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2025.8.1

みんなが“ホッと” できる
場を増やしたい!

千葉県 M.Sさん 26 歳

生まれ育った実家のある湘南の地での撮影。真夏の太陽がギラギラと照りつける中、爽やかな笑顔で頑張ってくれたのが今回の表紙モデル、M.Sさんだ。

「ぼくは社会人1年目のとき、自分のメンター(新入社員や若手社員の成長をサポートする役割を担う先輩社員)になったAさんとの関係に悩んでいました。年齢が20歳以上離れていて、何でも気軽に相談できるって感じでもないし、話がかみ合わないことが多かったんです。そんな状況が変わったのが2年目。ぼくの部署にメンバーが増え、歳の近い先輩が何人か入ってきました。Aさんとの間にうまく入ってくれたり、いろんな相談に乗ってくれたり、すごく助けられて……。そのとき、話を聞いてくれる、寄り添ってくれる人がいるって大事だなと実感したんです」。

自分の感じたことを生かして、Mさんは今年、あることを始めた。

「自分と同じような思いをしている若手社員がいたら力になりたい。そう思って、会社の若手に声をかけて、部署の垣根を超えた飲み会を開くことにしました。最初は人が集まるか不安だったけど、回を重ねるごとに、『こういう場が欲しかった』『いろんなことを話せてスッキリした』と喜んでくれる人が増えてきました。

もう1つ、同時期に始めたのが、自分が主催するつどいです。青年部活動で仲良くなった支部の仲間と一緒に、それぞれが誰かを誘って、みんなで楽しく飲んだり食べたりするつどい。そこに、ぼくも会社の後輩を誘いました。『楽しかったです。会社以外でもこういう場があるっていいなと思いました』と言ってくれて、すごくうれしかった。これからも、みんながホッとできる場を増やしていきたいです」。