What’s
つどい

2020.4.30

力を合わせて、乗り越えよう!

不要不急の外出、イベント・集会を自粛する風潮の中でも、人とふれ合える機会をつくりたい! 関東で行われてきた夕べのつどい「木夜」のメンバーが、パソコンやスマートフォンの通話アプリを使ったオンラインつどいを始めたそうです。これまで経験したことのないつどいにわくわくしながら、つどいを覗いてみました。 

4月2日の午後7時30分、オンラインつどいがスタート。近況報告や新年度に始めてみたいことを話し合いました。

今こそ、新しいことを見つけるチャンス!

A(30代・男性):Bくん、居酒屋での仕事は最近どうですか?

B(20代・男性):売り上げが半分以下ですね。居酒屋は客が入ってなんぼなのに。今、土日も暇になったし新しいことを始めてみようと思っています。調理師資格の勉強とか。

C(30代・男性):その考え方、いいね。自分も閉塞感が漂う中で気持ちが落ち込むことがあるけど、今こそ新しい生き方を見つけるチャンスなのかなって思っていて。何か勉強するとか、今必要な情報を集めて、「この動画が良かったよ」ってみんなに薦めるとか。いろいろ試行錯誤しつつも、楽しみながら日々過ごしています。
Aさんは落ち込んだりしてないですか?

A:有名人が感染したり、亡くなった ニュースを見ていると、あー、自分もかかるのかなって落ち込みますね。感染症の何が怖いって、自分が発症していなくても感染しているかもしれなくて、周りの人にうつすかもしれないところですね。母が70歳をこえているから、自分がしっかり予防するとか、できることを一つ一つやっていかなきゃいけないなって。

あ、Dくんが入ってきたね。Dくん、お疲れ様です。

D(20代・男性):お疲れ様です。帰宅中なんですけど、今は車を駐車場に停めて話してます。

A:最近どう?

D:大学生のつどいも、友だちとの飲 み会も中止になりました。今年いっぱい、何もできないのかなって不安ですね。ゴールデンウィークにバーベキューのつどいを予定していたのに。

B:収束したらやろうよ。みんなにも呼びかけておくから。

D:そうですね。大学生のつどいも、何とかやりたいんですけど。

C:こういう時こそ、ビデオ会議ができるアプリを使ってみたらどうかな。「Dくん、新しいこと始めた!」ってみんな新鮮に思うかも。

D:人が集まるかな、っていう心配はありますけどね。

C:最近知ったんだけど、SNSはいかに1対1の関係を増やしていくかが大事なんだって。「つどいやります」っていう告知を複数人に一斉送信されてもあまり響かないけど、自分ひとりに直接「参加してね」って呼びかけてくれたら、「頼まれたし、参加するか」ってなるよね。

D:そうか。やってみます!

重大な局面。みんなで一つに!

つどいが始まって1時間ほど経った頃、1人、また1人と参加者が増えてきました。

E(20代・女性):こんばんはー!

全員:Eちゃん、お疲れ!

C:最近どう?

E:在宅ワークやってます。スーツ着なくていいし、通勤もないから時間に余裕もって仕事できる!

D:俺は家にいると作業が進まないから、そんなに前向きに仕事できるってすごいな……。

A:Fさんも入ってきたね。こんばんは!

F(20代・女性):こんばんは! わあ、たくさんいますね。

A:Fさんは病院勤務でしたよね。今、大変じゃないですか?

F:本当に大変です。知らないうちに感染を拡大させちゃうこともあるので、出歩くのは控えています。

C:そうなんだよね。正直、自分も3週間前まで甘く見てたよ。高齢者や持病のある人にうつさないように、医療崩壊しないように、日本国民が一つになって拡散防止に努める重大な局面だと思う。自分たちにできることは、極力外出しないことなんだけど、それをどう乗り越えていくか。新しい発見とか、価値観とかをみんなでシェアできたらいいな。

E:そうですね、みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう!

今思いついたんですけど、土日こそみんな家にいるんだから、またオンラインつどいやりませんか?

A:いいですね!オンラインなら関東に限らず、全国各地の人ともできるからぜひやろう!

新型コロナウイルス感染症への不安や閉塞感の中で落ち込んでいた人もいる中、前向きに今を過ごしている人たちとふれ合う輪に入ってみて、元気をもらいました。

気軽にできるオンラインつどい。みなさんも始めてみませんか?

*今後の開催予定はインナートリップセンター東京〈03(5563)2515〉まで。*写真はイメージです。本文の登場人物とは関係ありません。*発言はつどいの一部をまとめたものです。