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REIYUKAIボランティア

REIYUKAI
ボランティア

2019.10.1

寄り添い、支えあう。共に生きるということ

「ありがとう こだま 基金」の支援先でボランティア活動をするのは福田晴彦さん(66歳・京都府舞鶴市)。フリースクール「聖母の小さな学校」で、二十数名の学校OBの父兄と霊友会の会員有志とともに、定期的に校内の清掃活動や、スポーツフェスタなど校内イベントの手伝いを行っている。

私は25年ほど前に、転勤で家族と共に舞鶴に越して来たのですが、当時、小学6年生の息子はクラスに馴染めず不登校になってしまいました。中学校には行けませんでしたが、「聖母の小さな学校」に通うようになり、息子は徐々に明るさを取り戻しました。そして、地元の高校に入学し卒業することもできたんです。

そのことへの感謝と、梅沢秀明(「聖母の小さな学校」代表)夫妻が教師を辞め、私財で「引きこもりや不登校で悩む子供たちを助けたい」と「聖母の小さな学校」を立ち上げて運営していることに共感し、同じ気持ちをもつ人たちと、何か手伝えることはないかと始めたのが活動のきっかけです。今年で15年になります。

ボランティアを始めてからしばらくして、「ありがとう こだま 基金」が設立され、支援を受けられるようになりました。学校が資金面で苦労をしていましたので、支援金が決まったときはとても励みになりました。

この機会に霊友会の仲間にも声をかけて一緒にボランティアを行うようになったんです。「悩んでいる子どもたちのために、少しでも力になるなら」と、多くの人が共に活動してくれています。

これまでにたくさんの方々の協力を得て活動してこれたことには感謝の気持ちでいっぱいです。一人ひとりの力は小さくても、寄り添い、支えあうことで大きな役割を果たすことができると実感しています。