①私と彼女の一歩

私は言語聴覚士（※）として、普段、病院内で働いています。今は特に緊張感を保ちながら、一日も早い収束を日々念願し、目の前の仕事に一つ一つ、精一杯取り組む。休日は、気分転換と、自分の将来に役立てる目的を兼ねていろんな料理に挑戦中。そんなふうに、うまく息抜きをしながら頑張っています。

そんな中、気になる後輩がいます。昨年、私の１年後に就職して病院にやってきた同い年の女の子。彼女は元々、人付き合いが苦手だったようで、人間関係に悩み、数カ月で仕事に出て来れなくなってしまいました。

同じアパートに住んでいたのですが、彼女が実家に戻ってしまったので、顔を合わせることもなく……。近くにいたのに気づけなかった。力になれなかったと、ずっと心に引っ掛かっていました。

今年の２月、彼女が久しぶりに職場に復帰。私は、積極的に話しかけるようにしました。その中で、散歩が趣味だということを知ったんです。そこから週１回、１時間、二人の散歩タイムが始まりました。

密接を避けるため、物理的な距離は取らないといけないけど、他愛もない話をしながら一緒に歩いていると、少しずつ、彼女との心の距離が縮まっていくような気がします。彼女から、「散歩、続けたいです」と言われたとき、私でも少しは力になれたのかな、とうれしくなりました。

一歩ずつ、私も彼女と一緒に成長していけたらいいなと思いました。

※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。※「言語聴覚士」…病気や事故、発達上の問題などにより、話す・聞く・食べる（飲み込む）ことが困難な人に対して支援を行う専門家

• ②これがあるから頑張れる！

②これがあるから頑張れる！

私にも、何かできることはないだろうか。なんでもいいから、とにかくやってみよう！そう思い、３月上旬、会員のみんなと一緒にマスク作りをしました。なるべく接触時間を短く、パッと作ってパッと解散できるよう、事前に自宅で練習。当日、不織布やゴムなどを持ち寄って作りました。

各々、家族や親せきに渡したり、同じ社宅に住んでいる友人に渡したり。既に使い捨てマスクは品薄が続いている時期だったので、すごく喜ばれて、やって良かったなと思いました。

しかし、その後、事態はさらに悪化し、緊急事態宣言が発令。とうとう何もできなくなったと落ち込みました。そんなとき、以前から同僚と月に一度開いていたつどいのことを思い出したんです。

私の周りには、仕事の悩みを周りに相談できずに１人で溜め込んでしまう人が多く、入社後すぐに辞めてしまった後輩もいました。これ以上、そんなことがあってほしくないと、何でも話せるつどいの場をつくったんです。毎回好評で、「これがあるから仕事を頑張れる」と言ってくれた人もいました。

ところが今は、３密を避けるため、会社でも長時間話すことはなく、挨拶を交わす程度……。そこで、オンラインのつどいと飲み会を始めました。みんな、今まで話したくても話せなかったことがたくさん溜まっていたみたい。ものすごく盛り上がりました。盛り上がり過ぎて、いつまでも終わらない（笑）。でも、私もそこで元気をもらいました。今後も続けていきたいです。

最近は、同じ地域の大学生の子が、就職活動に不安を感じています。「全然活動できていないから、せめて今のうちに、社会人の先輩の話を聞いておきたい」。そんな声を聞いて、青年部の仲間に協力してもらい、オンラインで先輩の話を聞こう！という企画を考えています。

学校の休校も長引きそうで、中高生も心配です。自分の身の周りにいる人たちの心にもっと目を向けて、少しでもみんなを元気にできるよう、私にできることを見つけていきます。

※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。

• ①私と彼女の一歩
• ③会えなくてもつながれる

③会えなくてもつながれる

先日、青年部の仲間と電話で話していたときのこと。「全然連絡取っていなかった友達から久しぶりに連絡がきて、めっちゃうれしかったんだよね」という言葉に、高校の友達とは卒業してから全然連絡を取ってないなと思ったんです。

それで、すぐに何人かに連絡をしてみました。その中の１人が、「今、仕事も大変で。連絡くれてうれしい」と。話が弾んで、「オンライン飲み会やってみようぜ」って話になったんです。

そして翌日。「飲む前にちょっといいかな？」と言って、霊友会をしていること、世の中を元気にしたくて、自分にできることを頑張ってるんだって伝えました。一緒にやらないか？と誘ったら、「やってみる」。しばらくは電話やＬＩＮＥでのやり取りになるけど、一緒に頑張っていきたいです。

