今月の
特集

2024.3.1

一人ひとりが誰かのチカラに。
みんなで「TAS(タス)+」!

令和6年 青年部決起のつどい in 弥勒山
2月10日〜11日

とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)―「TAS(タス)+」を合言葉に走り出した霊友会青年部。「青年部決起のつどいin 弥勒山」には、地元で新しい人を誘って関わってきた青年たちが数多く参加した。どんな実感をもって来たのか。どんな決意をしたのか。青年たちの声をお届けする。

  1. Road to MIROKUSAN.01〜05
    ―弥勒山に誘いたい友達がいて、何度も声をかけています。続きを読む
  2. INTERVIEW.01―10年ほど前に知人に導かれて霊友会に入会した私。続きを読む
  3. INTERVIEW.02―「弥勒山っていうパワースポットがあるんだけど、一緒に行かない?」。続きを読む
  4. MESSAGE―みなさんと一緒に修行したこの1泊2日続きを読む
  5. Restart〜これからの決意〜―今回の弥勒山に参加して、3人の友達がふと頭に浮かびました。…続きを読む

Road to MIROKUSAN.01〜05

Road to MIROKUSAN.01

弥勒山に誘いたい友達がいて、何度も声をかけています。今回も一緒に参加したくて、食事に誘って、「俺、お前と一緒に弥勒山に行きたいんだ」と伝えました。でも、断られちゃって……。自分に何が足りないのか、この1泊2日でつかんで帰ります。そして、ほかにも誘いたい友達がいるので、どんどん「TAS+」っちゃおうと思います!(T・Yさん 10 代 男性)

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Road to MIROKUSAN.02

息子のママ友をいろんなつどいに誘っています。先日は「うちにおいでよ」と2組の家族を呼んでカレーパーティーをしたり、先週は別のママ友を誘って釈迦殿で開催された「霊友会節分会(せつぶんえ)」に参加しました。みんな楽しんでくれて、喜んでくれてうれしかった。これからも「TAS+」のつどいを開いて、少しずつ仲間の輪を広げていきたいです。(K・Jさん 30 代 女性)

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Road to MIROKUSAN.03

私は、自分の思いを言葉にするのがすごく苦手です。今まで、話をしていても相手から「何が言いたいか分からない」と言われてしまうことが度々あり、友達に霊友会の教えを伝えたいと思っても、なかなか踏み出せませんでした。

そんな中、以前近所に住んでいた年配の女性に、先日、妻と一緒に霊友会の教えを伝えに行きました。夫婦で一緒に誰かに声をかけるのは、それが初めてのこと。緊張しましたが、私の言葉足らずな部分を妻がフォローしてくれたり、妻がとなりにいるというのが心強くて、私も、いつもより自分の言いたいことを言えたと思います。いい返事はもらえませんでしたが、自分自身がすごく前進できた気がしたんです。

1人で悶々(もんもん)としていないで、近くにいる仲間を頼って、一緒に動けばいいんだということを教わりました。これからも、夫婦で力を合わせて、いろんな人に声をかけていきたいと思います。(S・Mさん30代 男性)

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Road to MIROKUSAN.04

地域のつどいに中学校からの友達を誘いました。今まで人を誘った経験がほとんどないので、ちゃんと来てくれるか、楽しんでくれるか不安でドキドキでした。友達も「初対面の人ばかりだから不安」と言っていたんですけど、当日、「みんな優しくて、いろんな人と話せて、普段の生活では味わえない経験ができて楽しかった」と言ってくれたんです。うれしかった。霊友会を一緒にやろうと伝えると、「今はちょっと考えさせてほしい」と言われちゃったけど、これからも彼女のことを思って関わっていきます。(N・Mさん 20 代 女性)

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Road to MIROKUSAN.05

昨年のクリスマス・イブに地域のつどいがありました。こんな日に来てくれる人がいるのかなと思いながらも、一生懸命いろんな人を誘っていると、職場の後輩が参加してくれることに。彼女はすごく楽しんでくれて、終わった後は我が家で家族や先端支部の仲間とケーキを食べながら交流もできて、とても良い1日になりました。

それから、彼女にもっと詳しく霊友会の話をしようと思いながらも、私たちは教員として中学校で働いているので、職場ではまわりの目が気になってなかなか話せない。そうこうしているうちにどんどん日が経っていきました。

でも、今回の弥勒山に向けて、自分自身がもっと実感をつかんで参加したい。そう思い直し、弥勒山の直前までいろんな人に声をかけていました。そして昨日、クリスマス・イブのつどいに誘った彼女に電話し、思いきって弥勒山に誘ってみたんです。すると彼女は、「日曜日に予定があるんですけど……予定をずらして参加しますね」と言って、今日、一緒に来ることができたんです。勇気を出して動いて良かった。最後まであきらめない大切さを実感しました。(K・Mさん 30 代 女性)

INTERVIEW01


加藤凛太郎さん 東京都 33

|   本気で人を思える人になりたい!

