こんなところがあったんだ！　今回は、思わずそう驚いてしまうような、霊友会釈迦殿のすぐそばにあるスポットを紹介します。

　東京都セルプセンター（※）の協力で、平成13 年（2001）に霊友会福祉センター内にオープンした福祉ショップ「はるかぜ」。障がい者の職業能力開発と就労支援のために、約30カ所の障がい者就労支援施設の商品を無償で、常時展示・販売しています。「はるかぜ」に商品を納品している就労支援施設の職員からは、「商品の製作者と一緒に来ると、買った人が喜んでいた様子や感想も教えてくれて、彼らの自信と次の製作意欲につながるんです。いつも温かく受け入れてくれて、こんな場所はなかなかありません」と大きな反響があります。

　そんな「はるかぜ」で扱う商品はバラエティー豊か。ある就労支援施設の商品は、“磨く” のが大好きな障がい者の個性を生かそうと製作された、繊細な研磨技術で見事に仕上げる木工の箸置き（写真）。施設の方によると、製作者本人もやりがいを感じ、毎日夢中で製作に勤しんでいるとのことです。

　買い物をすることで、障がい者の自信や社会に出て自立する力につながっていく。ぜひ「はるかぜ」に足を運んでみませんか。心のこもった職人技の冴（さ）える商品が、あなたを待っています。

※障がいをもった人たちが働く就労支援施設の支援として、安定受注や販路拡大を行っている組織。セルプはセルフヘルプ（自助自立）からつくられた造語。

※「はるかぜ」に商品を置きたいという東京近郊の施設・団体からのご要望を受け付けています。お気軽に下記までお問い合わせください。

★福祉ショップ はるかぜ LINE UP（一部）★

木工箸置き　￥600

手織りポーチ（仏具入れ）　￥2,900（￥1,600 ～各サイズあり）

スマホスタンド　￥1,200

木製ポストカード　￥300

お弁当袋　￥500　ランチョンマット　￥400

カスタネット　￥700