What’s
つどい

2025.7.1

香川県 青年たまりBar

ここには言葉をくれる人たちがいる

香川県 青年たまりBar
~6月6日 香川県高松市~

参加者の表情が、すべてを物語っている。説明は要らない。これほどまでにそう感じたつどいは初めてだ。しかし、そこは腐っても『明法』スタッフ。文字で魅力を伝えるのが我々の使命だと、ふんどしを締め直し、気合いを入れてリポートする。

香川県で毎月開催されている「青年たまりBar」。お経をあげた後、食事をしながら、自由におしゃべりをする。内容はいたってシンプルだ。

このつどいの大きな特徴が、“青年しかいない”こと。これまで『明法』で取材したどのつどいよりも、若く、エネルギーがある。そこにいるだけで元気をもらえるような、前向きなパワーの溜まり場だ。

10代の学生がワイワイ賑やかに、20代はノビノビと。そして、経験豊富な30代がどっしり構える。実に絶妙なバランス。つどいを仕切るリーダーたちの役割や、美味しい料理を準備するメンバーの献身性も見逃せない。

そんな中でも、最大の魅力はやっぱり“人”なのかもしれない。1年前に友達に誘われて入会し、毎月つどいに参加しているという22歳の女性がこう語る。

「みんなが優しく声をかけてくれる。初対面の人とも、初めて会ったとは思えないほど親しくなれる。すごく居心地が良くて、楽しい。1人で参加したとしても、絶対に独りにならない安心感があります。

私は昔から自分に自信がなくて、『私なんて』が口癖でした。ここにいる仲間は、そんな私の良いところを見つけてくれて、褒めてくれます。〝言葉〟をたくさんくれる人たちなんです。最近は自分に自信をもてるようになってきて、マイナスなことをあまり言わなくなってきました」。

新しい仲間も自然に溶け込めて、お互いを思い合う温かい人の輪がどんどん広がっていく。四国ブロックでは他にもさまざまなつどいが開催されているが、どのつどいにも、そんな良さがあるに違いない。