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REIYUKAIボランティア

REIYUKAI
ボランティア

2020.3.31

信頼に応えたい!続けることの大切さ

東京都大田区に住む、矢竹眞弓(やたけまゆみ)さん(66歳)は、霊友会の仲間と立ち上げた、社会福祉活動を推進する「たんぽぽの会」で長年ボランティア活動を行ってきた。

平成8年に「たんぽぽの会」が発足してから今日まで、社会福祉法人「大久保学園」で、仲間と共に毎年2回、施設の庭などの清掃や、入所者の方と一緒になって、授産作業の補助を行うボランティアをしている。

矢竹さんに話を聞いた。

※入所者・通所者の方たちと一緒に、授産作業の補助をおこなう「たんぽぽの会」の仲間。左から落合さん夫妻、浦川さん、矢竹稔さん

 大久保学園は、霊友会の先輩で支部長でもあった故・大島三之助さんが、大久保学園第二代理事長の大久保實さんと一緒に開設に尽力した、千葉県船橋市にある知的障がい者の入所施設と通所授産施設です。

 平成8年、ボランティアを始めた当初は、夏祭りや文化祭といった地域の方との交流の
場で、屋台の手伝いをしたり、施設の清掃をしたりと、年4回ほどの活動でした。

 現在は、大久保学園と地域の方との交流も盛んになり、夏祭りや文化祭は私たちがお手伝いしなくても、地域の人たちのボランティアで賄えるほど地域に根付いてきました。

平成20年「ありがとうこだま基金」が設立され支援の対象になった。

「古かった設備を新しくできます」と、職 員の方たちから感謝の言葉をいただきまし た。特に平成年に千葉県で発生した竜巻に よる災害ではビニールハウス等が全壊し、甚 大な被害がありました。この時にも「ありが とうこだま基金」から支援があり、とても感謝されていたのを覚えています。

「細く・長く・楽しく続ける」の精神でボラ ンティアを続けてきた矢竹さんだが、60歳を迎えて次の世代に引きついでいくことも大切と考え、2年前から大久保学園の担当責任者を橋本令子さん(48歳)に引きついだ。

※「たんぽぽの会」の仲間と庭の清掃奉仕。後ろ左から3人目が橋本令子さん

 ボランティアは行う方も受ける方もお互いの信頼関係が大事だと思うんです。責任者は交代しましたが、信頼に応えられるように、これからも元気なうちは続けていきますよ。

と、矢竹さんは話してくれた。

※矢竹眞弓さん(左)と夫の稔さん(右)。4年前から地元・大田区の高齢者施設でもボランティアを始めた。その施設の利用者から贈られた手作りの感謝状が宝物