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2022.1.1

中高生の元気が、ぼくの力の源!

「親にも友達にも相談しづらいことを聞いていくのが、ぼくたちの役割だな。そう感じながら今、学生のつどいを開いたり、支部や中高生の自宅に足を運んでいます」。

こう語るのは、支部の学生部責任者として日々、中高生と関わっている和田隼輝さん(22歳)。コロナ禍でオンラインを中心につどいをしてきたが、限界を感じるようになったと言う。

「オンライン上では元気そうに見えても、直接会ってみると、『実は…』と、友達や先生との関係で悩んでいる子は多いんです。どこまで力になれるか分からないけど、一対一でじっくり話を聞いて、ぼくなりのアドバイスや、自分の経験を伝えています。そうやって関わってきた子が元気になってくれると、自分のことのように嬉しいんです」。

和田さんは、「元気になっていく中高生の姿から逆に力をもらって、ぼくも職場で頑張ろうと思える」と話す。

「職場の先輩たちとは10 歳以上離れていて、最初はとっつきにくかったんですけど、自分から話しかけたり、休みの日に遊びに行ったり、積極的に関わりを持つようにしました。その結果、職場の雰囲気がこれまで以上に良くなったんです。自分から動いて周りを変えていける、そんな中高生のみんなの手本となるような生き方をしたいですね」。

※撮影場所 岡崎城(愛知県岡崎市)/撮影・太和田光一郎
*撮影時のみマスクを外しています。 *新型コロナウイルス感染予防をして取材しました。