社会を学ぶ

 声をかけた人たちと共に、人と地域を良くする行動を起こす。そんな「Ourおせっかい」に取り組む青年たちを紹介するコーナー。今月は「献血のつどい」に参加した青年の声を紹介します。

|   血液供給のピンチ!今こそ、青年のアクションが必要

 10代から30代の献血者数は、この10年で約4割も減少しており、全献血者に占める若い世代の割合は減少しています。「日本赤十字社 東京都赤十字血液センター」ホームページから

 輸血に使用する血液は人工的に造ることができず、長期保存もできません。1日あたり約1万4000人の献血が必要と言われており、持続的にストックを確保しなければいけません。

 その上、病気の治療などで輸血を受けている人の約85%は、50歳以上。少子高齢化が進んでいる今の日本では、輸血を必要とする高齢者の人口が増える一方、献血可能な若い世代の人口が減少しています。このまま少子高齢化が進んでいくと、安定的に血液を供給できなくなるのです。

 私たちの、そしてこれからの世代の命に関わる献血不足の問題。みんなで真剣に考え、行動することが必要とされています。日本赤十字社のホームページから近くの献血ルームや献血バスの場所を探し、誰かを誘って献血に行く。献血のことをまわりの人に話し、問題を共有する。できることを見つけて、取り組んでいきましょう。

|   一人ひとりの一歩を大きな力に!

 昨年12月18日、関東ブロックMyおせっかい推進委員会が霊友会本部で開催した「献血のつどい」。全国的に輸血用の血液が不足している現状やその理由を多くの人に知ってもらい、世の中のために行動を起こす仲間の輪を広げようと、日本赤十字社の協力も得て開催された。

 献血について学ぶサロン、社会貢献をテーマにしたミニつどいを行ったほか、霊友会本部第一ビル前に献血バスを配車し、つどいの参加者や、街頭で道行く人に協力を呼びかけた。

霊友会本部第一ビル前の周辺で、道行く人に献血の協力を呼びかけた

献血をする青年たち

日本赤十字社の講師から、献血について学ぶサロン

 

参加者の声

 スタッフの1人として企画から関わりました。現在だけでなく、将来的にも輸血用の血液が不足する懸念があることなどを知って驚きました。また、このつどいに参加してほしい、社会に貢献したいと熱い気持ちでまわりの人に声をかける仲間の姿に勇気をもらい、ぼくも友達に声をかけることができました。ぼく自身もっと世の中のことに関心をもって、これから人の役に立てる仲間の輪を広げていきたいです。(20 代・男性)

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 献血って怖いイメージがあって、今までしたことがありませんでした。でも、地元の駅前で声を枯らして献血を呼びかける人を目にする度に、私も力になれないかと思うように……。そして、今回の「献血のつどい」で、「その一歩で救われる命があるんです」という講師の熱いお話や、人のために動いている仲間の青年部の姿にふれて、勇気を出して献血をすることができました。怖かったけど、誰かの役に立てたのかなと、少しだけ自分を誇らしく思えました。(20 代・女性)

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 前回の「献血のつどい」(2021年11月開催)に参加し、1人でも多くの人に関心をもってもらいたいと思っていたので、今回はいろんな友達に声をかけました。その中で、今年導いた友達が、用事の合間をぬって献血に駆け付けてくれました。彼は献血をするのが初めて。「自分の身体を使って、誰かの役に立てるって気持ちいいね」と喜んでくれて、ぼくもうれしくなりました。自分1人の力は小さいけど、一人ひとりが誰かに声をかける一歩を踏み出し、その輪を広げれば、大きな力になるんだと実感しました。(30 代・男性)