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ボランティア

2023.12.1

Our おせっかい
沙弥島(しゃみじま)清掃活動・福祉体験学習プログラム
11月12日

|   My おせっかい推進委員会× 三者の会
    コラボレーション効果でOur おせっかいパワー倍増!

 美しい瀬戸内の風景を堪能できる場所として知られる香川県・沙弥島。地元の青年たちは、「さぬき瀬戸パートナーシップ(※1)」に参加し、コロナ禍だった時期を除いて2012年から毎年、島の海岸清掃を行っている。今回は合計164人が集まり、うち31人が初参加!

砂浜は一見ゴミがないように見えても、砂に埋もれていたりするから清掃が大変

 2019年からこの活動に携わってきた30代の男性スタッフはこう話す。

 「ゴミを捨てない人づくりをテーマに、この活動を継続してきましたが、他の地域で取り組んでいるOur おせっかいを知るうちに、もっと多方面の社会貢献にふれられる日にできないだろうかと考えました。そこでもち上がったのが『香川三者の会(※2)』とのコラボ。手話講習会や高齢者疑似体験なども盛り込むことができて、参加者にいろんなことを経験していただけました。たくさん支援してくれた壮年有志の方々の力も大きかったと思います。これからもお互いの活動を尊重し合いながら、みんなでOur おせっかいを広げていきたいです」。

清掃場所近くの万葉会館で行われた手話講習会の様子

 参加者たちは、この活動を振り返ってこう語る。

 「車椅子での介助講習では、こんなに細かなことまで気配りしているんだと、相手目線で考えることの大切さを教えてもらいました」。「義母が初めて参加してくれました。楽しんでもらえたみたいで、これからもいろんな場に誘っていきたいです」。

 昼食には地元名物の「しっぽくうどん」が振る舞われ、心も体もあったまる1日となった。

さまざまな年代が清掃活動に参加

※1…行政と県民が協力して、香川県内の海岸環境を守る活動で、現在は地元の小中学校やNPO法人など39団体が参加。パートナーとなるには、年2回以上の活動を2年以上継続することが条件で、翌年の活動計画書の提出、前年の活動報告も義務づけられる。

※2昭和52年(1977)に発足。「三者の会」は、障がいのある人、その家族・介護者・介助者、ボランティアの「三者」が、お互いの立場を尊重し、支え合いながら、すべての人が生まれてきて良かったと思える地域社会をつくることを目的に、全国各地で啓蒙活動を行っている。