Voice

2022.3.1

つどいには、より良い人生を歩むきっかけがある

 4歳の息子を育てながらスイーツ店を経営し、フランス語の個人授業も行っているブレッシャ=ヴァネッサ・カデナス=サンチェスさん(34 歳)。自分の可能性を信じ、様々なことに挑戦している彼女は、16年前、従兄に勧められて霊友会に入会した。

「会員とつどいをする中で、他人の話を聞かず自分の意見を押し通そうとしたり、親に反発したりと、わがままな人がたくさんいました。支部長に相談すると、『あなた自身が変わりなさい』と。私が?と、最初は受け入れられませんでした。

どこを変えればいいのか教えてほしい。毎日お経をあげ、つどいを続けていくうちに、私も夫や支部長の言うことを聞かず、わがままだった。ケンカしてばかりの両親に反発していた……。自分こそ変わらなければいけないと、少しずつ思うようになったんです。

自分が悪いと思ったら謝る。人からのアドバイスを素直に聞く。そして、自分の話を一方的にするのではなく、会員の話を聞くように心がけ、『一緒に頑張ろう』と伝える。何年もかけて少しずつ自分の態度を改めていきました。

会員と関わるようになって10年以上経った今―。穏やかな性格になったり、親孝行するようになった会員が増えてきました。私自身、育ててくれた両親やいつも支えてくれる夫と支部長に心から感謝し、『ありがとう』と言える自分になれたんです。つどいは、より良い人生を歩むきっかけがつかめる、素晴らしい場。コロナ禍の今こそ、ペルー青年部の仲間と力を合わせてつどいを開いていきます」。

※撮影場所 リマ市内
*今月の「Voice」はご本人がお持ちの写真を提供していただきました。また、取材はオンラインで行いました