また、地元にいる会員５人と、オンラインつどいも毎月開催しています。それぞれの家でお経を同時にあげ、その後に話をするんです。その中で、以前から先輩との関係に悩んでいた保育士の会員が、「お経をあげていたら、先輩のきつい言葉も自分のために言ってくれているのかなって思えるようになってきたんだ」と話してくれたんです。それを聞いて、「良かったじゃん！」とみんなで喜び合いました。

友達20人ぐらいに連絡して、今もやり取りが続いているのは正直、数人です。話が弾むことばかりじゃないし、返事が返ってこないと傷付くこともある。でも、連絡したからこそ、つながった縁がある。だからこれからも、トライし続けていきます。

※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。

• ②これがあるから頑張れる！
• ④みんなの姿が元気の源

④みんなの姿が元気の源

一日も早く収束するように、社会に役立つ自分たちに成長できるように。３月から、遠方に住む会員と一緒に20日間の修行に取り組みました。心をこめて朝晩お経をあげ、終わったらＬＩＮＥで報告。「職場の同僚に腹が立っていたけど、自分にも悪いところがあったかもしれない」。日々、自分を振り返る会員に、ハッとさせられて、私にも直すところがあるかもしれないと感じました。

そこで思い出したのが、もう一人の会員・Ａさん。彼女に相談されてアドバイスしても、全然言うことを聞いてくれなくて、「人の言うことを聞かなきゃダメだよ」。そうきつく言い過ぎてしまうことがしょっちゅうでした。

あらためて考えると、私はＡさんにああしろ、こうしろと自分の意見を押しつけてばかりで、心から彼女の気持ちを考えていなかったな。もっとＡさんに寄り添える自分になりたいと思ったんです。

実家を離れてグループホームに入所し、就労支援施設に通っていたＡさん。４月から施設が休みになり、外出も自粛することになりました。私も派遣の仕事が休みになって時間に余裕ができたので、私の家族や他の会員と一緒にオンラインのつどいをしたり、個別に電話して、以前より密にＡさんと連絡を取るようになったんです。

Ａさんは１日中ホームにいてもやる事がない、退屈だと話していました。時間を有効活用しなきゃもったいないよ、と言いたいところをぐっとこらえて、彼女の話に頷きながら、最後まで聞きました。そして「この機会に新しいことを始めようと思って、私はＹｏｕＴｕｂｅに動画を投稿し始めたよ。Ａさんも何かやってみたらどうかな」。そう話すと、「やってみる！」と。さっそくアカウントを作って、テスト動画をアップしたんです。こんなに行動力があったなんて！　彼女の意外な一面を知ることができました。

その後、Ａさんから「初めてホームのスタッフさんの手伝いをしてみたよ」とか、「精神的に不安定な子が同じホームにいて、その子のことが心配なんだ」と報告や相談が入ってきました。少しずつ、人のために動こうとしているＡさん。私も負けずに行動しようと思いました。

会員に元気になってもらおうと関わっていたつもりが、かえって私のほうが元気をもらっています。人を思いやりながら、この状況を乗り越える仲間をもっと増やしたい。そんな思いが強くなり、友達に片っ端から連絡をとって近況を聞き、霊友会の教えを伝えるようになりました。日本を明るくするために、まずは周りの人と一緒に元気になる。自分にできることを精一杯頑張ります。

※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。

• ③会えなくてもつながれる
• MyおせっかいLIVE① みんな、どう過ごしてる？

MyおせっかいLIVE① みんな、どう過ごしてる？

「一人でも多くの人に元気を届けたい！」と、『開教100年』中央本部委員の新谷大介青年部部長、樋口拓也青年部部長代理、前田康喜第二十五支部青年部責任者の3人が企画した「MyおせっかいLIVE」がスタート！　毎週、金曜日・夜8時から配信しています（曜日・時間帯は、今後変更の可能性があります）。

番組は、3人が様々なテーマについて話したり、視聴者からのコメントに言葉を返したり。まるで、3人と視聴者が一緒につどいをしているかのような一体感が面白い。「毎週、この時間が楽しみ！」「これを見たくて今日も仕事を頑張りました！」と、早くもリピーターが続出。今回は、過去の配信からその一部を紹介します。

