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REIYUKAI
ボランティア

2024.11.1

「能登半島豪雨」被災地へ
復興支援ボランティア

 9月21日~23日、石川県能登半島地方を豪雨が襲った。元日に発生した「令和6年能登半島地震」からの復旧もままならない中、被災者に追い打ちをかけるような被害をもたらした。

 9月23日、能登半島地震からの復興支援活動に取り組んできた霊友会会員たちの「チーム北陸インナートリップ」に、霊友会が応援している石川県白山市の社会福祉法人「佛子園」から災害復旧支援の要請が入った。「佛子園」が運営し、高齢者福祉施設を始め天然温泉やそば屋などが地元住民に愛されてきた拠点施設「輪島KABULET(カブーレ)」が床上浸水。市内一帯は泥水に覆われて壊滅状態だった。

 「チーム北陸インナートリップ」はすぐ翌日からボランティアに向かった。県内外から駆けつけたメンバーが「輪島KABULET(カブーレ)」や市内の民家を訪問し、2日間にわたって、泥に沈んでいた家財や畳、食器類などを運び出し、洗浄と清掃を行った。「輪島KABULET(カブーレ)」は被災者の避難施設として9月26日から活動を再開。10月3日からは温泉施設を無料で開放した。


清掃のため、泥にまみれながらも民家から畳を運び出す「チーム北陸インナートリップ」のメンバー


泥で汚れた「輪島KABULET」の食器や調理器具などを洗って消毒する

|   被災地に来てくれた仲間の思いを胸に、故郷の復興につなげていきたい

 石川県輪島市に住む清田和之(せいたかずゆき)さん(62歳)は、自身も被災者でありながら、「チーム北陸インナートリップ」の一員として瓦礫(がれき)の撤去や、チャリティウォークラリーで地元の人々を元気づけるなど、積極的にボランティア活動に参加してきた。そんな中、再び豪雨による被害が清田さんの住む輪島市を襲った。

 元日の能登半島地震では、私の家も含め、輪島市にあった住居家屋のおよそ半数以上が、半壊もしくはそれ以上という被害を受けました。そんな真冬の被災地へ、霊友会の仲間たちが過酷な道路事情を超えて、生きていくために必要な物資を自ら届けてくれました。そのとき私は、仲間たちの心意気に感動し、人を思う霊友会の教えの良さを、あらためて実感しました。私もすぐにボランティア活動に参加するようになりました。

 あれから、少しずつでも生活を立て直そうとしていた矢先の豪雨災害でした。私たちにはなすすべもなく、地域住民の中には荒れ果てた能登から仕方なく離れる決意をした人もいます。

 ですが、私の職場の後輩や市役所に勤める娘をはじめ、輪島に残ってくれた若い人たちはあきらめず、夢や希望がもてる街を再建しようと立ち上がったのです。そんな彼らを、私も微力ながら、自分にできることで支えていきたいと思います。みなさんからいただいたご支援とお心遣いに、心から感謝しています。


チーム北陸インナートリップのみなさん。 能登半島地震・豪雨災害復旧支援ボランティアについてのお問い合わせは、インナートリップセンター名古屋TEL 052-223-1710まで


 

令和6年9月能登半島豪雨
「ありがとう こだま 基金」から義援金

 9月21日から23日にかけて発生した「能登半島豪雨」で亡くなられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災されたみなさまへ心よりお見舞い申し上げます。

 霊友会では、被災地の復旧・復興活動に取り組む認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)を支援するために、「ありがとう こだま 基金」から義援金500万円を贈りました。


10月9日、小林勉総務理事(写真左)から認定NPO法人難民を助ける会(AAR Japan)堀江良彰理事長(写真右)に目録を手渡した