What’s
つどい

2020.9.30

第九支部青年のつどいon Zoom

今、各地で広がりつつあるオンラインつどい。これをいち早く活用してきたのが第九支部青年部だ。4 月から毎月、青年部と妙一会、それぞれにオンラインつどいを開催してきた。9 月 5 日には、その特別版とも言えるつどいも開催された。このコーナーでは、8 月に行われたつどいに潜入。どんな会話が飛び交っているのか、どんな人が参加しているのか、取材してきた。

オンラインつどいにもある! 気づけるチャンス

A(20代・女性) 私は保育士をしてるんですけど、6月から子どもたちも段階的に登園するようになりました。感染予防を徹底しながら、子どもたちが笑顔で過ごせるように頑張っています。

B(30代・男性) 今日はどうして参加しようと思ったの?

A やっぱりみんなの顔を見たかったからですね。

C(30代・男性) ぼくも同じような理由ですよ。実は参加するか迷ってたんですけど、久しぶりに参加してみたらやっぱり雰囲気があったかいし、つどいって良いなって思いました。

B 何かあったの?

C 3月から新規事業を立ち上げる部署に異動になり、日々自分たちを追い込みながら成果を出そうと頑張ってるんですけど……。コロナ禍でリモートワークが主になって、9人いるメンバーの内の1人が、みんなと意思の疎通が図れず孤立しちゃったんです。
誰もその人に悪意はないのに、ぼくらの言うことを全部ネガティブに捉えちゃう。こっちから歩み寄ろうとしても全然心を開いてくれなくて。その雰囲気が嫌で、なんかぼくも落ち込んできてしまって……。

D(10代・女性) 私は今、大学1年で、まだオンライン授業なんですね。性格や考え方がまだよく分からないみんなと共同で進める課題は、意見が全然まとまらなくて大変でした。オンラインって便利だけど、それだけじゃうまくいかないこともあるんだなって。でも、そういう経験をできたことが良かったなって、前向きに考えるようにしています。

E(30代・男性) 俺、自分で言うのもなんだけど、人がいい部分があって。悩んでる後輩とかがいたらすぐ相談に乗るんですよ。相手の話を真剣に聞いて、一生懸命アドバイスします。責任もって、最後まで付き合うよって気持ちで接することを心がけてるんです。

 ぼく自身、過去に人間関係で苦い経験をしました。だから、同僚に対して、昔の自分を見てるようで、もどかしかったのかもしれません。でも、どうしようと焦るばかりで、ちゃんと寄り添えてなかったのかも。本当に相手のことを思って関わっていけるように、今日からまた頑張っていこうと思います。

 つどいに参加すると、いろんな人の話を聞けるから、あ、こういう考え方もあるんだって気づけるチャンスがいっぱいあるよね。ぼくも、毎日お経をあげて絶えず自分を見つめ直しながら、こういうつどいの場を生かして頑張っていこうと思いました!

【こんな仲間が参加しています】

一人ひとりとしっかり顔を合わせて(宮崎県 24歳 男性 中学校講師)

以前から何度も誘ってもらい、今回、初めて参加しました。プライベートで外出することも減ってしまい、人とゆっくり話す機会がなかったんです。だから、離れていても、いろんな人と話せて、自分を振り返る時間をもてるってすごく大切だなと感じました。コロナ禍でもみなさんが前向きに生きている姿勢に、ぼくも元気をもらいました。

最近、東京で働いている大学時代の友人のことがふと心配になって、久しぶりにLINEをしてみたんです。そうしたら、「ありがとう」って言葉が返ってきて……。こういう状況だからこそ、逆に繋がりを深められる機会なのかなと思います。

生徒たちの中には、休校中、友達と会えなかったり、楽しみにしていた学校行事が中止になったりで落ち込んでいる子が多いです。学校が再開してからは、今まで以上に生徒とのコミュニケーションを大事にしています。一人ひとりとしっかり顔を合わせて、話を聞いて、彼らの力になれるように頑張ります。

いま感じていることや経験していることを忘れずに
(島根県 19歳 女性 大学生)

私は東京の大学に進学したんですが、今年度はすべてオンライン授業が決定したので、上京して1週間で実家に逆戻り。このままじゃ友達もできないと思い、Twitterで「#春から◯◯大学」と打って同じ大学の人を探して自分から連絡を取ったら、たくさんの人と繋がることができました。そうして友達になった子と何かあるたび声を掛け合っています。相手も喜んでくれるし、私も心強いです。SNSの良さを感じました。

オンラインつどいも、どこにいても参加できるのが良いし、いつもみなさんが優しくて、緊張することなく楽しめています。つどいにはいろんな境遇の人、様々な視点をもった人がいて、とても勉強になります。相手の立場に立って考えるという、当たり前のようで難しいことを霊友会で学ばせてもらっている気がするんです。

感染が収束した後も、いま感じていることや経験していることを忘れずに、これからもっといろんな人と関わって、社会に貢献できる人になっていきたいです。


*発言はグループ別ミーティングの一部をまとめたものです。
*写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。