今月の
特集
2023.12.1
だから!ここから!弥勒山
令和5年 青年部弥勒山大祭
11月4日~5日
誰かに誘われて、ドキドキしながら初めて弥勒山に来た人。仲間に会いたい!元気をもらいたい!と参加した人。うまくいったことも、いかなかったことも、この1年の実感を胸に臨んだ人……。全支部、全国から、さまざまな思いをもった青年たちが集結した「青年部弥勒山大祭」。
いろんな人の生き方にふれ、「とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―TAS+(タス)」を合言葉に、“だから” “ここから” 始めようと動き出した青年たちを特集する。
初参加インタビュー01
| 人のために動く。その思いにふれて
台湾 M.Jさん 31歳 L.Bさん 33歳
M 私たち夫婦が霊友会の教えを知ったのは昨年。私のいとこの結婚式に出席するために来日し、奥様のIさんとそのご家族と食事会をしたときでした。
L 初めてお会いしたI家のみなさんがとても温かい人たちで、まるで何かに守られているような幸せな空気を感じたんです。それを伝えると、「自分をより良くしていこうと子どもの頃から霊友会の教えを実践してきたことで、いろんな困難も乗り越えて、今の幸せがあるんです」と話してくれました。その話を聞いて、私たちは興味津々(きょうみしんしん)。一緒に弥勒山に行くことをその場で約束し、今日、来ることができました。
M 弥勒山に来て印象的だったのは、他の参加者との交流がたくさんあったこと。宗教と聞いて、前に立つ人から何かを教えてもらうようなイメージだったんですが、いろんな人たちと家族や友人との人間関係、仕事のやりがいや悩みといった、日常生活に根差した話がたくさんできて有意義な時間を過ごせました。また、会場移動時のエスカレーター案内や会場内での整理・誘導など、参加者自身がいろんな役割をもって、お互いのために助け合っている姿が印象的でした。
L 私は拝殿に入った瞬間、とても空気が澄んでいるなと感じました。そこでお経をあげると、不思議と落ち着いた気持ちになれたんです。私は公務員とメディア関係、2つの仕事をしています。台湾に帰ってからも毎日お経をあげて、心にゆとりをもって、まわりの人にていねいに接していきたいと思いました。
M 私は美容関係の仕事をしているんですが、お客さんのことより、自分の営業成績が気になってしまうことも……。でも、弥勒山で出会った、相手を思いやって行動しているみなさんのように、私もお客さんが少しでも良い結果に巡り合えるよう、相手のことを思って接していきたい。そのために霊友会の教えを生かしていきたいと思いました。
L みなさんが自然と他人(ひと)のことを思い、動いている様子に私も刺激をもらいました。誰かのために動ける自分を目指して、ボランティアにも取り組んでいこうと思います。
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
初参加インタビュー02
| 参加者一人ひとりの姿で、自分ができることに気がついた
香川県 新居 建人さん 33 歳
結婚する木部有紀子さんと一緒に
3年間付き合った彼女と結婚することになりました。そんな彼女から「一緒に行こう」ってずっと誘われていた弥勒山。仕事が忙しいし、そんな遠くまで行く必要があるのかなって疑問があって断っていたんです。でも、結婚を機に彼女とその家族が大切にしている教えをちゃんと知っておきたいと思って、今回参加しました。
いざ弥勒山に来てみると、想像していたよりも大勢の人が参加していて、拝殿で一斉にお経をあげたときは圧倒されました。全国からこれだけ多くの人が集まっているんだから、自分も何かつかめるかも! そう思って、いろんな人の話に積極的に耳を傾けました。すると、霊友会をやっている人たちは、親や上司から「ああした方が良いよ」とか、「こうしなさい」とか言われたときの受け取り方が違うってことに気づいたんです。なぜこうなったんだろうとか、それで自分の足りないところに気がついたとか、相手を責めるのではなく、自分を振り返っている様子がとても印象的でした。その姿勢が、自分が変わってまわりも変えていくという結果につながっているのかなと感じたんです。
これなら自分にもできそうだと思ったときに浮かんだのは職場のこと。ベテランと若手の関係があまり良くないんです。ベテランからすれば、若手はきちんと返事をしないから何を考えているのか分かりづらい。若手は先輩だからとベテランに遠慮して本心が言えない。そんな様子を、これまではどこか他人事(ひとごと)で見ているだけの自分でしたが、世代的にも中間になる自分なら仲を取り持っていけるんじゃないかと思いました。帰ったら早速、みんなが互いに一緒に働きたいと思えるような職場をつくれるように行動していきたいです。
教えて!
みんなの感じたこと。決めたこと。
先月、大好きな祖母が亡くなって、すごく落ち込んでいたこの一カ月。この弥勒山から切り替えて、祖母が喜んでくれるように一生懸命この教えに取り組みます。(20 代・男性)
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内定をもらった会社でのインターン。年上の方とのコミュニケーションも自然とできるのは弥勒山での経験が生きているからだと感じました。来年から社会人、新しいステージで頑張ります。(20 代・男性)
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小さい頃から絵が大好きで、社会人になった今も絵を描き続けています。今年、とあるコンクールでやっと受賞することができました。これからも描き続けて、自分の絵をたくさんの人に見てもらおう。もっと上達できると信じて―。 (30代・男性)
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兄と私の受験が少しでも上手くいくように、力をもらいに弥勒山へ来ました。きょうだいで志望校に絶対合格するぞ!(10 代・女性)
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ずっと憧れていた水族館でショーをするパフォーマーになるため、今は専門学校で学ぶ毎日。大人も子どももみんなを笑顔にできる自分を目指して、勉強も研修も教えも全力だ。
( 10 代・男性)
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いろんな人に声をかけて、やっと地元のつどいに友達2人が参加してくれました。もっとたくさん霊友会のことを分かってもらって、次の弥勒山にはその2人と一緒に来るぞ!
( 20 代・男性)
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
MESSAGE
| 「TAS+(タス)」を合言葉にみんなが幸せな世の中を―
青年部部長 前田 康喜
何事も自分中心で、勝手気ままに生きていた20歳の頃、親に連れられて嫌々参加した弥勒山。私と似てやんちゃな青年が、「親にひどいことを言ってしまった。こんな自分を変えたい」と泣きながら話す姿に、なんでそんなふうに自分を改めようと思えるんやと衝撃を受けました。その弥勒山で私が決めたのは、「親に何か言われる度に言い返していたけど、今日からは、10回に1回は我慢しよう」。その小さな一歩から、自分なりの霊友会が始まりました。
次第に、先輩たちの見よう見まねで、つどいや弥勒山に新しい人を誘うようになりました。最初は、誰かに「ありがとう」って言われたいからという軽い気持ちでした。でも、病気で辛い思いをしていた後輩、将来に悩んでいた人など、いろんな人に教えを伝え、ともにつどいや弥勒山に参加する中で、彼らが人と関わって元気になっていく。その姿を目の当たりにして、何度も胸が熱くなりました。人の役に立つってこんなに嬉しいんや!と、ほんまに実感したんです。そして、自分も親や先輩、たくさんの人のおかげで今の自分があるんやと気づくこともできました。
学校、職場、地元で、身近な人に自分から関わっていきましょう。相手にもっと笑顔に、幸せになってもらいたいと、つどいや弥勒山に誘う中で、自分自身の心も磨いていける。共に人生を豊かにしていけると思うんです。
生きていて幸せだとみんなが思える世の中をつくる。そのために、「とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―TAS+(タス)」を合言葉に、来年は多くの仲間と、つどいから弥勒山へ、一緒に参加しましょう!
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