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REIYUKAIボランティア
REIYUKAI
ボランティア
2020.2.5
奉仕の心を繋ぐ
自分の気持ちを豊かにしてくれる
「ありがとうこだま基金」は、さまざまな事情で学校に行けなくなったり、生きることさえ困難になっている子どもたち、お年寄り、障がいのある人たちなどへの支援活動に使われるとともに、支援をしている個人やグループ・団体に贈られる。
今号では、「ありがとうこだま基金」が支援する団体の一つで、恩師小谷喜美先生が 勤労奉仕をされていた社会福祉法人恩賜財団慶福育児会「麻布乳児院」で活動を行っている会員の皆さんをご紹介します。
「麻布乳児院」は、様々な理由で養育 ができない0歳から3歳くらいまでの 乳幼児を預かり、両親の代わりに養育 する施設。昭和29年から恩師小谷喜美 先生が先頭に立たれ、国友婦人会が中 心となって、手縫いで作った幼児用の おむつやお菓子などを慰問品として届け、清掃などの勤労奉仕を行ってきた。
現在も、霊友会の会員が中心になって清掃や草むしりなどの奉仕活動を行っている。平成26年、「麻布乳児院」から、子どもたちのために「滑り台」を作りたいという要請があり、「ありがとうこだま基金」で支援することに。
私は支部のつどいで奉仕活動に誘われて参加するようになりました。こうやって続けていけるのは、小さな子どもたちからの「いつもありがとう」という言葉なんです。私を必要としてくれているんだなと、元気が湧いてくるんです。ボランティアは、自分の心も豊かにしてくれます。 畑沢容子さん(埼玉県所沢市・58歳)
初めは「近い場所だし行ってみようかな」と、軽い気持ちで引き受けたんです。小谷恩師が始められたと知って、今日まで続いていることに感心しましたが、同時に、次の時代を担う青年たちにも奉仕の心を繋げていくことが大切なんじゃないかと考えるようになりました。だから、こんな私でよければ、おせっかいかもしれないけど手伝わせてもらうわと、自分が率先して手伝うようにしています。 山田千依さん(東京都港区・72歳)
奉仕の心は青年にも伝わっているようだ。田島大地さん(東京都大田区・31歳)が話す、
私が「麻布乳児院」に初めて行ったのは中学生の頃。高校生くらいまでは、支部の仲間とボランティアの後に、お昼を食べに行ったり、遊んだりするのが楽しみで参加してたんです。
でも、続けていくうちに施設の方々から信頼され室内清掃なども任されるようになり、継続することの大切さを感じるようになりました。自分たちのしていることに誇りを持ってこの活動を続けていきます。