Voice

2021.3.1

彼女と一緒に、一歩ずつ!

笹渕 円加(24歳)さんは、言語聴覚士として病院で働いている。

「1月から担当業務が変わり、主に高齢者を相手に食べる(飲み込む)ことの補助やリハビリをすることになりました。高校生のとき、祖母がリハビリしている姿を通して言語聴覚士の存在を知り、こういう形で人の役に立つ仕事があるんだ!と思ったのが私の原点。そのときの熱い気持ちをあらためて今思い出し、頑張っています」。

支援を必要とする人たちのため。そして、一緒に働く仲間のためにも自分にできることがあると、この1年、頑張ってきた。

「職場での人間関係に悩み、休職していた後輩が昨年の2月に復帰。同じアパートに住んでいることもあり、積極的に彼女と話すようにしました。その中で、彼女の趣味が散歩だと聞き、2人で週1回の散歩を始めたんです。おかげで彼女との距離もグッと縮まり、他愛もない話から、仕事上の不安や困っていることをよく相談してくれるようになりました。以前は暗い表情の多かった彼女ですが、今は職場でも笑顔が増えてきて、私もすごく嬉しいです。たくさんの人の役に立てるように、これからも一歩ずつ、彼女と一緒に頑張っていきます」。

*言語聴覚士…病気や事故、発達上の問題などにより、話す・聞く・食べる(飲み込む)ことが困難な人に 対して支援を行う、医療機関、保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活動する国家資格
*写真はご本人に撮影していただきました。また、取材は電話で行いました。