今月の
特集

2026.3.2
私たちが未来をつくる!
令和8年「青年部決起のつどい in 弥勒山」
「 とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―TAS(タス)+」から導きに挑戦した1年。充実した成果をあげられた人も、思うようにいかなかった人も、誰かとともに成長できた実感をもちよって、令和8 年「青年部決起のつどいin 弥勒山」が開催された。
「 大実感発表会」を皮切りに、全国の仲間と互いの実感を交換した青年たち。「初めて導いた人集まれ!」「会員と共にTAS+に取り組もう!」「自分のつどいを開こう!」などテーマ別に分かれた分科会では、次の一歩も見えてきた。
そんな青年たちの実感を紹介する。

中高生も積極的に自分を語る

テーマ別に分かれて次の一歩を見つける分科会
うれしいことも苦しいことも
分かち合える仲間がいるって心強い
動いた! つかんだ!
実感インタビュー.01

I.Hさん 千葉県 27 歳
2年前、私の会社に転職してきたAさん。入社してまもなく、長年2人で暮らしていたお母さんを亡くされました。私は、何か力になれればと思い、職場で顔を合わせたときに「元気?」「仕事どう?」と声をかけるようにしていました。
昨年からは同じチームになる機会が増え、いろんな話をする中で、「うちで家族と一緒にご飯を食べよう」と誘いました。彼はすごく喜んでくれました。
それからも、何度も家に呼んだり、同じ支部の先輩の家で開かれている「つどい」に誘いました。Aさんは何でも素直に受け入れ、参加していました。でも、私はどうしても彼を導く自信がもてなくて……霊友会の話はするけど、「一緒にやろう」が言えない。その状態がずっと続きました。
そんな中、昨年7月、Aさんから「父親が亡くなった」と聞きました。ご両親は彼が子どもの頃に離婚していましたが、お父さんには頼れる身寄りがいなかったのか、病気で入院したお父さんの面倒を見ていたのが彼だったんです。聞けば聞くほど、複雑な家庭環境だったんだと知りました。
今まで、どれほどの辛さや悲しみを抱えてきたんだろう。彼の力になりたかったのに、私は何をしていたのか。自分が情けなくなりました。今度こそ、絶対に伝えなきゃ! 勇気を振り絞り、「一緒にやろう」と伝えましたが、その場で返事はもらえません。何かもう一歩、心を開いてもらえていない気がしていました。
| 私が心を開かないから、信頼してもらえないんだ
昨年11月、支部の「身延・七面山恩師御宝塔参拝登山修行」に参加したときのこと。道中、ふと自分を振り返る瞬間がありました。私は、辛いことがあっても人前では過剰に明るく振る舞ってしまうところがあり、弱い自分を見せるのが苦手。そんな自分の姿が浮かんだとき、そうか、私が他人(ひと)になかなか心を開かないから、Aさんからも信頼してもらえないんだ。そう思ったんです。
下山後、また家に呼んでご飯を食べたときに、私は自分の本音をさらけ出すつもりで、Aさんにいろんな思いをぶつけました。そのとき、彼が初めて吐露(とろ)してくれたんです。「何をしても楽しくない。何で生きているのか分からなくなるときがある」と。何て返せばいいか悩んだけど、「それでも生きていくしかないから。私と、この教えにかけてみてくれない?」と自分なりの思いを伝えました。後日、Aさんから「入会します」と返事がありました。
それから兄と共にAさんの家に通い、一緒にお経をあげ、「つどい」を重ねています。「いつもありがとうございます」と言うAさん。その言葉に、休みの度に押しかけて迷惑じゃないか、と考えていた私の方が感謝しています。
導くことは、責任や負担が増えてしんどいことだと思っていましたが、違いました。うれしいことも苦しいことも分かち合える仲間がいるって心強い。「青年部決起のつどい in 弥勒山」でいろんな人の実感を聞いて、より一層そう思いました。会員と一緒に、幸せな未来を切り拓いていきます。

仲間の話に真剣に耳を傾ける
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
嫌な思いをさせたくないフリをして、
自分が逃げたかったんやな
動いた! つかんだ!
実感インタビュー.02

