今月の
特集

2025.5.1

出会う。ふれ合う。ステップアップ!

きっかけは弥勒山にある!
春の学生班・青年部入部式に密着

新年度。それは中高生にとって、新たな出会いや挑戦にワクワクしたり、うまくいくか不安になったり悩んだりする季節。どうすれば、思い描く理想の自分にステップアップできるのか―。そのきっかけは、弥勒山にある!

今回は、新年度を前に開催された春の学生班・青年部入部式に密着。いろんな人と出会う。ふれ合う。その中でこそ、新たな一歩を踏み出せた、成長できた。そんな実感をつかんだ中高生の姿が、そこにあった。

    1. INTERVIEW.01―私は、子どもの頃から家族で弥勒山に参加していました。そこで憧れたのが、続きを読む
    2. INTERVIEW.02―お父さんの仕事の関係で、生まれた時からイタリアのミラノに住んでいます。続きを読む
    3. INTERVIEW.03―ぼくは弥勒山が大好きです。参加するたびに同年代の友達が増えて楽しいし、続きを読む
    4. Report 参加者の声今回、『自分なりの目的をもってお経をあげよう』という話を聞きました。続きを読む

INTERVIEW.01

いとこ同士でステップアップ!


澤田 葵さん 兵庫県在住 高1 隠浪結子さん 兵庫県在住 高2

|   勇気を出して運営者に挑戦したら…
         自信がついた!

隠浪 私は、子どもの頃から家族で弥勒山に参加していました。そこで憧れたのが、同じ地域の青年部のお姉さんたちでした。運営者としてみんなを引っ張る姿がカッコ良くて、私もこんな人になりたい!と思ったんです。中学校で生徒会活動をするくらい積極的な性格になれたのも、弥勒山でそうした姿を見てきたからだし、初対面の人と数多く出会ってきたからだと思います。

また、その時その時に、色々なことを教えてもらえるのも、弥勒山の大きな魅力です。私は5人きょうだいの長女で、なるべく親に迷惑をかけないよう、普段はワガママを言わないように気をつけています。でも、身長が伸び盛りの弟たちばかり新しい服を買ってもらえるのが不満で、「女子高生なんやから、私だってオシャレしたい!」と、母と言い合いになっちゃうことがあるんです。

そんな中で、弥勒山に参加して全国から集まった人たちと話していると、家庭環境が複雑な人に出会うことがありました。私はなんだかんだ言っても家族と仲がいいし、親せきや同じ地域の仲間たちに囲まれて、いつも楽しい。それって幸せなんだってあらためて思いました。

私にとって弥勒山は、色々なきっかけをつかめる場所です。もっと成長したくて、昨年初めて運営者に挑戦し、今回、いとこの葵に「一緒にやろう」と声をかけて、2人で運営者に挑戦しました。

澤田 私はすごく人見知りで、学校でも、自分から話しかけるのが大の苦手でした。結子ちゃんに誘われた時も、運営者なんて無理だと思いました。でも、4月から高校生になるし、私も内気な自分を変えたいと思い、結子ちゃんや同じ地域の仲間に背中を押されて、勇気を出して挑戦しました。

参加者に話しかけるのも、コーナーの司会も、ものすごく緊張しました。でも、弥勒山当日に向けてお経をあげたり、司会の練習をしたりしました。本番に向けて頑張ってきたおかげか、参加者に元気よく発表してもらえたり、先輩たちから「良かったよ」と声をかけてもらったりして、私にもできるんだ!って、自信がつきました。

高校では、クラス委員や生徒会など、今まで避けてきたことにも、積極的にチャレンジしていきたいです。

隠浪 葵のためにも私がしっかりしなきゃと思い、昨年の弥勒山で運営者をさせていただいた時は、先輩に頼り切りだったのが、今年は次にどう動くべきか自分で考え、参加者のためにより積極的に行動を起こせた自分がいて、さらに成長できた気がします。弟や妹たちにもいい影響を与えられる自分になるために、これからも頑張ります。

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4月から中学生の青年部入部生たちは、弥勒山での新しい出会いにもワクワク

INTERVIEW.02

春から青年部の仲間入り 青年部入部生インタビュー


中村應見さん イタリア在住 中1

|   また会える時まで、ぼくもイタリアで頑張ろう!

お父さんの仕事の関係で、生まれた時からイタリアのミラノに住んでいます。弥勒山には4歳の頃に1回だけ来たことがありました。最近はサッカークラブの合宿で外に泊まることも慣れてきたので、「また弥勒山に行きたい!」ってお父さんに話して、一緒に来ることができました。

今回は、友達がたくさんできました。お互いの学校の話をしたり、みんなにイタリア語を教えたり、美味しいカレーを一緒に食べたりして、すごく楽しかったです! みんなの夢や目標を聞いて、また会える時まで、ぼくもイタリアで頑張ろうと思いました。

ぼくの夢は、お父さんのようにプロのサッカー選手になって活躍することです。そのために、毎日あげているお経をこれからも続けて、サッカーだけじゃなく、色々なことができるように、勉強も一生懸命頑張ります。

