東京都　 M.Kさん 20 歳

M.Kさんは、歴史や文化、景観などさまざまな視点から日本の魅力を見つめ直し、新たな発想と企画で観光名所を生み出す“観光デザイン”を学んでいる大学２年生だ。

「中学生のとき、家族旅行で沖縄のホテルに泊まったんですけど、まだ幼かった妹と2人でいるときに妹がぐずりだしたんです。せっかくの旅行なのに……。そう思っていたら、近くにいたスタッフさんが駆け寄ってきて、スッとしゃがんで妹と同じ目線で話しかけてくれました。些細（ささい）なことも見逃さず気配りできるその姿がかっこよくて、私もこういう仕事がしたいって思ったんです」。

都内のホテルでインターンシップを受けるなど、順調に目標へと近づいているMさんだが、元来、自他ともに認める引っ込み思案な性格だという。

「自分の気持ちを上手く表現できなくて、何度も人間関係に悩まされてきました。でも、高校３年生のときに出演したナキワラ！全国ライブで主張したこと。昨年の妙一会お花まつりや弥勒山セミナーで運営者をし、みんなで１つの目標に向かって努力したこと。苦手なことに挑戦する中で、少しずつ自分の意見を言えるようになってきました。そして今、『いろんな人と関わるし、相手を思って自分から動かないといけないときもある。Kがやりたいホテルの仕事にも、きっと役立つはずだから』という支部長の言葉に背中を押されて、青年部執行部として頑張り始めたところです。目標を実現できるようにいろんなことにチャレンジして、何でも吸収していきたいです！」。