What’s
つどい
2020.8.31
「この一歩から」
ダンス&トークのつどい on Zoom
オンラインで人と繋がりながら、運動不足も解消しちゃお う!と、5月にスタートした「『この一歩から』ダンス&トークのつどい on Zoom」。2 週間に 1 度、日曜に開催され、東北、関東、中部、九州など、各地から青年が参加しています。
このつどいを企画・運営しているのは、学生を中心とした若手メンバー。つどいを開く中で頑張っていることや、感じていることがたくさんあるそうです。8 月某日、『明法』スタッフが2人の青年に電話でインタビューしました。
視野が広がる絶好の場!(埼玉県 永瀬由美子さん 大学1年)
「『この一歩から』のダンスを練習するつどいをするから、司会をしてくれない?」。5月、青年部執行部の方にそう誘われました。当時は緊急事態宣言で外出自粛中。人と接する機会がなかなかもてなかった時期です。気分転換になるかなと、軽い気持ちで引き受けました。
実際にやってみると、一緒に弥勒山の運営者を務めた古門桜和ちゃんと再会できたし、同じ支部の仲間や初対面の人、たくさんの人とふれ合える。おまけに、ダンスで運動不足も解消できる! すごく楽しくて、桜和ちゃんと一緒につどいの内容を考えるようになりました。
つどいに参加してくれた人が楽しんでくれるように、LINEでダンス練習の反省会をしたり、トークテーマやゲームの内容を話し合っています。その中で「今回参加してくれたあの人も運営に入ってもらったら面白くなりそう!」と、参加者をスカウトすることも……。みんなで知恵を出し合って企画したつどいで「楽しかった」と言ってもらえると、頑張ろう!という気持ちがますます強くなります。
司会としても、つどいの最中、参加者に積極的に話しかけています。たくさん話してくれる人もいれば、黙ったままでなかなか話せない人もいます。どうしたらいいんだろうって、最初は戸惑いましたが、先輩たちが根気強くその人に話しかける姿を見て、そうか!と。なるべく具体的な質問をしたり、前回のつどいで聞いた話をもとに話題を振ったり、試行錯誤しながら相手が話しやすい雰囲気をつくるように心がけました。
そうしたら、少しずつ心を開いてくれるようになったんです。先日、「一生懸命、自分に関わってくれたのが嬉しかった」と言ってくれたときは、本当に胸がいっぱいになりました!
また、社会人の話が聞けたり、おすすめの本を教えてもらったり、今も自宅でオンライン授業を受ける毎日の中で、つどいは視野を広げられる絶好の場になっています。周りを見ると、本来なら大学でたくさんの人と関わって、多くのことが学べるはずなのにと、落ち込んでいる人がたくさん。つどいにもっと大学生を誘っていきたいです。
みんなを元気にしたくて!(山口県 古門桜和さん 高校1年)
私は人と関わるのが大好き! なのに、弥勒山セミナーが中止になり、高校も休校になって人と会えなくなりました。寂しいな、早くたくさんの人と触れ合いたい!という気持ちが日に日に強くなっていきました。そんな5月、執行部の方に誘われて、つどいでダンスを教えることになったんです。
もともと3月の弥勒山セミナーで披露するはずだった「この一歩から」のダンス。もうできないと思っていたから、みんなで踊れて楽しいし、お互いの顔を見ながら話せるのが何より嬉しかったんです。
ある日、つどいの後に永瀬由美子ちゃんが「今日は元気がなかったけど、どうしたの?」と連絡してくれました。実はその頃、恋愛関係で悩んでいたんですけど、親には恥ずかしくて相談できないし、友達と話しても解決策が見つからなくて、すごく落ち込んでいたんです。由美子ちゃんに相談したら、年上ならではのアドバイスをいろいろしてくれて、スッキリしました。私を見てくれている人がいるんだって思えたんです。
私も由美子ちゃんのように、誰かの力になりたい−。もっと周りの人を元気にしたくなって、学校が再開した後は、クラスメートとどんどん関わっていこうと決めました。
入学してすぐに休校になったから、クラスメート同士がほぼ初対面。早くみんなが仲良くなれるように一人ひとりに話しかけていったり、誕生日の子がいたらクラスみんなで祝ったり、元気がなさそうな人がいたら声をかけたり……。思いつくこと全部、やってみました。そうしたら先日、ある友達が中学のときいじめられていて、学校が楽しい所だと思ったことがなかったことを打ち明けてくれました。
「桜和ちゃんと出会って、高校ってこんなに楽しいんだなって思えた」。そう言ってくれたときは、涙が出るぐらい嬉しかったです。
本音を話したい人は他にもたくさんいると思うんです。学生だけのダンス&トークのつどいを開いて、そこに学校の友達も誘っていきたいです。
「この一歩から」ダンス&トークのつどいon Zoomは、こんなつどい
2週間に一度の日曜の夜、ビデオ会議アプリ「Zoom」を使用して開催しています。『開教100年』青年部の歌「この一歩から」のダンスをみんなで練習。古門さんのレクチャーのもと、楽しみながらダンスを覚えることができます。練習の合間に、ゲームやフリートーク。近況や今ハマっていることなど、何でも話す中で、参加者同士の距離がぐっと縮まります。和気あいあいとした雰囲気で、ダンスして、話して、人とふれ合えるこのつどい。興味をもった人は、ぜひ参加してみて!
*【お問い合わせ】本部・青少年活動部 TEL:03(5563)2503 Mail:ehara.tatsuya@reiyukai.or.jp
*写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。