M.Mさん 大阪府 24 歳
昨年、専門学校からの友達であるTさんを導きました。彼女はその頃、仕事がとても忙しく、上司とのそりが合わないことにも悩んでいました。元々明るい性格なのに、めっちゃしんどそうな顔をしていて、ほっとけなかったんです。
いろんな人に話を聞いてもらって、少しでも楽になってほしい。そう思って、「社会人同士で交流できる楽しい場があるから来てみない?」と、私たちの支部で“駅前交流”と呼んでいる「つどい」に連れて行きました。
Tさんはその場がすごく楽しかったようで、「一緒に霊友会をやろう」と伝えるとその日に入会。それから、お経をあげ、いろんなつどいに一緒に参加するようになりました。つどいに行くと、話を聞いてもらって心が軽くなる。いろんな年代や環境の人とふれ合って、元気をもらえる。Tさんの表情に、次第に明るさが戻っていきました。仕事の状況は変わらなかったけど、一時は退職しようと思っていた彼女が、頑張って続けてみようと思えるくらい前向きになれたんです。
そんな中、私はあるモヤモヤを抱えていました。お経は一生懸命あげるし、今年は寒行にも挑戦するなど、何でも素直に取り組むTさん。ご両親にも、霊友会の教えを伝えようとしていました。でも、Tさんのご両親は宗教に抵抗があるタイプだとのこと。まだそこまで大きな体験があるわけじゃない彼女が、ご両親に否定されて傷ついて、霊友会まで嫌になってしまったらどうしよう。そう考えると、素直に応援できない自分がいたんです。
| 何でも素直な会員に素直にありがとうと言える自分に
その気持ちを変えてくれたのが、今回の「青年部決起のつどい in 弥勒山」でした。どこまでも相手のことを思って声をかけ、教えに取り組んでいろんな壁を乗り越え成長できたという仲間たちの発表。そして、「会員と共にTAS+に取り組もう!」のコーナーで、運営会議副議長髙橋かがり青少年支援委員長からもらったアドバイスが心に刺さりました。
「自分自身が明るく霊友会の教えをやっていこうという姿勢がなかったら、会員には同じように思ってもらえないよ。大きな体験がなくったって、あなたと一緒にやって良かったから両親にも導きの声をかけようと思うわけでしょう。それを素直にありがとうと言える自分になって、自分もよし負けないぞという気持ちで、会員を引っ張っていきましょう」。
私は、Tさんに嫌な思いをさせたくないフリをして、本当は彼女を引っ張っていく自信がないから、自分が逃げたかったんやな。彼女に向き合っているつもりで、ちゃんと向き合っていない薄情な自分だったんやなと気づきました。
何でも素直なTさんから、自分の至らないところに気づかせてもらいました。彼女に対しても、これまで自分を支えてくれた両親や家族、霊友会の仲間や先輩たちにも感謝の気持ちをもち、Tさんのように真っすぐな姿勢で教えに取り組んでいきます。

一人じゃないから前に進める。これからも一緒に
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
MESSAGE

青年部部長 前田康喜
| 青年部は世の中の青年のリーダー。
世界の平和に貢献する自分たちに
一緒に修行する会員がいる。互いに切磋琢磨(せっさたくま)する仲間が全国にいる。それはほんまにありがたいことなんやなと、今回の弥勒山であらためて実感しました。
私は、会社員であり、夫であり、3人の子どもの父親です。そのすべてが順風満帆というわけにはいきません。毎日いろんなことがあるし、壁にぶつかることもたくさんあります。
会員にもさまざまな問題が起こります。仕事がうまくいかなかったり、人間関係に悩んだり、体調を崩して病気になったり……。365日、何の悩みや問題もなく過ごせる人なんていないと思います。
でも、霊友会の教えがあるから、一緒に修行する仲間がいるから、どんな壁も乗り越えていける。私たちはそういう素晴らしい教えにめぐり合っている。自分を生んでくれた両親、命をつないでくれた先祖、支えてくれる家族や仲間、そして、この教えを受け継いでくださった先輩方に、今、感謝の気持ちでいっぱいです。
世界を見渡せば、戦争で大切な家族を亡くした人。今なお戦火に怯おびえながら過ごしている人。飢えに苦しんでいる人。戦争がなくても、食べるものがあっても、自分の居場所を見つけられず、孤独を抱えている人が、世の中にはまだまだいると思います。
私たち霊友会青年部は、世の中の青年のリーダーです。自分たちが味わった喜びを、自分たちだけのものにせず、たくさんの人に伝える。「つどい」に誘い、たくさんの人とふれ合ってもらい、ホッとしてもらう。元気になってもらう。自分たちだけが満足するんじゃなくて、人のために、社会のために、心と体を使っていきたい。
それぞれの地元で、それぞれの職場や学校、家庭の中で、あなたにしか声をかけられない人がいます。一人ひとりが、自分に縁のある人に声をかけ、「Myおせっかいフェス」に新しい人と一緒に参加し、世界の平和に貢献する自分たちになっていきましょう!
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