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2024.4.1
青年部旗のもと、青年部が 心をひとつにして世界の平和に貢献する
初めての青年部身延・七面山恩師御宝塔参拝登山修行(以下、七面山修行)は、青年部が発足した年である昭和29年(1954)の7月28日〜8月1日に、男女合わせて430人が参加して行われました。このとき、出発当日に本部講堂で小谷恩師から青年部旗を授与された青年部。青年部旗のもと、異体同心となり、初の七面山修行に臨んだのです。
昭和29 年(1954)7月28日~8月1日に行われた、青年部が発足して初の身延・七面山恩師御宝塔参拝登山修行
この修行に参加された青年部の感想が、当時の『明法』に掲載されています。「七面山山頂でご来光を迎えるとき、会長先生(小谷恩師のこと)から『お題目がバラバラではだめである』と教えていただき、みんなでそろってお題目をあげさせていただいたときに、ご来光を拝むことができました。これは今後、青年部は『和』をもって活動していかなければならないことを教えてくださったものと、深く感じさせていただきました」。
| 自分の源を知り、祖先の恩に報いる
そして、同じ号の「青年に寄せて」というページに、小谷恩師は次のようなお言葉を寄せられています。
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初めての青年部身延・七面山参拝が行われました。昭和の現代、宗祖日蓮大聖人のご遺骨を奉安してある御遺骨堂に、深長かつ盛大なる一大事の祈念をしたことは責任をもって行い、実現すべきです。
努力を忘れず、菩提心を生かし、何事にも感謝で応える。現代の恵まれた時代に育った青年は、その源を知り、祖先の恩に報いなければなりません。仏教の理想は信じて行ずること。青年部はひとつになって、目に見えないところに奉仕することです。
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青年部として初の七面山修行で、修行者一人ひとりに大福餅を手渡し、青年たちを励まされる小谷恩師
青年部旗のもと、青年部が心をひとつにして世界の平和に貢献していくことを願われた小谷恩師の思いをうかがい知ることができます。青年部創立70年の今年、あらためて恩師の思いを心に刻み、行動に移していくときではないでしょうか。そして、一人ひとりの実感をもちよって、多くの仲間とともに七面山修行に参加しましょう。