 

父親の聖さんから

私は日本でプロのサッカー選手をしていました。現役引退後、選手時代にお世話になった整体師の師匠に弟子入り。7年半の修業後、独立してミラノで開業しました。数々の困難がありましたが、両親から受け継いだ霊友会の教えを指針にして、今日まで来ることができました。

弥勒山は、前回息子と参加して以来、私にとっても久しぶりでした。一緒に参加した先端支部長から「何事も偶然ではなく必然」と聞いて、これから息子も中学生になって様々な経験をしていく中で、どんなことがあっても、霊友会の教えを生かして、日本人としての誇りをもって頑張れよとあらためて教えてもらった気がします。これからも親子で前向きに歩んでいきます。

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学年別分科会では色々な話をしました

INTERVIEW.03

つどい→弥勒山でステップアップ!


山田快歩さん 岐阜県在住 中3

|   お経をあげる。教えを伝える。
         その経験を生かして、弥勒山でさらに成長!

ぼくは弥勒山が大好きです。参加するたびに同年代の友達が増えて楽しいし、グループミーティングでいろんな話をする中で、少しずつ自分の意見を人に言えるようになりました。人前で発表することにも慣れていって、学校でも積極的に前に出たり、クラスメートの会話に自分から入っていくこともできるようになったんです。

そんな中、昨年、同じクラスになったある友達との関係に悩むようになりました。彼はいつも自分の主張ばかり押し付けてきて、ぼくが何か意見を言おうとしても、聞く耳をもってくれない自分勝手な性格。彼を苦手だなと思い、学校に行きたくないと思う日もありました。

そのことを、昨年11月、地域のつどいに参加したときに、いろんな人に話してみたんです。するとみなさんが、「毎朝お経をあげて、霊友会の教えを人に伝える導きの修行に取り組んだら状況が変わるよ」とアドバイスしてくれました。

朝起きるの苦手だしな。本当に変わるのかな……。最初はちょっと気が重かったです。でも、やっぱり変わりたい。そう思い、やってみることにしました。

毎朝、いつもより早起きしてお経をあげる。しばらくそれを続けていると、朝起きるのがだんだん苦じゃなくなって、毎日スッキリした気持ちで登校できるようになりました。苦手な友達のことも、不思議と、あんまり気にしないようにしようと思えてきたんです。

そして、霊友会の教えを「一緒にやろう」と10人くらいの友達に伝えました。すぐに入会するっていう子はいなかったけど、支部のつどいに誘ったら参加してくれて、「楽しかった。また今度呼んでよ」と言ってくれた子もいたんです。それまでは、仲のいい友達でも、断られたら気まずいなと思って誘うことまではできなかったけど、これからはどんどん伝えてみようと思えるくらい、自信がつきました。

今回の弥勒山では、ぼくは、参加者に楽しんでもらうためにいろんな役割を担う運営者の1人でした。つどいをきっかけに地元で頑張ってきた経験を生かして、参加者全員に話しかけるくらいの気合いで臨みました。1人でポツンとしている子がいたらすぐに声をかける。相手に笑顔になってもらえるように話をしたり、話を引き出す。いろんなことを意識しながら行動できたと思います。「楽しかった!」とたくさんの参加者が言ってくれて、すごくうれしかったです。自分がまたひと回り成長できた気がしました。

今年は受験生。勉強がすごく苦手なので、調理系の勉強ができる高校に進むという目標に向かって、しっかり頑張っていきます。そして、次は友達を弥勒山に誘って、もっと成長していきたいです!

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楽しくて、思わず笑みがこぼれる

Report 参加者の声

「友達とおしゃべりしたり、みんなでダンスを踊ったり、すごく楽しかった」。「初めて来たけどむちゃくちゃ楽しかった。絶対にまた来ます」。楽しい雰囲気に包まれて、中高生のキラキラと輝く笑顔があふれた2日間。同じ支部の仲間同士で参加したという高校生の女子3人組に、今回の弥勒山で感じたことを聞いた。

「今回、『自分なりの目的をもってお経をあげよう』という話を聞きました。今まで何となくあげていたけど、最近、部活の空気が悪いことに悩んでいたので、その状況を変えていくためにお経をあげます」。(東京都・高2)

「クラス替えで友達ができるか、新年度が不安なまま参加しました。でも、運営者から『明るく自然体でいれば大丈夫!』と背中を押されて……。たしかに私は考え過ぎる癖(くせ)があるな。自分らしくいこう!と思えました」。(愛知県・高3)

「私も高校で友達ができるか不安。けど、今回の弥勒山でもいろんな人と楽しく話せたから、学校でもきっとできるって自信になりました。友達をたくさんつくれるようにお経をあげて、自分から話しかけていきます」。( 愛知県・高1)

最後に、3人はこう話してくれた。

「今回、本当に楽しかったから、次は友達に声をかけて一緒に参加したい!」

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青年部への入部を記念して、弥勒山に植樹しました


「発表する人!」「ハイ‼」。みんなで大盛り上がり