。根っからのやんちゃな性格が変わっていなかった私は、このチームでは俺が偉いんや。俺の言うことを聞け。そういう態度でした。メンバーの意見を聞かずに、ただ営業目標達成のために躍起になっていました。

その年の忘年会。30人いるメンバー全員に声をかけましたが、来てくれたのは1人だけ。チームはバラバラで、当然、目標も達成できず。社長からは「仕事のやり方を一から見直せ」と厳しく指摘され、本当に悔しい思いをしました。

そんな中、久しぶりに参加したつどいでこのことを話しました。すると、ある先輩がひと言、「そりゃそうや。なんぼ頑張ってる責任者やったとしても、年下から偉そうに言われたら、誰も聞かへんよ。逆の立場やったらどうやねん?」。ホンマに先輩の言う通りや。ここで、自分の姿勢を改めよう。そう思うことができました。

次の日の朝礼で、チームのみんなに伝えました。「すみませんでした。今まで自分の仕事の仕方が間違っていました。このチームのみんなで目標を達成したいんです。こんな自分ですけど、よろしくお願いします」と。そして私自身も現場に足を運び、一人ひとりとこまめにコミュニケーションをとるようにしました。みんなが毎日、笑って家に帰れる。そういうチームを目指そうと声をかけ合いながら一丸となって努力した結果、その年の目標を達成。忘年会には36人が来てくれました。

この体験が、私の仕事に向き合うスタイルをつくってくれました。一緒に働いている人に感謝の心をもつこと。みんなで元気になっていくこと。そう思って関わることの大切さを教えてくれたのが、つどいだったんです。

今、世の中には、1人で悩みを抱えている人がたくさんいます。世界中の至るところで、争いが起きています。そんな世の中を変えていきたい。みんなが、となりの人を笑顔にして、〝ホッと〟がつながっていけば、世の中はきっと良くなっていくのだと思います。誰かを思って行動できる自分になる。そんなつどいの場を、一緒に広げていきましょう。

「拡大青年のつどい in 東京」から