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2022.4.1

【医療法人「ゆうあい会」】きっかけはアルミ缶リサイクル活動。 今では会員と利用者が交流し合う関係に

「親を大切に想い、日を愛しみ、勉強する」という精神で運営する

 霊友会の「ありがとう こだま 基金」の贈呈先の一つ、徳島県徳島市の医療法人「ゆうあい会」。高齢者向けサービス付き住宅「メディハイム佐古」や、介護老人保健施設など7つの介護関連施設、病院、診療所を運営している。

「ゆうあい会」が大切にしていることは「親を大切に想い、日を愛しみ、勉強する」という精神。職員は患者や施設利用者を家族のように思いやることを心がけ、1 日1 日を大切に、良質なサービスを提供するために取り組んでいる。

「ゆうあい会」と霊友会の縁は、徳島県の霊友会会員が地元の人たちから集めたアルミ缶をリサイクルする活動がきっかけとなった。平成24年、アルミ缶を換金して購入した車椅子の寄贈先として、徳島県社会福祉協議会から霊友会に「ゆうあい会」を紹介された。

「ゆうあい会」は地域社会の生活に欠かすことのできない医療・介護事業に取り組んでおり、その活動を応援するために車椅子を寄贈。平成25年からは創立祭などで、「ゆうあい会」に「ありがとう こだま 基金」を贈呈してきた。

 また同じ年から、「メディハイム佐古」に勤務している霊友会会員からの呼びかけに応じて、「ゆうあい会」の職員や施設利用者がアルミ缶などを集めるリサイクル活動への協力を始めた。地元の霊友会会員を含む多くの人の厚意のもとで、平成25年1月〜平成25年12月には約266kgの資源が回収された。


※「メディハイム佐古」で毎週行われるレクリエーションでは、体操やゲーム、音楽鑑賞などを一緒に楽しむ。動画を視聴するための設備費用に、「ありがとう こだま 基金」の一部が活用されている

介護する人も、される人も重宝する介護用品の購入に基金を活用

 平成29年には、霊友会会員が「メディハイム佐古」に慰問に訪れ、「ありがう こだま 基金」の贈呈式も行われた。

「メディハイム佐古」の代表の男性が挨拶に立ち、「交流が始まってからずっと、こうしてスタッフ一同でお礼を言わせていただきたかった。長年のご支援、本当にありがとうございます」と感謝の言葉が寄せられた。

「メディハイム佐古」介護長の河野美波留さん(53歳)に、基金の活用方法について話を伺った。

「ありがとう こだま 基金」は、介護する人も、される人も重宝する用品の購入に活用させていただいています。

 寝たきりの方の介助に必要なリクライニング式の車椅子や、施設利用者の方が毎日使う血圧計の購入。夜勤者が眠れる簡易ベッドや、車椅子に乗ったまま使える体重計などです。

 霊友会の皆さまに、職員一同・施設利用者の方々を代表し、感謝申し上げます。私たちはこれからも、施設利用者をはじめ、一人でも多くの人に笑顔になってもらえるよう、全力で仕事に取り組んで参ります。

 人と社会の役に立つ活動の輪が、「ありがとう こだま 基金」を通してますます広がっている。


※「メディハイム佐古」で毎週行われるレクリエーションでは、体操やゲーム、音楽鑑賞などを一緒に楽しむ。動画を視聴するための設備費用に、「ありがとう こだま 基金」の一部が活用されている


※リクライニング式の車椅子は、施設利用者と職員から好評を得ている