Global Voice

2019.7.24

もう二度と誰も
悲しい思いをしないように―

世界各国に広がっている霊友会の教え。スリランカでは2019年に法人登録15周年を迎えました。今回はそんなスリランカの青年、プラタジニ・マティパラシンガムさん(20歳)をご紹介します。

彼女が生まれた20年前、スリランカではまだ内乱が続いていました。

「街のあちこちに遺体が放置されていたのを、子ども心に覚えています。本当に悲しく、苦しいことだなと感じていました。だから5年前、父や亡くなった竹内與惣吉支部長、ニルマラ支部長から霊友会の話を聞いたとき、もう二度とそういうつらいことが起きてほしくない。亡くなった人たちの供養がしたいなって思ったんです」。

そんな気持ちで始めた霊友会。現在、彼女の生活になくてはならないものになっているそうです。「私の父は学校の教員をしており、忙しい毎日を送っています、私も自分の将来のために勉強をしているため、なかなか生活のリズムが合いません。だけど、毎朝、お経をあげる1時間を確保することは約束していて、それが父と一緒に過ごせる貴重な瞬間になっています。だから私にとってのお経は、温かい気持ちになれる、大好きな時間でもあるんです」。

そんな彼女は今、取り組んでいることがあるそうです。様々な事情で親と過ごせない子どもが暮らしている、親のいない子どもたちの施設にお手伝いで足を運んでいるとのこと。

「施設の子どもたちはどうしても、施設の仲間だけで固まる傾向があって、他の人とうまく接することができないんです。勉強に興味のない子も少なくありませんでした。私は、子どもたちに少しでも前を向いて歩いていってほしい。家族で暮らせない悪い環境を変えてほしい。そう思い、施設で子どもたちを集めてつどいをするようになったんです。最初は興味のなさそうな子どもたちでしたが、1回、2回とつどいをする中で少しずつ変わってきました。表情も明るくなったし、物事に意識的に取り組む姿を見せるように……。『マイペースでわがままだった私が他人のことを思えるようになれたんだ』。私の話に興味を持ち、入会する子も増えました。少しずつですが、この教えを通して幸せになろうという輪が広がっているところです」。

彼女は今後の目標をこう語ってくれました。

「私は内戦があった地で暮らしていますし、周りには道を誤った青年も増えています。一人でも多くの青年に霊友会の教えを伝えて、亡くなった方の供養を一緒に実践し、社会の役に立つ青年になっていきたいです」。

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