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2024.4.1

自分の経験を次世代に―

和歌山県  S.Sさん 22

この春、新社会人として新たなスタートを切るS.Sさん。話を聞いた3月上旬、目前に迫った新生活に向けて希望に胸を膨らませていた。そんなSさんの家は曾(そう)祖父母の代から霊友会をしており、自身も幼い頃から教えを実践している。

「大学1年生の冬から、支部の青年部執行部として活動するようになりました。つどいの司会だけでなく、弥勒山では運営に携わって人前で話をしたり、グループミーティングでリーダーをしたり……。初対面の人とも接する機会が増え、充実した3年間でした」。

そうした活動が、昨年、就職活動をする彼の背中を押すことになる。

「大学2年生のときに決めた将来に向かって、ずっと勉強をしてきました。今こそ成果を出すときだと気合を入れて面接に臨んだんですけど、初対面の面接官を相手に緊張することなくリラックスして質問に答えたり、自己PRをすることができたんです。直前までの不安がウソみたいでした。これって、つどいや弥勒山でたくさんの人とふれ合ってきた経験が生きてるんだろうな—。ずっと当たり前のように霊友会をしてきたけど、こうやって日常に生かしていける教えなんだって初めて実感しました」。

無事に採用試験を突破し、目標だった道に進み始めたSさんはこれからの目標をこう話す。

「今年の1月から支部の学生部責任者をしています。学生のみんなが霊友会で学んだことをそれぞれの生活に生かしていけるように、自分の経験を伝えながら支えていきます」。

写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。