What’s
つどい

2021.3.1

自分なりのつどいで、
まわりの人を笑顔に、元気に
〜オンライン全国青年のつどい
from弥勒山・トークライブから〜

全国の仲間たちとつながって、元気になれる場をつくりたい! そんな青年たちの思いから、弥勒山と個人デバイスをオンラインでつないで「オンライン全国青年のつどいfrom弥勒山」が開催された。
弥勒山で行われたトークライブ。樋口拓也青年部部長代理を司会に、前田康喜青年部部長、青年部執行部の大柿菫さん、宇佐見剛康さんが出演。弥勒山の良さ、地元で頑張っていることなど、ざっくばらんに、楽しく語り合った。そのトークの一部を紹介する。

※写真左から樋口拓也さん、大柿菫さん、前田康喜青年部部長、宇佐見剛康さん

樋口 今回のトークライブは弥勒山からお届けしているということで、まずはみなさんの弥勒山の思い出を聞きたいのですが、前田部長はどうですか?

前田 高1のときに弥勒山で出会ったお兄ちゃんが忘れられないんですよ。当時、ぼくは人としゃべるのがものすごく嫌いで、弥勒山も嫌々来ていて。誰とも話したくないから、わざと怖い感じの顔をつくっていたんです。そんなぼくに、知らないお兄ちゃんが「どこから来たん?」「クラブ何してるの」って、ぐいぐい話しかけてくる。ぼくのことを思ってくれていたんですけど、当時のぼくは「お前に教えて何の得があるねん」って、ほんまに申し訳ないことを言ってしまったんですよね。また会えたら、謝りたいです。

大柿 今日の配信、見てくれているかもしれませんよ。

前田 それならうれしいな。お兄ちゃんのように、関わってくれた人たちがいたから、ぼくは少しずつ変わってこれた。あのお兄ちゃんみたいにおせっかいな人になるのが目標です。

宇佐見 ひとりの人をほっとかずに声をかけちゃうお兄さん、お姉さんっていましたよね。俺も学生の頃、社会人のお兄さんが声をかけてくれて、仲良くなったなあ。
あと、弥勒山は普段できない話ができるところがいいなって思います。プライベートでは社会問題とか、世界平和とか、そんな話はしないじゃないですか。でも、弥勒山だったら真面目に話し合える。人のために頑張ろうって、前向きになれるんですよね。

前田 それはありますね。友達とか、新しい人と一緒に来ると、ものすごい熱量で本音で話ができる。地元に帰ってからも、これまで以上の深い関わりができますよね。

大柿 それ、私も友達と一緒に参加したときに経験しました。数年前、友達がなかなか就職が決まらなくて、どうしようってすごく悩んでいたんです。弥勒山でいろんな人と話したら何かヒントがもらえるかもしれないし、前向きになれるかもしれない。「絶対に一緒に行こう」って、熱く伝えたら参加してくれたんです。

前田 ひとりで来た弥勒山と比べてどうだった?

大柿 全然違いました。弥勒山で友達と一緒に過ごす中で、それまで彼女が私にしてくれたことを思い出して……。高校受験をあきらめていたとき、その子が夜遅くまで勉強を教えてくれたなとか、私が落ち込んでいたときはいつも励ましてくれたなとか。感謝の気持ちがこみあげてきて、そのまま伝えました。これからも支え合っていこうって、二人で泣きながら誓い合ったんです。
地元に帰ってからも一緒につどいや行事に参加しました。友達は前向きに就職活動に取り組むことができて、無事に就職先が決まりました。それが、自分のことのようにうれしくて、彼女との絆がすごく強まったと感じています。

樋口 相手のことを思って、寄り添ったことが、巡り巡って自分の幸せにつながる。そういうことに気づける弥勒山はすごいところですよね。次の弥勒山セミナーまでの間、地元で何ができるか考えていきたいんですけど、普段の生活で取り組んでいることはありますか?

大柿 今は大人数で集まるのは難しいので、 オンラインのつどいを支部で開催して、そこに友達を誘っています。心がけていることは、つどい終了後3分以内に、身近な人に連絡して、近況を聞いたり、霊友会の話をすること。これまで弥勒山では「下山後3日以内に決めたことを実行する」って聞いて実行してたんですけど、オンラインなら3日じゃなくて3分だなって。これを、今日参加してくれているみんなでできればいいなと思ってます。今日のつどい終了後、やってみませんか?

一同 やりましょう!

宇佐見 俺はコンビニの店長をやっていて、バイトの子たちと仕事の打ち合わせをするんですけど、仕事の話は10分で終わり。残りの50 分はいろんな話をするようにしています。趣味の話からはじまって親との関係だったり、家の問題だったり。気持ちが高ぶって、泣いちゃう子もいますけど、相手の気が済むまで話を聞いたら、スッキリして前向きになってくれる。それで、今度はバイト仲間を気にかけて、話を聞いている姿を見ると、本当にうれしい。この連鎖が続いて地元が良くなっていくように、これからも人と関わっていこうと思います。

樋口 宇佐見さんなりの「Myおせっかい」ですね。最後に前田部長はどうですか?

前田 ぼくは、どんなときもつどいをしようと意識しています。職場の休憩時間、みんなスマホを見ていて人と話していない。この雰囲気を変えたいなと思って、ある後輩に「元気?」と声をかけたんです。そうしたら「コロナで土日は家を出ていないから、仕事と家を往復するだけ。けっこうしんどいです」と。そんな気持ちでいたのかってびっくりしたんですよ。
後日、ゆっくり話を聞いたら、「コロナで帰省も自粛するから、年末年始はひとりぼっちで寂しい」と言う。これは絶対にほっとかれへんな、何か力になれたらなと思って、「一緒に霊友会やろう」と声をかけました。今、一緒に活動しています。
彼と関わってみて、表には出さないけど落ち込んでいる人は多いなってあらためて感じました。普段のちょっとした時間に人と話していくのが大事やなと思います。

大柿 みなさんの話を聞かせてもらって、地元でちょっとしたことから人のためにできることがあるなって気づきました。

前田 形にとらわれない、自分なりのつどいの輪を広げて、まわりの人を笑顔に、元気にしていきたい。一人ひとりが地元で動いた実感を次の弥勒山セミナーで共有して、また地元で頑張る原動力にする。そんな動きをつくっていけるように、みんなで頑張りましょう。