10年ほど前に知人に導かれて霊友会に入会した私。離婚した両親に頼らず1人で生きていこうと強がっていた私にとって、親身に話を聞いてくれたり、自分のことを置いてでも人のために動いている霊友会の仲間の姿は衝撃的でした。

自分もそういう人間になりたいと、つどいに参加するうちに、支部の青年部執行部を任されるようになり、身体が弱く人生に悲観的になっていた母に霊友会の教えを伝え、導きました。少しずつ、尊敬する仲間たちのようになれてきたのかなと感じていたんです。

ですが、変われているようで、根本は変われていないんじゃないか。数年前から、そう思うようになりました。支部では、つどいを企画する立場でありながら、自分が友達を誘おうという気持ちになかなかなれない。弥勒山でやる気になって、友達に声をかけようと思っても、仕事が忙しいと自分のことで精いっぱいで、それどころじゃなくなる。その繰り返しでした。

ずっと心に引っかかっていた高校時代の友人Aに対しても、一歩踏み出せないまま。Aから、詐欺被害にあって借金がある、病気の母親や障がいのある兄の介助で余裕がない、仕事が大変……いろんな話を聞いていました。それでLINEで自分なりにアドバイスをしたり、たまに電話して仕事の愚痴を言い合ったり。これなら彼も参加しやすいかもと思い、「Myおせっかい推進委員会」主催の献血のつどいに誘ったりもしました。

でも、彼はすぐに連絡が返ってこないこともしばしば。食事に誘っても、直前で都合が悪くなって会えないし、つどいに誘っても来ない。正直、あまり深入りしてほしくないのかもな。そう思って、それ以上、首を突っ込もうとしませんでした。

そんな昨年の11月、「青年部弥勒山大祭」に参加しました。自分より若い10代、20代の子たちが、人を思って熱く行動している話を聞いて、自分が心底情けなくなったんです。何年も同じことを繰り返して、オレは何をやっているんだ。本当にこのままでいいのか! 変わりたい。今度こそ、本気でAと関わろう。そう決めました。

とにかく、ひたすら彼の話を聞こうと、毎日のようにAと連絡を取り続け、12月、久しぶりにAに会いに行きました。直接会うのは10年振り。彼のことが気になりながらも、そんな長い間会わずにいたことを、あらためて反省しました。食事をして、話をしただけですが、帰る頃には少し彼の顔が元気になったような気がしました。それからもずっと連絡を取り、つどいにも誘い続けています。

今回の「青年部決起のつどいin弥勒山」で、分科会で同じグループになった人にAとの話をすると、「勇気をもらいました。私も頑張ります」と言ってくれました。弥勒山で自分が背中を押されたように、今度は自分が誰かの背中を押せたのかなと思うと、力と元気が湧いてきました。

まだまだ、こんな自分だけど、Aやまわりの人ともっと関わって、本気で人を思える人になっていきたいです。

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“決起”のその後

2月18日、「第六支部青年部のつどい」に執行部として臨んだ加藤さん。「Aは体調不良で来れなくなって残念でした。でも、参加者が来て良かったと思えるように、一生懸命頑張りました。これからも、『TAS+』ができるつどいを仲間と企画して、Aだけでなく、たくさんの人に声をかけていきます」。

INTERVIEW02

 


森田真由さん 大阪府 28 歳                          Y.Hさん 奈良県 29 歳

|   少しずつでいいから親孝行したい。ここにきたからそう思えた

森田 「弥勒山っていうパワースポットがあるんだけど、一緒に行かない?」。

元々同じ職場の先輩だったYさんに、そう初めて声をかけたのは昨年の10月末。軽い気持ちで誘ったんですけど、思いのほか彼が興味をもってくれたので、さらに霊友会の話をしたんです。

いろんな話をする中でお互いの家族の話になりました。すると彼は、幼い頃に両親が離婚したこと、母親代わりとなって育ててくれた大好きな祖母が昨年他界してしまい、今も寂しいことを話してくれたんです。初めて聞く話で、すごくビックリしました。「初めて人に話した」という彼を前に、絶対に霊友会の教えを実践して幸せになってもらいたいって強く思ったんです。

私は幼い頃から、家族をはじめ、支部の仲間や先輩たちに囲まれて育ってきました。Yさんにも、そんな温かい仲間の一員になってほしい。そんな思いから、「この教えでおばあちゃんの供養ができるよ。一緒に親孝行しよう」と伝えると、快く入会しました。

それから一緒に支部のつどいに参加するようになりました。中でも今年の1月にあったつどいでは、初対面の支部の仲間たちが次々に彼に話しかけてくれて、一気にみんなと仲良くなりました。このことがきっかけで弥勒山への興味が一層強くなったようで、今回、一緒に参加することができました。

Y 弥勒山に来るまでは、お経をたくさんあげたりするような、かたい修行のイメージを勝手に抱いていました。だから、こんなに参加者同士でしゃべるの!?って驚きました。でもそれが楽しくて、しゃべりすぎて声が枯れたくらい(笑)。

