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2025.4.1

自分の殻を破って、もっと
成長する1年にしたい!

佐賀県  森 美和さん 20

佐賀県唐津市にある加部島(かべしま)。玄界灘(げんかいなだ)の荒波から港を守る防波堤のように位置し、古くは「壁島」とも呼ばれた島で、森美和さんは母親と兄と3人で暮らしている。

「私は幼い頃から、2歳上の兄やその男友達とばかり遊んでいて、ヤンチャだったと母から聞いています。保育園を抜け出して1人で家に帰って来たこともよくあったみたい。でも、実は人見知りですごく内気な性格でした。同級生の女子たちになじめず、小・中学校ではいじめられて不登校になった時期もあったんです」。

そんな森さんにとって大きかったのが、母方の祖父母の代から家族で実践している霊友会の教えと仲間たちの存在だという。

九州や大阪でのつどい、静岡にある弥勒山。いろんなところへ母が車を運転して連れて行ってくれました。そこで出会う人みんなが優しく話しかけてくれて、同年代の友達ができ、年上のお兄さんお姉さんたちとも仲良くなれた。毎回、参加するのが楽しみになりました。また、お経をあげると前向きになれて、不思議といい縁に恵まれて……高校では友達ができて、楽しく過ごすことができました」。

母子家庭でずっと頑張ってきてくれた母を助けようと、高校卒業後、兄と同じ地元の運送会社に就職。自分の殻を破って、成長しようと頑張っている。

「仕事をする以上、人見知りだ、内気だなんて言っていられない。どんどん自分からコミュニケーションを取って、1人で抱えたり判断したりせずに、チームで協力して動くことが大切なんだと、毎日、実感しています。

母のためにと頑張って働き、今年、家を建てた兄を見習って、私も母や兄、近くに住む祖父母、まわりの人のためにもっと動ける人になりたい。今年は、霊友会に興味をもってくれている友達と一緒に弥勒山に参加したいです!」。