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2024.3.1

人とつながる力を伝えたい

埼玉県  S.Kさん 18 歳

「昨年参加した弥勒山で、青年部入部式以来、5年ぶりに福岡に住む同い年の子と再会しました。お互いに覚えていて、すぐに仲良くなれたんですよ。やっぱり仲間っていいなって思いました」。そう笑顔で話すS.Kさんは、幼い頃から霊友会の教えに親しむ一方で、バスケットボールにも打ち込んできた。

「バスケを始めたのは、小学1年生のときに母から勧められたことがきっかけ。どんどん上達していって、練習をするのがすごく楽しみでした。それなのに小学4年生のとき、突然練習に行くのが嫌になってしまったんです。自分でも理由が分からず、バスケを辞めようと思いました。そんな私を助けてくれたのがコーチ。『しんどいときって誰にでも訪れるから、一緒に頑張ろうよ』と励ましてくれて、別メニューを組んでくれたり、様子を見て見学させてくれたり、私が元気になるまで付き合ってくれました。5年生になる頃にはまた練習が楽しくなって、中学も高校もバスケ部に入部。練習は大変だし、ポジション争いは厳しかったけど、すごく良い仲間に恵まれて、本当に楽しく過ごせた6年間でした」。

そう語るSさんは、スポーツジャーナリストという夢に向かって、この春から大学生として新たな一歩を踏み出す。

「東京オリンピックやサッカーのワールドカップに日本中が熱狂している様子を見て、スポーツの力のすごさをあらためて感じました。それに、私自身ずっとバスケを続けてこれたのはコーチや仲間の支えがあったからで、そういう人と人とのつながりの力っていうのもスポーツの魅力の1つだと思うんです。自分の経験を生かして、いつか日本中を元気にできるジャーナリストになれるよう頑張ります」。