今月の
特集
2022.1.1
声をかけよう!
学校・職場や家庭、近所……など、いろんな場で人に声をかけ、明るく、元気になる仲間づくりをしている青年2人のミニエピソードを紹介します。
子育ての悩みを分かち合いたい
娘が幼稚園に行くのを嫌がり、家に帰ると泣き出してしまう毎日。娘とどう向き合えばいいの……? 昨年の春、私は子育てに悩んでいました。モヤモヤした気持ちを受けとめてくれたのが、支部のみんな。話をすべて聞いてくれて、「うちの子もそうだったよ」と優しくアドバイスをしてくれました。みんなのおかげで、深刻に悩むことはなくなり、少しずつ前向きになることができたんです。
私には話せる場がある。でも、他のお母さんたちは? お経をあげる中で、そんな考えが浮かびました。子育ての悩みを分かち合って、一緒に元気になれたらいいなと、幼稚園の送り迎えのとき、お母さんたちに挨拶することから始めました。
毎日続けていくうちに、ママ友が増えていき、たわいもない話から子育ての悩みまで話し合えるようになってきたんです。「私も悩んでる。一緒に解決していこう」と、霊友会の教えを伝えていくと、ママ友の1人が入会。つどいに一緒に参加するようになりました。
彼女は、お子さんがわがままで、言うことを聞いてくれないと悩んでいました。「誰かに聞いてほしくても、他県から引っ越してきたから周りに友達がいない。ずっと寂しかった」。そんな心の内をつどいで話してくれた彼女。つどいが終わる頃には明るい表情で「声をかけてくれて、うれしかった」と言ってくれました。私も本当にうれしくて……。これからも何でも話し合って、一緒に子育てを頑張っていこうと、あらためて感じました。
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
まさか、そんな過去があったとは…
仕事の関係で知り合った、70代男性のKさん。プライベートでも食事に誘ってくれて、仕事や結婚の悩みを聞いてもらうようになりました。その度に元気をもらい、何事にも前向きに取り組めるようになったんです。
ある日、ふとした会話からKさんが「実は、息子が 17歳のときに事故で亡くなったんだ」と話してくれました。いつも明るくて、優しくアドバイスしてくれるKさん。まさか、そんなにつらい過去があったとは……。一緒に息子さんの供養をさせてもらいたい。いつも励ましてくれるKさんに恩返しがしたい。そう思い、霊友会の教えを伝えると、Kさんは入会しました。
今、Kさんと毎月つどいをする中で、何でも話し合ってお互いに影響し合える関係になってきたと感じています。今後も年代や立場に関係なく、いろんな人に声をかけていき、一緒に幸せになる仲間を増やしていきます。
※写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。
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