What’s
つどい
2020.5.31
今こそ人とのつながりを強く
直接会えなくても、人とふれ合うことができる。何でも話せる。そんなオンラインのつどいが今、各地で開かれています。その中から、「東北ぶっちゃけつどいオンライン」を紹介します。
つどい開始5分前から、岩手、宮城、秋田、山形、福島の青年たちが続々とビデオ通話に入ってきました。仲間との再会を喜び合ったり、お子さんと参加する姿にほっこりしたり……。わくわくしながらつどいの開始を待っていた参加者たち。ついに時間がきて―。
A(男性):つどいを始めたいと思いますが、いいでしょうか。
全員:はい!
A:久しぶりに「ぶっちゃけつどい」ができて、すごく楽しみだなって思っています。まずはみなさんの近況を順番に聞かせてください。
B(女性):病院勤務なので、これまでと変わらず仕事が入っているんですけど、子どもの幼稚園が来週火曜から休園になるんです。どうしようかなって思っています。
C(女性):うちも学校と幼稚園がどっちも休みになっちゃって、仕事と子育てをどう両立させるか、主人や職場の上司に相談中です。
そんな状況ですけど昨日は母の誕生日だったので、ケーキを作ってお祝いしました。あ、うちの子が何か話したいみたいです。
Cさんの息子:ほら!船を作ったよ。
全員:すごい!上手!
C:私たちからは以上です(笑)。
D(男性):私の現状は、ぶっちゃけて 言うと、飲食店を閉めることになりました。メインターゲットが外国人と大学生だったので、秋まで集客が見込めないからやむを得ず。残念なんですけど、いつか再開する気持ちはあるので、今は知人の紹介で在宅の仕事をしたり、英会話の勉強に力を入れています。
それと、以前流行ったエクササイズを始めました(笑)。先が見えなくて不安ではあるんですけど、できることから始めています。
E(男性):先が見えない不安はぼくにもあって。自動車業界なんですけど、仕事が自粛要請で休業になったし、これからもっと厳しくなってくるのかなと思っています。会員さんのことも心配だから連絡をとろうとしても、なかなかつながらないんですよ。会いに行こうにも行けない状況の中で、みなさんはどうやって会員さんと接していますか?
C:私も遠方に会員さんがいて、会い に行けないなってあきらめていたんですけど、このオンラインつどいを思い出して、自分の支部でもやってみることにしたんです。いろいろ話したり、私の子どもたちがビデオ通話に出る姿を見て、元気になってもらえたみたい。メールでやり取りしている会員さんもいます。あきらめずに、声をかけていけばいいんじゃないかな。
こんなときこそ、「Myおせっかい」
A:みなさんの話を聞いていると、大変な状況の中でも自分にできることを頑張っているんだなって感じました。こんなときこそ「Myおせっかい」やってるよっていう方、いますか?
C:今、私の職場でマスクを作って配る活動をしていると話したら、主人が「俺もやってみたい」と。手先の器用さを生かしてマスクを作って職場につけて行ったんです。
主人の職場は障がい者の相談支援と自立訓練を行っている施設なんですけど、新型コロナウイルス感染症の影響で講師を招いての訓練ができないし、どうしようかと困っていて。そこで主人がマスクを作ったことを話したところ、マスク作りの講師をしてはどうだと言われたんです。主人は試行錯誤して、障がいがある方でも簡単に作れるようなマスクを完成させて、その作り方を教えることになりました。職場でしたおせっかいが、思わぬところにつながったなって、うれしくなりました。
F(女性):私も「Myおせっかい」やりました。この前、大阪の支部長から「医療従事者の防護服代わりの雨合羽(あまがっぱ)を寄付してほしい」と連絡があって。仲間に呼びかけたら、「東日本大震災のときにお世話になったから、少しでも力になりたい」って、すぐに雨合羽を買いに動いてくれたんです。無事に200着を大阪に送ることができました。
あと、うちの支部では動画リレーをやっています。手洗いチャレンジとか、星野源の歌に合わせて甥っ子たちと楽器を演奏したりとか、そういうのをみんなに送って、少しでも笑いを提供したいなって。欲しい人がいたら送りますよ(笑)。
D:いいね! この危機的状況乗り越 えていくために、今こそ人とのつながりを強くする時なのかもしれないね。自分の趣味や、飼っている猫の話、何でもいいからみんなと共有すれば、それで元気になれる人がいるだろうし、より親密になれるんじゃないかな。
F:やりましょう、動画リレー。まずはA先輩が最初に動画をアップして、次にアップする人を指名してください。
A:じゃあ、やってみますか!
みんなで話すうちに、一緒に新しいことを始めるきっかけが生まれる。そんなつどいになりました。
今は「東北ぶっちゃけつどい」から新たにヤングミセスのつどい、霊友会活動の相談ができるつどいが生まれ、ますます盛り上がりを見せています。
参加者の声
先が見えない不安や新型コロナウイルスに対する恐怖をずっと感じていました。今回のつどいでみんなに気持ちを打ち明けられて、気持ちがだいぶ楽になった気がします。直接会えなくても、心でふれ合うことができるつどいを、自分もやっていけたらいいなと思います。
*発言はつどいの一部をまとめたものです。*トップの写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。*写真は、別の日に行われたつどいの画面です。本文の登場人物とは一致しません。