千葉県　E.Aさん 19 歳

「私は３人きょうだいの末っ子です。昔から家族には何でも遠慮なく言える反面、学校ではみんなにいい顔をしてしまい、あまり自分を出せない性格でした」。

そんなE.Aさんに影響を与えたのは、中学時代のバレー部の顧問だった。

「先生は、チームが成長するために、部員同士で意見をぶつけ合うことを私たちに求めました。相手に遠慮せず、自分の思っていることを言葉にする。時には厳しい指摘もする。最初はそれがすごく苦手でした。でも、強くなりたい一心で先生を信じて取り組んでみたら、少しずつできるように。良いことも悪いことも、正直に言い合える関係ができていったんです。そのときの仲間は今も繋がっていて、私にとっての大きな財産。その経験があったから、今も、人と積極的に関わり、自分の思いや意見をちゃんと伝えることを大切にできています」。

現在、スポーツ健康科学について学ぶ大学２年生。将来の夢は……。

「体育の教員です。でも、できることは何でも挑戦して、その結果目指す方向が変わるならそれもアリかなって。そう思い、スポーツだけじゃなく医療に関わる分野も学んでいるし、大学行事の実行委員や、ボランティア活動にも携わっています。祖父母の代から家族でやっている霊友会の教えは、そんな自分にとってプラスになるもの。お経をあげると自分を見つめ直して、気持ちを整理することができるし、つどいや弥勒山に参加すると、いろんな人の生き方、価値観にふれられて、視野が広がるなと感じています。どんな経験も、必ずどこかで生かされる。そう信じて、これからもいろんなことに挑戦していきます」。