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2026.1.1

やると決めたらとことんやる!

岡山県  金﨑 智哉さん 18 歳

岡山県新見市―四季折々の自然や鍾(しょう)乳洞が楽しめ、冬は雪深くなるこの地で、金﨑智哉さんは生まれ育った。4人兄弟の次男。「子どもの頃はヤンチャで、近所のおっちゃんたちによく怒られていた」そうだが、その分、行動力もある。

「高2のとき両親が離婚。心機一転、見知らぬ土地での再出発を決めた父を支えようと、一緒に鹿児島に移りました。高校に行きながら家事をこなし、自分のお金は少しでも自分で稼ごうと思ってアルバイトも。学業との両立は大変だったけど、やるしかないと気合いで乗り越えました。バイトはファストフード店で、最初はたくさん失敗したけど、最後には店舗の代表でクルーのコンテストに出場するほど成長できました」。

高校を卒業後、母親や祖母のいる実家に戻り、建設関係の仕事に就いた金﨑さん。しかし、毎日遠方の現場に通うハードワークで同僚は次々と辞めていき、金﨑さんもとうとう体力の限界に。次の仕事を探していたとき、数年ぶりに参加したのが昨年の「弥勒山大祭」だった。

「いろんな人が話しかけてくれて、『頑張れよ』って言葉をくれました。すごくパワーをもらいましたね。下山後に見つけたのが今のコンビニの仕事。元々接客は好きだし、始めてみて、自分は誰かに頼られるのが好きなんだなって気づいたんです。困ってそうなお客さまがいたら、『何かお探しですか?』と声をかける。普通コンビニじゃそこまでやらないかもしれないけど、自分がやると決めたらとことんやりたい。それで喜んでもらえたときが、本当にうれしいし、達成感があります。

今、ぼくを副店長にという話も出ているので、どんな仕事もできるようになって、もっと成長していきたい。大好きな地元で、これからも頑張っていきます」。