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2021.5.31
納得いくまで 作品に向き合えたのは―
「物心ついたときからずっと洋服が大好き。服飾の道に進みたくて、専門学校で 3 年間勉強してきました」
金子楓香さん(21歳)は現在、専門学校を卒業して就職活動中。洋服のデザイン画と資料を広げて、コンセプトやこだわりの部分を語る姿は、本当に生き生きとしている。
「課題では期限までに試行錯誤しながらデザイン画を起こして、講師のOKが出たら実際に服の製作に取りかかるんです。途中で力を抜いてしまうと、作品のレベルが目に見えて下がってしまう。私はもともとめんどくさがりなので、楽をしたい、妥協したい気持ちと常に戦ってきました。
やっとできたデザイン画がやり直しになったり、思うように服が縫えなくて、心が折れそうになったことも。そんなときは、つどいで支部長や先輩たちに話を聞いてもらって、元気をチャージしていました。あきらめずに、納得いくまで作品に向き合える自分になれたのは、みなさんの支えがあったから。本当に感謝しています」。
目指すはファッションブランドのデザイナーだ。
「いつの日か、着た人が幸せになれる服が作れるように、頑張ります」。
*学内のショーで最優秀賞を受賞した金子さんの作品。
龍のモチーフは日蓮宗総本山 身延山久遠寺(山梨県)の天井画にヒントを得た
*撮影場所 蘇我スポーツ公園周辺(千葉県千葉市)/撮影 森照恭
*3月24日に撮影しました。
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