Voice

2021.8.1

思いきって声をかけたら―

何でも話せる幼馴染。やりがいのあるハンドボール部。本当に楽しい学校行事。充実した学校生活を送ってきた藤澤凜大さんは、この春、さらに一歩を踏み出した。

「3月、初めて弥勒山セミナーに参加しました。母に誘われるまま来てみたけど、知らない人ばかり。どうしようって緊張したぼくに話しかけてくれたのが、同い年のNくんです。彼が支部のみんなとの間を取り持ってくれたおかげで、すぐに打ち解けることができたんです。

みんなとじっくり話してみると、クラスでひとりぼっちの子に声をかけた人、医者を目指して猛勉強している人……。ぼくと同世代なのに、人のために行動したり、将来の目標に向けて頑張っていました。すごいな、ぼくも負けないように頑張ろうって刺激を受けました。学校では積極的に友達を増やすタイプじゃなかったけど、いろんな人に話しかけてみたら面白いのかも!って思ったんです」。

藤澤さんは実行に移した。

「あまり話したことのなかったクラスメートに思いきって声をかけました。趣味の話や部活のこととか、ぼくの知らないことをたくさん教えてもらえるし、すごく楽しい。以前より視野が広がったなって感じています」。  

将来の目標を探して、いろんな職業について調べる。クラスでひとりぼっちの人をつくらないために、みんなに話しかけるなど、今、弥勒山で学んだことを生かしている。

撮影場所 豊田スタジアム周辺(愛知県豊田市)/撮影 森照恭
*撮影時のみマスクを外して撮影しています。 *新型コロナウイルス感染予防をして撮影・取材を行いました。