樋口　こんばんは～。始まりました、第２回です！
前田　みなさん、家でくつろぎながら観てくださいね。ゆるい感じで。
樋口　ぼく、今日配信するって友達に言ったんですよ。ぼくたちのこと知らない人も観ると思うんで、まずは自己紹介からいきましょう！
前田　33歳、株式会社○×△で品質管理してます、前田康喜です！
樋口　ぼくは康喜くんの１つ下で、樋口拓也です。電気工事士してます！
新谷　学習塾を始めて１年になります、新谷大介です！
樋口　今日もみなさんといろんな話をしていきたいと思います。
全員　よろしくお願いします！
前田　今、世の中がこういう状況になって……早くみんなに会いたいよね。
樋口　ホンマに！　新谷部長は最近、どう過ごしてますか？
新谷　塾もオンライン授業になったし、会員や友達ともオンラインつどいを始めてみたよ。顔を見るだけでも安心するし、うれしいよね。
前田　ぼくは人と直接会いたい派で、ＳＮＳには疎いけど、やってみたら結構いいやん！って思った。みんなも友達とやってみてほしい。
新谷　何事もトライしてみて、駄目だったら変えればいいんだよね。今だからこそ、新しいチャレンジをどんどんできると思う！
樋口　あ、コメント来てますよ。Ｙさんから、「学校に行けないから、おせっかいできひん」って。さっきの話じゃないけど、家に居てもできることあるかも。
前田　「元気？」「朝ちゃんと起きれてる？」って電話でもいいんだよね。
樋口　そうですね。それと、こうして コメントもらえるの、うれしいなって思いました。つながってるって感じられて。だから、いろんなことやってみましょうよ。何ができるかなって考えたら、ワクワクするじゃないですか！
新谷　うん。一緒に頑張ろう！

〜MyおせっかいLIVEを視聴するには〜

こちらより、ライブ配信アプリ「LINE LIVE」の「My おせっかい」チャンネルにアクセス
＊Wi-Fi 環境でのご利用を推奨します。
＊アプリをインストールしなくても視聴可能です。＊ライブ配信を見逃しても、録画再生で試聴できます。＊配信曜日・時間帯は変更になる可能性があります。詳しくは、本部・青少年活動部〈03(5563)2503〉　までお問い合わせください。
＊トップの写真はイメージです。本文とは関係ありません。

• ④みんなの姿が元気の源
• MyおせっかいLIVE② どんな弥勒山にしたい？！

MyおせっかいLIVE② どんな弥勒山にしたい？！

樋口　先週の配信を観た人から「私もオンラインつどいをやってみたい」って反響をもらいましたよ！
新谷　うれしいね！　この配信を楽しみにしてくれる人のために頑張ろう。それじゃ、近況から。
樋口　この前、「マスク足りてる？」って母が心配してくれて。そういうおせっかいもいいなと思って、ぼくも友達に連絡してみたんですよ。話に花が咲いて、収束したら再会しようって盛り上がりました。
新谷　いいね。先日、うちの子が通う そろばん教室の先生と初めてじっくり話せた。今までそういう時間を大切にできてなかったんだなって、しみじみ感じたよ。今って、人間関係を見つめ直せるいい機会なんだね。
前田　特別なことじゃなくていい。自 分にできることをしようでいいと思うんですよね。支部の仲間に医療従事者がいて、今、一緒に念願しながら、こまめに連絡を取っています。
新谷　霊友会青年部は、これからも、誰かを思って「Ｍｙおせっかい」をしていきましょう！
樋口　さて！　ここからは、収束後、どんな弥勒山を開催したいかをテーマに話していきましょう。
新谷　とにかく自由な発想で。みんなでつくる弥勒山にしたいよね。
樋口　コメントめっちゃ来てます。「一緒に来た人とゆっくり過ごせる」とか、「今の時期につながった人と、弥勒山で会おう」、「野外ライブ」とか……。
前田　面白そう！　学生時代の弥勒山で、野外でやった夏祭りが楽しくて、それから弥勒山を好きになったな。腹の底から笑える。日常では味わえない体験ができる。生き方に共感したり感動して明日からのエネルギーにしてもらえる。そんな要素が入った弥勒山をみんなとつくって、友達をたくさん連れて行きたい。
（その後もトークは白熱し……）
樋口　あ、もう時間が（汗）。みなさん、この続きはまた来週！
全員　ありがとうございました！

 

〜参 加 者 の 声〜

● 普段はなかなかつどいに参加する機会がない主人と一緒に観ることができて、とてもいいキッカケになりました！

● つどいも弥勒山セミナーも中止になり、すごくショックでした。３人のライブ配信が毎週楽しみで、本当にありがたいなと思います。ナイスおせっかいです！

 

〜MyおせっかいLIVEを視聴するには〜

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＊アプリをインストールしなくても視聴可能です。＊ライブ配信を見逃しても、録画再生で試聴できます。＊配信曜日・時間帯は変更になる可能性があります。詳しくは、本部・青少年活動部〈03(5563)2503〉　までお問い合わせください。
＊トップの写真はイメージです。本文とは関係ありません。

• MyおせっかいLIVE① みんな、どう過ごしてる？