弥勒山でいろんな人の話を聞く中で、祖母と両親の顔が浮かびました。育ててもらった恩をこれから返していきたいと思っていた矢先に亡くなってしまった祖母の供養はもちろん、両親に対して、これから先、同じ後悔はしたくない。父も母も、ぼくのことを色々と気にかけてくれたこともありました。そのことに感謝して、今まで複雑な気持ちでうまく接することができなかった両親に、少しずつでいいから恩返しがしたい。親孝行ができるように言動を変えていけたらと思いました。

それから、ぼくは放課後等デイサービスの仕事をしているんですが、ときに自分の経験や知識では対応できない事態に直面しても、自分でなんとかしようと無理をしていました。でも、弥勒山でお互いに支え合い、励まし合っているみなさんを見て、もっとまわりを頼ってもいい。もう少し素直で、柔軟になろうと思えました。

森田 初めての弥勒山。彼は地元からだと朝の新幹線に間に合わないので、わざわざ新大阪駅近くで1泊してまで来てくれたんです。そこまでしてくれた彼の気持ちに応えたい、ここで何かつかんでほしい。その一心でこの1泊2日関わりました。彼の話を聞き、一緒に来られて本当に良かったと感じています。もっと仲間の輪を広げられるように、彼が趣味でやっているフットサルの仲間にも一緒に声をかけて、「TAS+」していきます!

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“決起”のその後

2月17日、「近畿ブロックミニ運動会 TAS+のつどい」に一緒に参加した森田さんとYさん。そこには、まわりの人と積極的にコミュニケーションをとるYさんの姿があった。

MESSAGE


青年部部長 前田康喜

|   誰かを誘って参加する。そういう自分に生まれ変わろう!

みなさんと一緒に修行したこの1泊2日、いろんな思いや実感を聞かせていただいて、ほんまに青年部活動って、弥勒山って素晴らしいな。この仲間とならきっと世の中をより良くしていけるって、本気で思いました。

私たちのまわりには、学校や職場など、自分たちの身近なところに、辛い思いを抱えて、毎日生きていくのがしんどい人がきっといます。また、「令和6年能登半島地震」による被害で、今も苦しい生活を余儀なくされている人が大勢います。

そんな中、健康で、無事に弥勒山に来られたことは決して当たり前じゃない。青年部創立70年・弥勒山建立60年の節目の年に、こうして「青年部決起のつどいin弥勒山」に参加できた自分たちには、まわりの人を元気にし、世の中を明るくしていく大きな使命があると思うんです。

私たちは一人ひとり、住んでいる地域も、学校も職場も違います。私の縁で、あなたの縁で、声をかけられる人がきっといる。そして、声をかけるからこそ、相手をもっと知ることができる。自分にできることが見つかる。一緒に成長できる感動を味わえる。私たち一人ひとりが、その可能性をもっているんです。勇気を出して踏み出せば、必ず未来は変わるんです。

だからこそ、「とにかく(T)新しい人を(A)誘う(S)」。つどいに、弥勒山に、1人で参加するのは今日で終わりにしましょう。誰かを誘って参加する。そういう自分に生まれ変わりましょう。

みんなで「TAS+」を実行して、たくさんの仲間と弥勒山に参加する。霊友会の教えを生かして人生を切り拓いていける仲間の輪を広げて、世の中に貢献できる自分たちになっていきましょう。

Restart〜これからの決意〜

今回の弥勒山に参加して、3人の友達がふと頭に浮かびました。彼女たちに霊友会の話をして、つどいに誘います。(K・S さん 10 代 女性)

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ずっと年賀状でやり取りを続けている高校時代の友達がいます。今年の年賀状に、その子の悩みが書いてありました。それからまだLINE でしか連絡をしていなかった自分を反省。地元に帰ったら彼女に会いに行って、「TAS+」してきます。(H・R さん 30 代 女性)

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専門学校時代の同級生で、お互いが社会人になった今も、ちょくちょくLINE している友達。霊友会の話をしたことはなかったけど、今回の弥勒山でみなさんからパワーをもらって、ぼくも声をかけようと思いました。自分が一番友達を誘いやすい、支部の青年のつどいに誘います。(O・Y さん 20 代 男性)

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お付き合いしている彼女を今年中に導いて、結婚する! この教えを生かして、一緒に幸せな人生を切り拓いていきます。(S・K さん 30 代 男性)

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3月の「青年の弥勒山春のセミナー(学生班・青年部入部式)」に参加したいと言ってくれている友達が4人います。当日まで気を抜かないで、友達のことを思って毎日お経をあげ、絶対一緒に参加します!(N・S さん 10 代 女性)

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私は霊友会をしていることを友達に話すのは平気だけど、自分自身が明確な目的をもってやっているわけじゃないので、強く勧めることはありませんでした。「どういう教えなの?」と聞かれても答えられないし……。でも、今回の弥勒山でいろんな話を聞いて、良いと思うかどうかは相手が決めることなんだ、気軽に誘ってみようと思いました。(U・M さん 20 代 女性)

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気になっている友達2人をつどいに誘って、今年はそのうちの1人と一緒に弥勒山に参加します!(F・Y さん 10 代 男性)