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REIYUKAI
ボランティア
2024.3.1
キミにもできる! ボランティアの すすめ
音訳ボランティアに挑戦!
視覚障がい等、さまざまな理由で文字が読めない人のために、あらゆる情報を音声にして伝える「音訳」。霊友会では、そんな音訳のボランティアを募集し、音訳講習会を実施しています。「そもそも音訳って、朗読とはどう違うの?」「自分にもできるのかな?」。気になる読者のために、昨年、音訳講習会を受講し、今年から音訳ボランティアとして活躍している青年部執行部の加藤里佳副部長がリポートします!
青年部執行部 加藤里佳 埼玉県 29 歳
| 相手を思い、言葉を紡ぐ、優しいボランティア
私の母は介護士をしています。どんなに忙しくても、「利用者さんが笑顔だとやりがいあるよね」と楽しそうな母の姿を見て育ったので、誰かの役に立てるって素晴らしいなと思い、ボランティアに興味をもってきました。そんな中、目に留まったのが『明法』に掲載されていた音訳体験の記事。これならできるかもと思い、すぐに霊友会法友文庫点字図書館に問い合わせて、講習会の参加を決めました。
『明法』の音訳をしている場面。聞き手の気持ちを想像しながら収録する
講習会では、実際に体験してみないと分からない、目の見えない人に伝えるためのさまざまな工夫に驚かされました。例えば、「( )」で括られた文章は「カッコ〇〇トジ」と読んだり、声のトーンを落として読んだりと、場合によってさまざまな読み方をするし、同音異義の言葉は微妙なニュアンスの使い分けが大事で、私たちが視覚で認識している部分もすべて音にしなければなりません。特に難しいと感じたのは4コマ漫画の音訳。セリフと同時に場面も伝えなければいけませんし、なんと最後にはオチまでつけるんです。音訳には訳す人それぞれの解釈があるので正解がないそうなんですが、ベテランの方の音訳を聞くと、情報が整理されていて情景が浮かんでくるんです。私もそんな音訳ができるようにスキルアップしていきたいと思いました。そして今、講習を終えて霊友会法友文庫点字図書館からの紹介で、『明法』の音訳をしています。数人で分担しているので負担も少ないですし、障がいのある方と直にふれあうボランティアだと、知識や経験がないと不安かもしれませんが、音訳は撮り直しができるので、取り組みやすいと思います。
霊友会法友文庫点字図書館の方からアドバイスがもらえるから、やりながらスキルアップできる
収録した音声はPCに記録され、編集などを経て1つの音声ファイルが完成する
音訳を経験する中で、すごく優しいボランティアだと感じました。相手の立場や状況を思って、物事が端的に伝わるように言葉を紡ぐ。実はこれって、日常生活で誰かと接するときにも大切なことなんです。私も今まで以上に、相手を思って話ができるようになってきました。誰かの力にもなれて、コミュニケーション力もアップ。音訳は、そんないいことがいっぱいのボランティアなので、ぜひ一緒にやりましょう!
受講希望の方、詳細をお知りになりたい方は下の「音訳講習会 受講者募集!」にアクセスしてください。