- TOP>
- ボランティア一覧
REIYUKAIボランティア

REIYUKAI
ボランティア
2024.5.1
「北陸に笑顔を!能登を元気に!」
令和6年 能登半島地震支援活動 1
七尾市
1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」で一瞬にして多くの人の生活基盤が破壊された。石川県内での死者は245人、住家被害は約2万3千棟以上(※)に上る。
霊友会では、「ありがとう こだま 基金」から1000万円の災害義援金を贈った他、各地の会員らが支援物資を送ったりと人的支援を続けている。主要道路の復旧が進んできた現在では、会員が直接現地に赴く支援活動も始まっている。
そうした中、北陸の会員を中心とした「チーム北陸インナートリップ」が、「震災復興応援イベント 会いにいこうYo! Noto!!」と題して、 避難所への慰問活動、炊き出しのボランティア活動を行った。
(※)国土交通省ホームページより。令和6年4月12日時点
| 「水が止まり、廃業も考えた」苦境に立ち向かう
人と人のつながり
3月24日、石川県七尾市で、大根福光支部長(68歳)が経営する飲食店で炊き出しが行われた。石川県でつどいを開いている会員が中心となり、青年・壮年合わせて17人がボランティアとして集まった。
断水が続いていた(現在は復旧)七尾市の人たちに温かい食事をと、130食分の牛丼を用意した。
県内外からボランティアに訪れた会員らが、炊き出しで130食分の牛丼をつくる。じっくり煮込んだ鍋の中から醸し出す甘い香りが食欲をそそる
大きな鍋で炊き出し用の牛肉を煮込んでいた大根さんに、今日に至るまでの思いをうかがった。
地震によって店は地盤から傾き、断水も続いていて、営業を再開できる目処は立っていません。無収入の日々の中で、20年以上続けてきた店の廃業も頭に浮かびました。それでも、支部や会員の方々から様々なご支援をいただき、今日までなんとか生活をつなげてきました。本当に感謝してもしきれません。
今回の炊き出しの企画を親支部長の鍛治澤正さんから聞いたとき、頭の片隅では、「自分のことで精いっぱいなのに……」という気持ちもありました。しかし同時に、昔から家族のようにお世話になってきた地元の人たちや、苦しいときも支え、励ましてくれたお客さんたちや関係者の方々が思い浮かびました。
みなさんと出会えたから、今の私がいます。まだ店は開けなくても、困っている地元の人たちに私に出来ることで、助け合っていきたいと思ったのです。
| 元気になってもらいたい!心からの思いが集まった炊き出し
午前11時から炊き出しが始まると、チラシを見た人や口コミで今回の炊き出しを知った人たちが次々に集まってきた。夫婦で訪れた40歳男性は、父方の実家が地震によって住めなくなり、男性の家に身を寄せ合って8人で暮らしていると話す。
我が家は断水が続いていて、食事をつくるのもままなりません。県外から支援に来てくれた給水車から毎日水を自宅まで運び、家族で助け合って日々を生きています。一刻も早く平穏な生活に戻りたい、その一心です。
大根さんの店は家の近所にある馴染みの居酒屋。ご自身も被災されているのに今回炊き出しをしてくださって、本当にありがたいです。家に帰ったら、子どもたちや父、家族みんなでこの牛丼をいただきます。
愛知県豊明市からボランティアに参加した竹田静香さん(42歳)は、叔父と伯母の一家が輪島市に住んでおり、今なお避難所で暮らしているという。竹田さんは、次のように語った。
炊き出しの整理券を配っていると、被災者の方々から温かいお礼の言葉をいただき、たくさんお話ができました。ある女性に、被災した叔父と伯母のことを話すと、「輪島は本当に大変ですから、直接会いに行ってあげてくださいね!」と力強く声をかけられました。
「今日の炊き出しを楽しみにしていました!」と話す被災者。ボランティアと打ち解けて語り合う
避難所にいる叔父や伯母に電話をかけたとき、私の声を聞けたことを2人はただただ喜んでくれたんです。壊滅した地元でこれからどう暮らしていけばいいのか、被災者の心細さが胸に迫りました。
少しでも人の役に立つことができればと参加したんですが、逆に直接会いにいくことの大切さを気づかせてもらいました。ここに来て良かったです。
ここでつくられた牛丼は、七尾湾に浮かぶ能登島の被災者にも手渡された。島に繋がる橋の一つが損傷で今も通行できず、支援物資が充分に行き届いていない現状を受けての支援だ。
被災した能登島の会員宅に牛丼を届けた青年
地震の爪痕が残る被災地で、傷ついた人たちのもとに足を運び、自分にできることに取り組む。今回ボランティアに参加した会員らは、被災地の一日でも早い復興の一助になるようにこれからも支援活動を続けていきたいと話していた。
チーム北陸インナートリップのみなさん